表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺らが挑む戦い  作者: J
1/1

待ってろよ 俺の夢

やっと 長引いた怪我が治ってきた。また頑張ろう。ゼロからスタートしよう。

俺は 森沢翼。鳥取県のとある高校3年生。進学をしようかしないか迷ってるこの夏。

この夏は、例年よりも猛暑であり、40度近くになるほどである。夏休みももう少しで終わる25日、親友の田中拓郎と進路相談室にこもってた。「どうしようかなー 進路きまんねーよ」というと拓郎が「お前、陸上は辞めるのか?」少し長い間があいた。決断はしてないのだ。

俺は、2年の時 都大路の1区を走った。29分5秒で当時の日本人2年の歴代最高を作った。だが、3年になると度重なる怪我が続きレースにも出れなかった。小さい頃父親と約束した「パパ、僕箱根駅伝に出て区間賞とるよ」このこともわすれてしまっていた。父親とも話さなくなり、箱根駅伝も見なくなってた。でも、最近 夢で箱根駅伝走ってる自分がいるのだ。もう一度、夢目指そうかな...

10月・・・俺は、東京のある大学にいた。AO入試を受けに来た。作文と面接だけで筆記試験はない。レベルも高いわけじゃない。そして陸上部もない。

俺は、入試会場に早く着いた。構内散策してると、ある場所を見つけた。陸上競技場だ。拓郎がホテルに忘れ物を取りに行って戻ってきて合流した。「なぁー拓郎、陸上部ないんじゃなかったのか?」 「いやー 20年ほど前まではあったらしい 箱根駅伝にも2回出場してるよ」 よく拓郎知ってるなー 「でもさー ここにこれあるのに部活ないのもったいないよね」と拓郎がいってきた。確かにそうだ。環境は、あるのだから弱くても走り続けても良いのではとも思う。

「拓郎さー 俺陸上続けるかも」俺は決心した。「もう一度、駅伝お前と走りたい」

「翼 箱根駅伝出よう この大学で」 お互い陸上を諦められなかった。あの輝いてる舞台にたちたい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ