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第3話 どうやら奈落の森に行くようです

なんか自分の小説読み返しているとあきらかに文がおかしい。

一回修正しなければoh......

ステータス関係については主人公視点で説明しますので、第三者視点からは説明致しません。

更新は昨日ガルパのリセマラが全然終わらなくて出来なかった。

ちなみに今ランクは32で、星4 2体います( ´;゜;∀;゜;)ンフッ

馬車に乗り、セルガ村を後にしたジーク達は南方面へと馬を走らせていた。


「この先は森か……」


「はい、この先は奈落の森です」



"奈落の森"


南方面にある森で大きな崖が多く、落ちたら二度と生きて戻れないと噂だ。

ある崖は底が見えず、ある崖は底が大きな流れの速い川がある。

魔物の生息ランクはFランクからAランクだ。

未だSランクが確認された事はない。


「まぁ、Aランクなら俺だけでなんとかなるか」


「Aランクが出た際はよろしくお願いします。Bランクが出た場合は我々だけで対処致しますのでご安心下さい。」


「ん?そうか?なら頼む」


しばらくすると奈落の森の入り口が見えてきた。

この大陸の森は基本、道が整備されていない。そのせいか道を作ったとしてもちゃんと管理していないため森が成長した後、木や草が生えてしまいすぐに道を塞いでしまう。

なのでこの大陸の森に入る場合は最低限入り口が出来た所から入り森を抜ける必要がある。


「ジーク様、奈落の森へと入りました」


「わかった、この森は魔物の数が多い。すぐに戦えるよう武器の準備はしておいてくれ」


「かしこまりました」


「それと護衛にも同じ事を伝えてきてくれ」


「・・・・・・」


ミリアは無言で頭を下げるとそのまま馬車の扉を開け、外にいる護衛達の方へと行ってしまった。


しばらくしてミリアが戻ってきた。


「ジーク様、外にいる護衛達に伝えて参りました。」


「そうか、わかった。戦闘準備だけをして後は魔物が出るまで休んでていいぞ」


「はい」


ジークに言われたミリアは馬車の後ろに積んである荷物からすぐに武器と防具を取り身につけた。

ミリアの武器は大きな鋭く尖った斧だ。ミリアの身長は155cmだが、見た目からは想像出来ないような力を持ち、軽々と重そうな斧を持ち上げ戦う。防具はメイド服の中に着ていて、その防具の防御力は高い。


ミリアのステータスは以下の通りだ。


────────────────────────────


名前 ミリア

種族 人族

職業 メイド

状態 良好


Lv.84

HP2561/2561

MP984/984

攻撃:854(+850)

防御:580(+550)

魔力:748

精神力:517(+150)

俊敏:425(-50)

幸運:30


【スキル】


鑑定眼Lv.3

斧Lv.5

短剣Lv.2

片手剣Lv.1

火属性魔法Lv.3

風属性魔法Lv.2

生活魔法Lv.7

料理Lv.5


【ユニークスキル】


念話Lv.3


【オリジナルスキル】


【特殊スキル】


メイド☆


【装備】


防具:特別製メイド服:ランクB:「生活魔法のLv.を1増加。防御+50」

防具:ミスリルの鎧:ランクB:「精神力+150。防御+500。俊敏-50」

武具:強慢の斧:ランクA:「軽量化。攻撃+850。」

【称号】


メイドを極めし者

アルフォート家のメイド長


【加護】



────────────────────────────



ミリアが着替えた後、馬車は更にスピードを上げて森の中を突き進んで行く。

空を見てみると、夕方の時刻を伝える夕日が上り始めていた。

セルガ村を出発したのは昼過ぎ頃で、奈落の森に入るまで実はかなりの時間が経っていたのだ。

夜の外は気温が下がり、草原や森には夜行性の魔物が多数出現する。そのため普通、人は街や村の外には出ない。


街や村の外へ遠出する場合、最悪街や村が見つからず野宿をしなければいけないので道具や食材等は外に出る前に準備しておく必要がある。ジーク達はセルガ村で野宿用の道具や食材を買い足していたので、仮に奈落の森で野宿する事になっても問題ない。


それからしばらく経ち、夕日が完全に落ち、夜になった後ジーク達は野宿する場所を見つけるためランプで光を灯しながら森の中を徘徊していた。ちなみにジークは光属性魔法をもっているので、MPは減るが光が出る魔法を使い見つけるのを手伝っていた。


「それにしても冷えるな、早く野宿する場所を見つけねば」


「ジーク様、お身体が冷えるのでしたらやはり馬車の中に戻った方が……」


「いや、大丈夫だ、俺も手伝った方が早いだろう。それに馬車の中にいたって暇なだけだからな」


ジークはニヤ、と笑いながら答える。それを見てミリアは「はぁ……」とため息をつき、呆れた顔をしながらも探索を再開するのだった。


それから数分後、ジーク達は一つの大きな、野宿に最適な広場を見つける。

そこは円の形をした広場で地面は小さく短い雑草が生え、周りには広場を囲むように大きな木が植え付けてあった。


「この大きさなら護衛達を入れても充分余る広さだな」


「はい、この広さなら護衛達を入れても野宿出来ますね」


「そうか……よし、今日は此処で野宿しよう。ミリア、護衛達を呼んできてくれ」


「かしこまりました。」


ジークの言葉を受けとったミリアは丁重に返事すると、馬車の近くにいる他のメイド達の方へと走っていく


「シャナとアイナはすぐに野宿の準備をしてきて!」


「「はい!」」


シャナにアイナとは今回、旅に同行してきたメイドの2人の名前だ。


シャナとアイナはすぐに馬車の中にある荷物から野宿用の道具を取り出し、広場へと持っていく。

テントをいくつか建て、木々を周りに落ちている所から集め、料理道具等を設置する。

ミリアはメイド2人と別れた後、今だ探索中の護衛達を1人、また1人と見つけは野宿する場所を伝え、数分間でようやく全ての護衛を見つけ、広場へと戻る。

広場へと戻ると既にテントや調理道具等が設置してあり、ジークの隣には馬車の中で寝ていたはずのセレナが外へと出てきていた。


「お、ミリア戻ってきたか」


「はい、今すぐ料理を用意致しますのでもう暫くお待ち下さい」


ミリアはそう言うと調理道具が設置してある場所へと行き食材を持っているマジックポーチから取り出す。

今回使う食材は、ベビーバードの卵・オークの肉・フェルト草だ。


まずオークの肉をこんがり肉にするため、メイド2人が集めた木々に火属性の初級魔法を放ち、火を付ける。木々が燃え上がったら、大きく細長いまるたで木の棒を支えるための足をつくる。出来たら、まるたで作った足の隙間に太く長い木の棒を通す、そしてオークの肉を木の棒に縄で固定し吊るす。後はオークの肉が焼けるまで木の棒を定期的に1周回すだけだ。この作業は地味に面倒くさく焼けるまで少し長いためメイド2人に任せる。ちなみに今回買い足したオークの肉は骨が付いたまん丸肉と、骨が抜いてある肉だ。


メイド2人がオークの肉を焼いている間にミリアは次の作業に移る。

まず、地球で言うボールの様な容器にベビーバードの卵を器用に割って入れる。このボールの様な容器は東方の国に売ってある希少な調理器具でベビーバードは魔物:Fランクで地球で言うニワトリぐらいの大きさだ。

卵を入れた後、"手″で掻き混ぜる。実はこの世界で箸は存在する。

しかし、箸を使う習慣がこの世界にはない。そのため東方の国の人かそれ以外の人は極わずかしか使える人が存在しない。


良く掻き混ぜた後、次は骨の付いていないオークの肉を短剣で綺麗に薄切りに切っていく。切り終えた後、フェルト草を使いオークの肉を一つ一つ巻いていき、掻き混ぜた卵が入ったボールに全体が卵でコーティングされるよう回す。普通、薬草等は苦すぎるため食用としては適していないのだがこのフェルト草だけは何故か苦くなく、少し甘みがあるため食用として使われているのだ。フェルト草は普通の木の葉よりも数倍大きく、幸いフェルト草は草原や森等でそこそこ生えているため値は村人でも買える用になっている。

効果はHP微回復だ。


数分間漬けている間に骨付きのオークの肉も焼けたようだ。

こんがりと焼けた肉は独特の香ばしい匂いを放っている。

1人一つずつ全員に配った後、ミリア以外は皆我先にとかぶりついていた。


「んっ!うめぇ!」


「焼き加減も丁度よくて最高に美味しいな」


「こんがり肉はやっぱオークの肉にかぎるな!」


そしてミリアは皆が食べている間にボールに入った肉巻きを鍋へと入れ、木の棒に括りつけて吊るし、こんがりと焼いた肉を焼き揚がるのをまつ。


数分後、ジュウジュウと音を立てながら美味しそうな匂いを放つ肉巻きは、少しの焦げを付けながらもしっかりと中まで火が通り焼けていた。

護衛達はヨダレを垂らしながら肉巻きを見ている。


「大丈夫ですよ皆さん、ちゃんと人数分ありますから」


ミリアは苦笑いになりながらも答える。


その後、ミリアはポーチから小皿を取り出し、肉巻きを取り分けて全員に配る。

配った後、護衛達は真っ先にかぶりついた。


「んっ!?なんだこれ!?めちゃうめぇー!」


「これは……考えましたね、まさかフェルト草を使って作るとは……」


「肉巻きはやっぱオークの肉にかぎるな!」


護衛達のテンションは最高潮に達していて、1人はちゃんと料理について褒めているが後の2人は同じ感想しかいっていない。

ジーク達はと言うと……


「やはりミリアの料理はいつも美味いな」


「そうですね、流石ミリアです」


平常運転だった。それでもミリアは主人とその妻に褒められ、嬉しくないわけがなかった。


「ありがとうございます。これからもアルフォート家の為に精神して参ります」


まあ感情は隠し、表情に出ないようにだが。

だが内心ミリアは凄く嬉しがっている。


「やった!褒められた!次も褒められるよう頑張りゃなきゃ!」


彼女は表情こそ出さないが、内心はいつも少女の様にわくわく状態なのだから。


あれからジーク達はワイワイガヤガヤと数時間程飲み食いをし、護衛達の1人が酔い潰れて寝てしまったたて、頃合いのタイミングを見つけては解散した。

護衛達全員がテントの中へ入った後、ミリアとメイド2人は調理道具の片付けをしてから自分達のテントへ入って灯を消す。

ジークとセレナも自分達のテントへと入り、寝袋へと入る。

我が子のアイナはセレナとレイはジークに抱えられたまま就寝した。


全員何事もなく1日を終えているが、彼らの不幸はまだ終わらない。

次の日、"奈落の悲劇″と言われるとになる事件が起こることを彼らはまだ知る由もないのだから。

♢★♢★♢★♢★♢★♢★♢★♢★♢★♢★♢★


────ジーク達が就寝した後、闇は動いていた。



既に外は暗く、地球とは違い今日は青い月が空に昇っていた。

そんな暗闇の中を走り、進む影があった。

その影は大きな身体をしており、身長は3メートルを軽く超えるだろう。頭には角が2つ生えており、爪は長い。

異様な形をしたその影の正体はいったい……


「────どこへ逃げようと逃れられない運命をお前は背負っている。我らは今回お前を殺し、生け贄として邪神様に捧げる。

全ては魔王様、そして魔神様のためにお前を殺す!。"閃光の剣聖ジーク″」


















いかがでしたでしょうか?

今回は時間が足りず、ぎりぎり5千字達成できませんでした。

明日は高校の教材等を取りに行かなくてはいけないのでゆっくり書くことが出来なかった……。

中学受験が終わったからってゆっくり出来ないんですね……

明日は5千字以上を達成出来るよう頑張ります!

誤字があった場合や、文がおかしい所があったら教えてください。

今回も主人公視点はありませんでしたが次回は絶対に出します、何が何でも出します。

それではもう少し、シリアス展開をお楽しみください……。



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