表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ただ剣聖に育てられただけ  作者: とりだとりぴ
青年期から始生期
8/98

8

この世界は剣聖が数名いる。

何故なら国が認めた1人を剣聖としているからだ。

国は魔物の討伐や対人など総合的判断から剣聖を決めているが、中でも有名な3剣聖、

王剣聖カール、辺境剣聖パウ、大清流滝の都の剣聖ゴードだ。

王剣聖は騎士剣道の究極基礎、パウは大賢者にして剣豪のパレストを祖としたパレスト流剣技、ゴードは人体知識賢者にして剣豪ブラクロウを祖としたブラク流剣技である。

王剣聖の王国は騎士それぞれが強く、歴戦ではモンスターの大量発生を食い止めるなど武勇があり、パレストやゴードも、なかなかの歴戦があるそうだ。


パレストは辺境の都市部に住む中、父は神父だったらしい。

父は相伝された知識から身体を鍛えぬいた剣豪ではあったが剣聖とまでは認められておらず、魔物の発生が少ない地域に住んでいた。辺境の領主から開拓民募集の広告を見て移りすんだことから怒涛の勢いで名を馳せた。


剣聖たちは誰も自らを最強と言いたがらなかった。


師匠たる人たちは皆賢人だった。

おのが命こそ最弱なり、剣聖が剣聖たるゆえんは共通していたのだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ