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ある少年の異世界渡航記  作者: るとぬる
第0章
3/5

第2話 出会い

第2話となります

「今のモンスターを炎王さんとレビさんに、

 ダイレクトチャットで

 送っとくか」


「よし、送れた

 それじゃ、探索再開するか

 今どこらへんかなマップみてみよ…

 あれ?ここだけ不自然に途切れてるぞ?

 んーなんでだろう?行ってみるか…」


──────

グォォォォオ!

体中に鱗のある巨大な熊が現れた


「天鱗熊か、流石に高難易度ダンジョンなだけ

 あってモンスターも〈凶〉クラスがでるよな

 でもクラスアップしたって事は

 そろそろ中層かな?

 てか中層で現最大クラスモンスターとか

 次は何がくるんだ?

 まぁ今回はそこまで行かないけどな…

 ん?こいつ、バースト使ってこないぞ?

 仕様か?…とりあえず進むか」


それにしても確証はないけどこのダンジョン

他とは違う気がする

何も起きなければいいんだけど…


──────

魔法陣が開き青い髪の少女が落ちてきた


「いたっ! ったた、何があったのよぉレイ?」

……

「レイ?…あれレイがいない…

 お、落ち着こう、えっとたしか、

 転移魔法の実験をしてて、誤作動して…

 と、というとは、つまり…!!

 ここ、い、異世界?」


そして少女は暫く泣いた後気絶した。


──────

「さてと、ここか」


現在コタツがいるのはマップの途切れていた

場所だ


「おかしいな?

 普通に道が続いてるぞ?

 特に障壁魔法も貼ってないし

 とりあえずマッピングしながら進んでみるか」


──────

「ん?なんか雰囲気が変わったぞ?」


土で出来た坑道のような道から

半透明の虹色の鉱石で出来た

人工的な道に変わっていた


「この先に何があるんだ?«解析の気配»」


【#@-$%%-&$%&#57743/$7#5&$(85##5/%8-37%9%/"?57$"&5$$/7%:/7☆♡◇-#@@@&-%

ダンジョンに選ばれし者のみが通れる】


「なんだこの解析結果は…

 入口にいたモンスターみたいな結果になったぞ

 …という事はここはあのモンスターに関係が

 あるかもしれないという事か…

 行ってみよう」


─────

少女


「はっ!、気絶していた!

 ここがどこかわからないけど

 何もしなければ帰れない

『転移の本』に何か書いてないかな?

 あった!

 どれどれ」


[転移の失敗または誤作動による異世界転移]


〔は〜い皆さん

転移の失敗よくありますよぇ

異世界に飛ぶことよくありますよぇ

アリマース

ですよね!

では今回はそんな転移を失敗した時の対処法を

お教えします!

ワーパチパチ

ずばり!

魔法«正答視»を使いましょう!

なぜ«正答視»なのかといえば!

転移の事故を起こすと目標座標はリセットされます

ですが転移するには座標を設定しなくては

いけません!

しなければそもそも事故すら起こさず元の場所に

留まります!

つまり!転移の事故で飛ばされた場所には

何らかの因果関係があるわけなんですねぇ

なので!«正答視»を使って因果関係を

見つけましょう!

«正答視»ででる因果関係は帰還する近道なのです!

もし因果関係を見つけても

何も解決しなさそうならば

p.495を開きましょう!

では!帰還出来ることを祈ってます!〕


「か、よしやってみよう!«正答視»!」


☆正答視☆

無属性 察知系魔法 全種族対応

・正しき道を見つけた時、汝に祝福が訪れるだろう

・直感に魔法を合わせる事で未来を99%予測できる

・参考[解析の気配]の下位互換

使用後、硬直効果あり

──────

「ふむ?人が写ったな?…

 この人が導いてくれるのかな?

 行ってみよう!

 よし、あっちだね!」


動こうとして少女はこけた


「あ、硬直があったんだ…忘れてた…

 んーじゃああっちから来てもらおう!」


少女は背中のかばんから

小さな石2つと耳栓をとりだして

耳栓を付けた


「この〈魔音の石〉で気づいてもらおう

 幸いこの世界にも魔法はあるみたいだし…」


少女は2つの小さな石を勢いよく打ち付けた

すると、カン高い音とともに魔力が現れ

全方向に散っていった


「よし、これで気づいてくれるはず!」

──────

「うわっ!」


カン高い音と共に謎の魔力がコタツを襲った


「な、なんだ今の?

 いきなり来たけど攻撃では無いみたいだし

 しかもまだマップが埋まってないところから…

 気になるし行ってみるか!」


──────

「ここらへんだな、ん?人影が」


「あっいたぁ〜

 こっちこっち〜」


「えっと、誰ですか?」


「あはは〜

 気になるよね

 どこから説明すればいいのかな…」


この出会いが後のコタツと少女の異世界を巡る

壮大な物語の始まりだった…

少女の名前については次話で登場します

魔音の石は使用者と

同じ種族にしか影響しませんので

少女に魔物は襲ってこなかったわけです

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