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ただ剣聖に育てられただけ  作者: とりだとりぴ
青年期から始生期
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「あっちゅーまにできるっ!森民料理!野菜とはっ!キノコは友達!森民グリン!!!? これ教会にあるやつと同じっ!?」

「ああ、私が書いたやつだなっ!」

辺境開拓地で人気の料理本の著者が目の前にいる事実。


宴は緩やかに始まり、参加者は飲む!食う!笑う!泣く!踊る!

思い出に浸る。


「パウはあの時、剣聖として継承されたばかりでな、前の代のヤツとパウが、里が危機を脱する手伝いをしてくれたんだ。」フルは懐かしむように語る。


それからイクスは、ココに到着するまでの話をした。

「はじめて乗った走りトカゲ、腰がガクガクだったよ。途中であった民族に楽器を習った。ぷにゅぷにゅした果物は衝撃だったんだ。」

「なあ、イクスはパウから剣を習ったのか?」フルが

ききたがったのは強さの秘密だ。

「ん?ぜんぜん。習ってないよ。ただ一緒に降ったんだ」

「降った?」

「そ。」

「ん〜それだけ?見ただけでわかるのか?」

「できないよ?だから何度も降ったし、何度も見た。」


フルは衝撃を受けた。自分は出来ないとすぐに諦めることが多く、続けること成し遂げる人、強い人とは里には少なく知ることが出来ていないことだった。


夜更けは過ぎ、酒を気をつけることができないぐらい楽しんだ。



エルフの隠れ里編は続く

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