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プロローグ テンプレは大事だけどこんなのもアリだよね!

初投稿です宜しくお願いします。

(追記、4月2日特典の4番がカメラでなく何故かマントになっていたので変更しました。)



俺、黒野雅也(26)には夢がある子供の時からずっと忘れられない夢が。

何時か広い世界を気ままに歩いて、世界中の美味いものを食べ、記録に収めるという絶対に譲れない夢がある。だから...

「おい!黒野ここ頼む!」

「田中!お前またこんなミスしたのか!」

「おい!あと三十分だぞ!急げ契約打ち切りになる!」

その夢を叶えるための資金のためならこんなブラックと呼ばれる様な所でも頑張ることが出来「おい黒野!!早く来い!!」

「ウッス!」

出来たらいいなぁ...





「はぁ、やっと終わった」


どうも、今日も無事ブラックを抜け出すことが出来た黒野です。

明日は部長を脅..部長にお願いして取った一年ぶりの有給なのでこれで明日発売の「猿どころかアメーバにすらできるサバイバル術上級編vol.3」が買うことが出来る。

早く寝ないと明日起きられないので若干急ぎ足になる俺だったのだが横断歩道についた途端青信号が点滅し始めた。


「ヤバッ」


若干の急ぎ足が全速力に変わる

すると横断歩道の途中で急に左側が明るくなるのを感じた

そこで俺の意識は途切れ...ることは無かった。


ところで現在の時刻は午前2時、都会ならまだしも田舎と都会の半分のようなこの街でこの時間に車が通ることはほとんど無い


なので音で車が近づいて来るのを把握していた俺はもちろんそちらの方に意識が行くなどと言う愚かなことはせず、そのまま横断歩道を渡りきった。と、同時に俺の後ろを物凄い勢いでトラックが走って行くのを感じる。


「危ないな、いや俺も悪いんだがな。ふぅ」


後少し遅ければ轢かれていたと思いつつ冷や汗を袖で拭ったところで何故か俺の意識は途絶えた。







「....すん...だ........」

「...さ......おま.....い....」


何だ?何か聞こえる


「おい!......だ....筋....が!」

「HAHAHA...す..My....」


というか何があったんだっけ確か「うるせえ、何がBrotherだ!」


うるせぇ



「ハハハッまぁ、怒るな」

「うっせ!黙ってろ」

「Hey!myBrotherなにをそんなに怒っているんだい?」HAHAHA


落ち着け落ち着くんだ俺

冷静に「てめぇのせいが怒らせてるんだろうが筋肉野郎」

冷「HAHAHAHA筋肉をバカにしてはいけないゼ?Brother」

イラッ


「だから、Bro「喧しいわぁ!!」あ」

「てめぇらどっちも喧しいんじゃ!」

「「お、おう/oh...」」

「起きたな」

「あァ!?」

俺は声のした方に目を向けるとそこには...

昔の居間の様な部屋の真ん中で筋骨隆々の背の高く顔の濃い四十代であろう男が、今にもはちきれそうなピンク色に「マルちゃんLOVE」と書かれたTシャツを着て、テレビに向かってペンライトを振りながら顔だけをこちらに向けていた


「(白目)」

うん、自分でも何言ってるかわかんなくなってきたなこれ取り敢えず俺は考えるのを辞めたかったのだが、次の瞬間後ろから物凄い勢いで肩を掴まれ後ろに振り向けられた。

意識を戻してみるとそこには先ほどの男と勝るにも劣らない位の筋骨隆々で肌が黒くテカっている男と、どっからどう見てもヤンキーなのに黒に白で胸元に「家族愛」と書かれたTシャツを来た男が居た。もうやだ何これ帰りたい

すると、黒いほうの男(以降黒マッチョ)が話しかけてきた。


「Hey boy? 大丈夫かい?」


なんだこいつ、なんか心配してくれたぞ

そう驚いていると


「おい、大丈夫か?さっきは済まなかったな喧しくして」


ブルータスお前もか


「おっおう」


見た目に反してイイヤツだなこいつ


「いやービックリしたぜ下界の様子を見てたら親父がいきなりペンライト投げてくるもんだから避けたらそのまま下界に落ちてってな」


へー...えっ?何?下界ってどゆこと?


「あ、あのすまんがここ何処だ?」


「あぁ、ここは天界だよお前さんは死んだんだよ残念ながらな」


おい、こいつ今とんでもないこと言わんかったか?

死にました(笑)って


「いや待て待て待て待て、えっ?死ぬ要因無かっただろ?まさかペンライトが当たった訳じゃあるまいし、いやまさか、ね?」


「残念ながらそのまさかだ」


「oh......」


現在俺はかなり落ち込んでいるだろう具体的にはorzをやってるぐらいに


「Hey boy!そんなに落ち込むのも早いよまだ君には選択肢が残っている!」


と、いきなり黒マッチョがそんなことを言い出した


「選択肢?」


「あーそうだなお前さんなら確かに選べるな」


一体何の話だろうかまさか生き返るか天国or地獄の選択肢だろうかだったら俺は前者を選ぶが


「まぁ元の世界に生き返ることは出来んがな」


えぇじゃあいいよ天国で地獄よりは天国がいいからね


「まあまあ、そんなに焦るなよ俺は『元の世界には』と言ったぜ?」


何だ?それは他にも世界があるような言い方けど?と言うか俺はさっきから声に出して無いんだが


「今頃気づいたのかお前、まぁそれはいいとしてださっき言ったことから分かる様に世界はお前らの地球以外にも複数存在する。」

「HAHAHAつまり選択肢というのは、他の世界で生き返るのか地球で赤ん坊として1からやり直すか選べということだ!」

「おい、人のセリフ取ってんじゃねえ!」


てか、今更だけどそんな話してお前ら何者だよ


「いやほんとに今更だな、おい まぁいいそうだな俺たちはお前らが言う所の神様みたいなもんだな」


へー、それで?


「いやそれだけかよ! ゴホッまあいい、んで今回の件はこちらのミスによるものだからな天界条例第9条の「下界に干渉した場合責任をもって導くべし」ってな」


なんだその条例は


「天界条例、簡単に言えば日本国憲法みたいなもんだお前さんは気にすんな。因みに全部で8億位あるぞ」


多っ!!天界条例多過ぎだろ


「気にするな、それでだお前の選択肢は二つだ。一つは赤ん坊として地球に生まれ変わる、そして二つ目が地球とは別のほかの世界に生まれ変わる事だ」


ちょっそんないきなり言われても


「そう言えば、他の世界には記憶を引き継げるからお前の望みも叶うかも知れないな」


何?おい、それは本当か?


「おう、ホントだぜ」


他の世界に頼む


「即答だな」


当たり前だよく考えたら未知の世界ってだけでワクワクするぞ


「OK分かったじゃあお前には通常の特典三つに加え特別に夢を追い続ける心意気に免じもう二つ特典を付けてやる」


特典?


「もしかして知らんのか?そうだな、まぁお前が今から行うのは転生と呼ばれるものでなそれには特典と言うオプションが付けられるんだ、簡単に言えば魔法の才能やら身体能力アップやら、まぁそんなもんだな」


へぇ、それは物とかでもいいのか?


「あぁ。基本的に何でもいい流石に不老不死だとか世界滅亡レベルの力とか核とかは無理だけどな?」


と言うか上二つはまだしも核なんて頼む奴いるのか?


「例えだよ例え」


まぁ、いいやとなると俺は五つになるのか?


「そうだな、まぁ焦らなくていいぞ時間はまだあるからな。」


そう言えば俺はどんな世界にえっと転生?だったか?まぁそれをするんだ?


「転生であってるぞ、そうだなぁ端的に言うと剣と魔法の世界と言えばわかるか?」


まぁ、想像位なら要するに魔法とかがあるって訳か


「そういう事だ、但し魔物とかいう動物の凶悪化版みたいなのも居るから最低限自衛ができた方がいいぞ」


ふむ魔物か、なんか物騒だなとなると....

良し、なら決まったぞ


「おいおい早くねぇか?ほんとに大丈夫か?」


あぁ、問題ない今から言うものを頼む........


1、中に入れたものが腐ったりしない物が沢山入るバッグ又は収納のような能力


2、色んなものを食べられるかどうか判別する能力


3、魔法の才能


4、魔法のカメラ(すぐ現像出来る、動力が魔力)


5、壊れたり刃こぼれしないナイフ



の五つだ大丈夫か?


「あぁ可能だ」


そうかそれなら頼む


「わかった、以上の特典を黒野雅也に進呈する事を第8763番の神アレスが認める。次の人生楽しく生きな!」


ありがとう、お前アレスって言うんだな世話になった


「いや、元はこちらのミスだ親父達には始末書を任せて有るからな、俺が代わりに謝罪させて貰う本当に済まなかった」


もういいよ、未練が無いと言えば嘘になるが新しい世界も気になるしな


「新しい世界の常識や最低限の知識なんかは、デフォルトだから心配すんなよ」


何から何までありがとう


「仕事でもあるからな、まぁ何よりお前が気に入ったってのもある頑張りなこっちはもう干渉出来ないからな。」


あぁ、さよならアレス


「おう、お前の人生幸あれってな!」



そうして俺の意識は沈んでいった








誤字脱字や矛盾、感想等が有ればコメント宜しくお願いします。

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