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魔法って色んなのがあるけど自分の一番の印象はロマンだね!

投稿遅れて申し訳ありません作者の都合によりこれから投稿ペースがかなり落ちることになりました。楽しみにしてる方には本当に申し訳ありませんがご了承ください。


今回やっと街の名前が1回だけでます。



門を通って草原に出た俺は、少し離れたところで昨日本で見た属性の適性を調べる方法を実践してみた。


「えっと確かボール系統のを唱えればいいんだっけか」


出来れば火と水は欲しいなまずは火から


「ファイアーボール」ぽんっ


「あっ出た!」


よっし火は確定だな次は水!


「ウォーターボール」ぽんっ


よし!これで水と火の問題は解決だな後は一気に行きますか


「アースボール!ウィンドボール!ライトニングボール!」ぽぽぽんっ


「これが特典かぁ適正全部とかやり過ぎなんじゃないの?」


便利だからいいんだけども、覚えるの大変だろうな....


そう考えながら俺はステータスのMPの部分だけを確認した。





MP50/60




つまり1回でMP2消費する訳か

ある程度試してから俺はクエストに向かった。






それから俺は薬草と解毒草を大体30本づつ採ったあと、魔力がある程度回復したのを確認して、討伐対象を探すのだったが何処探しても見つからず諦めかけていた頃に、遠くに森を発見した。

遠いと言っても1キロ程度のもので、歩いてもそこまで時間はかからないだろうが、彼処で戦うとなると帰る頃にはすっかり夜になっているであろう。


「どうする、ここで危険を冒してクエストを達成するか。また明日探すか」


その時の俺は魔法が使えるからと調子に乗っていた。だからあんな目にあったのだろう....





皆さんどうもマサヤ・クロノこと黒野雅也です。

現在只今超後悔中です。何故なら...


「グルルルルルル」ノッシノッシ


今目の前を大体俺の2倍はありそうな熊が居座っているからです。

その熊は一般的に噴出熊(ジェットベアー)と呼ばれており、手首の辺りに空気を溜め込み、手の甲から突き出ている骨らしきものから勢いよく空気を噴出し、強力な一撃を放つ魔物である。


「(早くあっち行ってくれ!!)」


「グル?」ジロッ


こっち見んな、ん?なんで戦わないのかって?あんなのナイフ1本で勝てるわけねーだろ!

だ、誰もいませんよー茂みだけですよーだから早くどっかいってくださいお願いします何でもしますから

ん、今何でも(ry

そんな願いが通じたのかそうでないのか知らんが熊は森の奥へと戻って行った。


「.........はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、死ぬかと思ったー」


長い長い溜息をつき、俺は茂みから出て大きく伸びをしステータスを確認した。


黒野雅也Lv6

HP63/63

MP75/130

ATK28

DEF19

INT42

MID35

SPD32

LUK9


スキル ナイフ術、料理、アイテムボックス、鑑定、気配察知、気配遮断、火魔法、水魔法、土魔法、雷魔法、風魔法、無属性魔法、採取


「スキルめっちゃ増えたな...」


喜びたくても精神的疲労のせいでいまいち喜べなかった。


「クエスト終わったあとでよかったよホントに」


そう、あの熊は蛇を倒して森を探索している時に現れたのだ


「あーもうすっかり暗くなったな、おのれ熊吉いつか絶対食ってやる」


そう言いながら俺は最近本で知ったラトリスという名前の街に走って帰っていった。




「グルルルルルル」ギラっ




「うおっ!なんか寒気がした。早く帰ろう」ブルブル






ちなみに、蛇は状態が良かったため高く売れました(但し1匹は取っておく)







「いやー儲かった儲かった。」


今回のクエストでなんと15,944zも手に入ったのだ。

まぁまだ足りないがな

そんな風に浮かれていると、ふと今日のことを思い出した。


「あの熊、どうすっかなー」


どう考えてもナイフ1本であの熊に勝つ事は不可能であるしかし鑑定した時に知ったのだが噴出熊は筋繊維は硬いが手に付いている肉球は珍味なんだとか


「食いてぇなぁ」ジュルリ


思わず涎が出そうになるのを手で抑える俺

ちなみに今は街の中である、つまりそんな行動を取れば...

「ママーアノオニイチャンヘン!」

「コラッ!ミチャイケマセン!」


「グフっ」


とある親子のあんまりな言い草にダメージを受けて我に返った俺は視線が自分に集中しかけていることに気づき、早足で宿に向かった 。


「女将さーん4泊朝夜!」


「はいよ!1600ゼルだよ!」


「はいっ!」


「毎度!」


もう慣れた会話を交わしつつ俺は部屋に入った後1冊の本の内容を思い出した。


「魔道具かぁ」


その本とは魔道具製作についての本だった。

一瞬の便利が魔法だとしたら継続的な便利のことを魔道具という。それは簡単に言えば家具や道具を触媒にした魔導式魔法である。

例えば布にクリーンの魔導式を刻めば周囲の魔力を吸収しその布を魔力が切れるまでクリーンで綺麗なままを維持できる。

それを見た時から俺はある事が頭に浮かんでいた。

それは、あれ?これ陰陽師なれんじゃね?という事だ

しかし、それはすぐ没になった。何故なら物理的に考えて紙投げるとか無理ゲーだろと理解してしまったからである。

しかし、今日遭遇した噴出熊でとあることを思いついたのだ。

そんな感じでまとめている途中で


「晩飯だよー!」


と女将の声が宿に響き渡り、俺の意識は現実に戻された。


「食うか」


食堂に着くとカウンターに座った俺は晩飯を楽しみにしていた。

今回は今日狩ったウィードスネークを調理してもらっておいたのだ。


「はいよ!あんたが持ってきたウィードスネークのステーキさ!」


女将が持ってきた皿に乗ったのは、まさにステーキだった。見た目はどちらかと言うと鳥に近いだが、肉から香るのは胡椒のかかった豚肉の匂いしっかり血抜きがされていて前よりも綺麗に光り輝き見る者の目を引きつける。

一口齧ると分かる前との違い、肉が甘いのだ。ただ甘いのではなく一緒にかけられた胡椒により旨みも際立つ正に完成形の料理だった。

溢れ出る肉の油は、お供のサラダと調和し、油によるコッテリ感もなく、これ以上にない組み合わせと言えるだろう。


「どうだい!美味いだろ、またいつでも持ってきな!」


と、女将が聞いてきたので


「もちろん!」


と俺は元気よく返した。







「はーもう食えねェー」


食べ終わり部屋に入った俺は、食事前の事について思い出していた。


「..........................」


「まあいいや、明日もう1度調べよう今日は疲れた」フワー


俺はそのまま眠りについた。






朝起きた俺は早目に朝食を食べると、とある物の製作を依頼するために商業区に向かった。







俺は商業区のとある店の前に来ている、名前は「グリスの工房」と言う

この場所はギルドのルールブックのオススメ店舗一覧で紹介されたところだ。ここにはドワーフの鍛冶師がいるらしいのだが

「急げ!」

「寝てんじゃねぇ!起きろ!」

「はいっ!すいません親方!」

「鉄が足りねぇ!石炭もだ!」

「おい誰か依頼してこい!」

「人手が足りねぇよ!」


うわぁなんかこの後継見たことあるぞぉ?


「おい!そこのお前!お前だよ!後ろ向いてんじゃねぇ!」


どうやら自分が呼ばれているらしい、(イキタクナイ)


「何ですか?」


「お前冒険者だろ?ひとつ頼まれちゃくれねぇか?」


「何をです?俺はまだFランクですよ?」


「あそこは、Fランクでも問題ねぇ頼みたいのは鉄鉱石の採取だ。今はまだあるんだがそれでも依頼の本数分は足りないんだよ。安心しろ報酬はしっかり出す。」


「なるほど、それなら良いですよ依頼を受けます。」


「本当か!」


「はい、その代わりひとつ作ってもらいたいものがあるのです。」


「おう!なんでも作ってやらァ!と言うか敬語なんてよせ!俺はそんな立派じゃねぇし」


「そうか、じゃあやめるがいくつ必要なんだ?」


「そうだなぁ大きさにもよるが大体150個位あれば安心だな」


「そんなに!?」


「ああ、ちょっと大変な依頼が来てな。まぁその分報酬はうまいんだがな」


「ふーんそれでどこで取れるんだ?鉄鉱石は」


「あぁ言ってなかったな、この近くに森があるのはか知ってるか?そこから採掘場まで看板が立っているからそれを辿っていけばいい」


「なるほど、分かった。」


「そうか、頼んだ!この袋に入れてくれれば俺の方に送られるからな」


「魔道具か?」


「ああ便利だろ俺が作ったんだぜ?」


「へぇ俺が作ってほしいのも魔道具なんだが大丈夫そうだな」


「おうとも、それより早く取りに行ってもらえねぇか?」


「あ、悪ぃ分かった」


「頼んだぜー」


こうして俺は鉄鉱石を取りに採掘場へと向かうことになった。




更新ペースはこれから3週間に2話ぐらいを心がけていきます。


これからもよろしくお願いします。

誤字脱字、矛盾等がございましたらコメント宜しくお願いします。

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