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ただ剣聖に育てられただけ  作者: とりだとりぴ
青年期から始生期
4/98

4

「イクス、街に行くが、行くか?」

「うん、行く」

彼が転移して名前がつくまでかかったが、"イクス"と名付けられた。

この国のよくある名前で、未来へ、次へ、先へという意味。

「よし、行くぞ」

馬車の御者台に並ぶ2人、となり近所から借りた馬と馬車、おすそ分け程度のニンジンを渡して借り賃にしていた。


となり近所はジャガイモと豆を育てていて物々交換することもしばしばで仲は良好。


ほどなくして、街に着いた、田舎なので風景はほぼ変わらない。教会から5〜6キロ離れた位置に街役場を中心とした賑わいのある場所に着く。


「ありがとうな。」

馬に労いの言葉をかけ、馬車から水袋と木桶を出す、水袋の中から水を木桶に流し込み、水を飲ます。

「うちのニンジンだよ」

馬は穏やかな性格で、一本のニンジンをあげると、

ブルッッと息をした。しっぽはユラユラしていた。

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