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ただ剣聖に育てられただけ  作者: とりだとりぴ
青年期から始生期
18/98

18

2日目の夜、(おさ)に成人の儀を(おこな)うので、儀踊場(ぎぶば)に向かうから来るように言われた。


内容は酒を飲み、眠くなるまで踊るとのこと。


板張りの床、建物は木製でしっかりとした家屋だった。

靴は脱ぐようだ。


(おさ)と対面で座り、対面で飲み、「良し、行くぞ」というと脚を絡ませてはねたり、ゆっくり脚を片方ずつ上げ下げをする。


手を上げたり、振ったり、合わせたり、拍手したり、


跳ね、踊るような動きをしていくうちに眠くなり、限界値でそのまま倒れる。翌日の朝、布団の中だ。

成人の儀は成功した。

成功した夜に見た夢は自分に関わる大いなる意思に出会うことが出来る。

成功出来たかは、本人にしかわからないのだ。


こうしてエルフの里を翌々日に出ることを決めた。

提携店の秘密を知り、各地の提携店からエルフの里の商品を頼めることを習った。


次はドワーフを目標にした。


木剣は堅いが壊れる心配をした。


ドワーフの剣聖剣、つくってくれるかな

 

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