表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ただ剣聖に育てられただけ  作者: とりだとりぴ
青年期から始生期
21/98

21

乗り合い馬車が止まる、斬られたやつがたくさん道路にいて通れないのもあるが、乗客が道端で倒れていることに気がついた。


乗客を乗せたままにするとストレスがかかる。

状況、つまり斬られた人が道路にいること、乗客の1人が道端で倒れている旨を話した上で、降りたい人を降ろした。


気になる乗客が数名、確認しはじめる。


「こいつは、いったい?」

わかったことは野盗であること、身元証が無いことや、指名手配犯がいたことがわかった。


「仕方ない、ここらは風笛で近くの部族がいるはずだ、呼ぼう!」


御者は風笛をぶん回す、2時間後、部族の1人が来た。


「なんだ?」

「すまん、こいつの首と俺の伝達手紙を街に届けてくれ!」

「割り増し料金だよ?いいよね、ウチの伝令部族高いんだ」

「仕方ない、これでいいか?」

金貨と御者の好物ウィスキーと塩漬けを伝令部族に渡す。

「毎度あり」


サービスで道の片付けをした部族は、そのまま南へ、"走り竜"の背中に乗り、行った。


「...乗り合い長距離馬車は夜営できないから、行くしかないか、誰かこの寝ているヤツ乗せるから手伝って!」


ドワーフの山まで果てしない旅はまだまだ...続く


風笛は、"クロコダイル・ダンディ"というネタをもとにしてます。

部族は生活苦ではないけど、がめついていうかタクマシイ。

治安維持に貢献していることから、国家治安維持組織から頼もしい存在として友好がある。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ