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Simulated Reality : Breakers【black版】  作者: 高瀬 悠
【第一章 第一部】 おっちゃんが何かと俺の邪魔をする。
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第1話 ある日突然そいつは語りかけてきた


 なんだろう。最近疲れているのかな?


『テストばかり続いたしな』


 そうだよなぁ。その上、徹夜で勉強したにも関わらず全部ヤマは外れたし、勉強勉強と周囲はうるさいし、毎日の宿題の量はハンパないし。


『あーぁ、これじゃまたオンライン・ゲームがおあずけだな』


 今の時期はジャカルの森で討伐イベントがあるはずなんだが。

 あの魔物を倒せばレベルが上がるのになぁ。


『それは残念だったな』


 さっきから変なおっちゃんの声も聞こえてくるし。

 きっと相当頭も体も疲れているんだろうな。


 俺は、やりかけた宿題の上に倒れこんだ。

 机に飾っていた置時計を見つめる。

 午後十時二十三分。


『きっとステキな何かが待っている』


 待ってねぇよ。

 ──って、あぁもうダメだ俺。脳内ツッコミなんて完全に疲れている。

 ほんの少し睡眠休憩をとろう。

 十五分だ。

 そう、十五分だけ睡眠をとろう。

 

 俺は静かに目を閉じると、襲い来る睡魔に身をゆだねた。



 ◆



『おい、聞こえているか? 坊主』

 

 暗闇の中でおっちゃんの声がする。

 夢の中ですら、俺は疲れているというのか?


『そんなにゲームがしてぇんなら思う存分やればいいじゃないか』


 アホ言え。

 成績下げてまでやりたいとは思ってない。

 

『じゃぁ睡眠しながらゲームをやるってのはどうだ? 両立できていいぞぉ』


 じゃぁの意味がわからんが、それでやれたら効率的だな。


『そうか。それなら思う存分楽しんでこい』


 ……何を?


『ゲームだ』


 ゲーム?


 俺の目が自然と開いていく。

 暗闇から光の世界へ。

 差し込んでくる太陽の光に俺は手をかざして影を作った。

 徐々に明るさに慣れてきた頃、俺は目の前に広がる世界に驚愕した。

 まるで本当にゲームの世界に入り込んでしまったかのように。

 中世ヨーロッパな街並みの真ん中で、俺は絶叫した。


 ンな、馬鹿な話があるかッ!


 ──とは叫んだものの。

 俺は両手や自分の体をじっくりと観察する。


 すげーリアリティ。


 妙に現実味があって、ここがゲームの世界と言われても信じられない。

 試しに腕の肉を掴んでみる。

 普通に痛いし。


 いやマジで?

 俺、マジで異世界に来たのか?


 まるでハリウッド映画の中に入り込んだみたいで、すげーワクワクしてくる。

 服装も靴も、ゲームに合ったファンタジックな感じになっている。

 コスプレというのだろうか? こういうの。


 俺は周囲を見回した。


 街を歩く人も皆自分と同じ、ゲーム世界のような格好をしている。

 よし。この格好に違和感はない。

 俺は自分の格好に自信を持つと、試しに一歩二歩と足を前に進めた。

 風景が本物みたいに流れていく。

 角度を変えても風景の一部が消えたりしない。

 壁に埋もれる不自然な人物もいない。

 まるでというより、これはもう本物の異世界ってやつだ!


 俺は興味本位に近くにあった壁に倒れ掛かると、そのまま壁に抱きついた。

 コンクリの感触がすごく本物だ。

 思わず頬ずりする。

 周囲が白い目で俺を見ているが気にしない。

 そのまま視線を飛ばして街のあちこちを観察する。


 お! あそこにあるのはもしかして武器屋か?

 その向かいは防具屋!

 なんと! あの店では魔法の杖を売ってる!

 ってことは、もしかしてこの世界で俺は魔法が使えるということなのか!


 俺の胸は高鳴る。

 夢なら覚めるな。

 

『お? どうやらこの世界が気に入ったようだな』


 うわー。またあのおっちゃんの声が聞こえてきたー。

 俺は別の意味で現実に引き戻される。


『聞こえないでどうする? ログアウトのやり方も知らねぇくせに』


 ……え? ろぐあうと?


『ログアウトはログアウトだろうが。ゲームの世界だっつったの聞いてなかったのか?』


 聞いてたさ。


『じゃぁわかっているはずだよな? 時間になったら自分でログアウト。現実の時間とここで過ごす時間は同じだということだ』


 ちょっと待て。現実の時間とここで過ごす時間が同じだと?


『そうだ。現実世界じゃお前は寝ている。寝ている時間がここで過ごせる時間だ』


 ……。

 えっと。


 俺は思い出す。

 宿題はあとどのくらい残っていたんだっけ?


『十五分後に起きるんじゃなかったのか?』


 よし。前倒して睡眠時間を先にとろう。午前五時に起きればなんとかなるだろう。


『単純な奴だな、お前。まぁ好きにしろ』


 なぁ、おっちゃん。


『なんだ?』


 一度ログアウトした後でも、またこうやってここに来ることはできるのか?


『そうだな。お前が睡眠休憩して暇だったらまた連れてきてやるよ』 


 ──そんな時だった。

 ふと、街のどこかで助けを求める少女の声が聞こえてくる。


 俺はすぐさま視線を巡らせた。

 そして見つける。

 ここから程よく離れた道の真ん中で十四、五歳ほどのかわいい子が、いかにもガラの悪い三人の男たちに絡まれていた。


「やっと捕まえたぜ、嬢ちゃん」

「もうどこにも逃がさないぜ」

「いや! 離してください!」


 細く白い華奢な腕を男に掴まれ、少女はすごく嫌がっていた。


 なぜだろう。


 俺はふと疑問を抱く。

 街の誰一人として、その少女を気にかける者はいない。まるで「あぁまたか」と言わんばかりの目をして他人事のように通り過ぎていく。

 

『お前はどうする? 助けるか? それとも見過ごすか?』


 俺が行ってどうなる?


『お前以外の誰かが助けるとでも?』


 なんだよ、それ。誰も助けないのか?


『この街の事情を知らないのはお前だけだからな』


 事情?


『あぁそうだ。説明するとだな、この街の地主はインドラ大公ってやつのもんなんだ。そいつの馬鹿息子がかなりの悪ガキで、この街のかわいい娘を見つけるとあぁやってチンピラ使って自分の家に連れて行くのさ』


 誰も逆らわないのか?


『まぁな。昔は助ける人間がこの街にもいたんだが、その助けた奴をみんな大公が処刑しちまったからな』


 なんでだよ。無実の人間を処刑するなんて頭イカレてるだろ。


『馬鹿息子の演技が上手かったんだ。助けた奴を全員犯罪者に仕立てあげちまったのさ。それ以来この街の人間はあーやって見て見ぬふりをするってわけだ』


 じゃぁ俺が行かなかったら誰も行かないってことか。


『そういうことだ。まぁ助けるも助けないもお前の勝手だ。面倒事が嫌だったらそのまま黙って突っ立ってろ。まぁあと五分ってとこだな。関わらなければ幸せだってこともある。お前だってここで遊ぶ時間は決まってんだろうが』


 俺は少女に目を移した。

 力かなわぬその少女が男達に連れ去られていく。

 たしかにこのまま黙っていれば終わる出来事かもしれない。

 俺は周囲に目を向けた。

 誰も助ける気配はない。

 本当にあの少女を助けられるのは俺だけかもしれない。

 

 俺はぐっと拳を握り締めていった。


『気にすることはない。お前はみんなと同じことをしているだけだ』


 なぁ、おっちゃん。


『なんだ?』

 

 ちなみに、俺が助けに行ったらどうなる?


 俺のその言葉に、おっちゃんがフッと鼻で笑って答えた。


『きっとステキな何かが待っている』


 俺はおっちゃんの言葉を信じて駆け出すと、男の手を掴んで少女を引き離した。

 黙って少女を背に庇う。

 男どもが俺にガンを飛ばしてくる。


「なんだ? てめぇ」

「俺たちがアナンド様の使いだってこと知っててやってんのか?」

「邪魔すれば処刑にすんぞ」


 俺はハッキリ言ってやった。

 

 知っててやっているんだ。


 男どもが指の関節を鳴らしながら迫ってくる。

「上等じゃねぇかコラ」

「どうやら痛い目みないと言葉が通じないらしいな」

「馬鹿か? お前馬鹿なのか? そうやってボコボコにされて逃げていった奴がどんだけいると思ってんだ? お前もその一人になりたいってか?」


 俺は頭の中で一応おっちゃんに確認する。


『確認とは何の確認だ? 安全装備のことか?』


 違う。それもあるけど。

 なぁ、おっちゃん。俺って最強の魔法が使えたりするんだよな? そのやり方教えろ。


『最強魔法を教えろだ? 魔法の定義も知らずに初心者がやるなんざ自殺行為だぞ』


 ちょっと待て。ステキな何かが待ってるって魔法が使えるってことじゃなかったのか?


『ステキな出会い、とか?』


 ふざけろ、てめぇ! 魔法はもういい。伝説の魔剣かなんか出せ。


『まずは剣を装備してからだな』


 どんな初期設定だよ! じゃぁなんだ? 今の俺のレベルは1か? レベル1から始めた村人Aか?


『まぁ、一応そういう設定にはしてある』


 ざけんな、てめぇ! どんな親切設定だ! 親切すぎてアダで返ってきてんじゃねぇか!


『どんなゲームも最初はみんなそういう親切設定だろ?』


 もういいよ! とにかくどーすんだよ、この状況! せめて今の俺にできることって何かないのか!?


『できることか。じゃぁ俺が今から指示してやっからその通りにやれ』


 何をする気だ?


『お前の中に封印しておいた一部の能力を解放してやる。まぁこれをやることで変な事件に巻き込まれるかもしれないが、勘弁な』


 いや、それマジ勘弁。


『じゃぁ今ここで奴らにボコられて地べたとキスするか? それとも能力を解放して変な事件に巻き込まれるか? どっちでもいい。お前の好きな方を決めろ』


 ……今気付いたが、おっちゃん。もしかして俺をハメたのか?


『今頃気付いたのか?』


 なんかおかしいと思った。今すぐログアウトのやり方教えろ。


『へへーんだ。最初に聞いとくべきだったな。残念だがお前がこの能力を解放するまではログアウトを教える気はない。お前がこの街でボコられようが浮浪しようが何されようが、たとえ現実世界で朝を迎えようが絶対に教える気はないからな』


 おっちゃん。いきなり精神年齢が下がったな。


『よく言われる』


 言われるんかい。


『さぁどうする? とりあえず能力は解放しといたぞ』


 俺の中に不思議な力がみなぎってくる。湧き上がるように強く、今にも体という殻をぶち抜いて暴れまわりそうなくらいに大きな力が。

 ──って、使わせる気満々じゃねぇか、おっちゃん。


『まぁな。使ってもらうと俺が助かる』


 おっちゃん、何者だ?


『今はまだ秘密だ。だがそのうち分かってくるだろう』


 そうか。わかったよ。使わないとログアウトさせないんだったら使ってやろうじゃねぇか。

 何の事件に巻き込まれるか知らんけどな!


 俺はおっちゃんに言われるがままに片足を使って地面にある図形を描いた。

 そして唱える。



 ――数十秒後。

 街中に三人の男どもの悲鳴が響き渡った。


「ど、どど、ドラゴンだぁぁぁッ!」


 男どもが悲鳴を上げて腰を抜かし、恐怖に顔を引きつらせたまま街のどこかへ逃げていく。

 それと同時に、なぜか周りにいた街の人達までもが同じような面相で全員その場から逃げ出していってしまった。


 俺はぽつんと街に残され、呆然と立ち尽くす。

 ん?

 ふと、少女へと振り向く。

 少女は逃げていない。不思議そうな顔で小首を傾げ、俺と目を合わす。

 俺もその少女も事情が飲み込めないと言った感じだった。


 俺がおっちゃんに言われてやったのは召喚術。

 地面に、上下二つの三角を重ね合わせた図形を描き、その図形の上に片足を置く。瞬間、地面が光ってポンと出てきたのは小さな翼を背中につけた愛くるしい子犬──


『ドラゴンだ』


 この世界では【かわいい癒し系マスコット】と書いて【ドラゴン】と呼ぶそうだ。


翼竜(ドラゴン)だ』


 どうみても無理あるだろ、これ。普通ドラゴンっていったらもっとこうデッカくて、体も岩みたいにごつい感じの恐竜みたいな──


『脅すだけならドラゴンもこの程度で充分だ』


 急に子犬がぱたぱたと背中に生えた小さな両翼を羽ばたかせながら地面を歩き、俺の足にまとわりついてくる。


 うをっ! なんだコイツ、いきなり俺になついてきたぞ。


『そいつはお前の使い魔だ』


 使い魔?


『そうだ』


 ってことは、俺の職業は召喚士か?


『全然違うな。清々しいくらいに的外れだ。思いっきり外してくれて俺はすげー嬉しいぞ』


 じゃぁ俺の職業はいったいなんだよ。


『お前の職業はあれだ。そのなんつーか……。いいか、これからは──』


 オイ、今誤魔化しただろ?


『いいから聞け。この世界でお前の能力は全て最低限に抑えて使っていく。力の調整は俺がやる。大きな能力は絶対に使わせない。使えば奴らに俺たちの居場所が見つかっちまうからな』


 ちょ、待て。奴らって誰だ?


『……それは秘密だ』


 いや、言えよ。


『言ったらお前、二度とこの世界に来たくないって言い出すんだろうが。それ俺が困るから。すげー困るから』


 自己中っぷりがハンパねぇな。いいからもう言えよ、全部。


『やーだね。お尻ぺんぺーんだ』


 なんか腹立つ。


『よく言われる』


 いや、そこは直せよ。


『ンなことより、今は目の前の幸せだ。後ろを見てみろ。俺は今すげー清純オーラを感じて胸がドギメギしている』


 なんだよドギメギって。感情表現が間違ってねぇか?


「あ、あの!」

 少女が俺の背の服を掴んで言ってくる。

「さきほどは助けてくださりありがとうございました。私、この街に来たのは初めてで、どうしていいかわからなくて……」


 どうやら彼女はおのぼりさんだったようだ。

 ほんと、助けてあげてよかった。

 俺は告げる。


 この街は治安が悪い。もしこの街に知り合いがいるのなら、早く見つけた方が──


 少女は俺の言葉をさえぎり言ってくる。


「私に知り合いなんていません。

 突然こんなことを言うと驚かれるかもしれませんが、私をあなたの旅先に同行させてください。もちろんどんな場所にもついて行きます。私、絶対あなたの邪魔にならないようにしますから。お願いです」


『ほぉ。出会っていきなり求婚か。いいだろう。もちろん許可』


 ──してどうすんだ。

 俺はこの世界の人間じゃないし、俺がログアウトしたら彼女はどうすんだ? 一人になるだろうが。どっか安全な街を教えろ。彼女をそこへ連れて行く。


『かー。これだから青くせーガキは。お前、好きな子に好きって言ったことないだろ? 好きな女の手を握ったことなんてないだろ?』


 うるせーほっとけ。いいから近場で安全な街を教えろ。


『安全な街、か……』


 どこがある?


『……』


 どうした? おっちゃん。見つからないのか?


『……悪いな、坊主』


 な、なんだよ、急に真剣な声になって。


『どうやら奴らに気付かれたようだ』


 気付かれたって何が?


 ――突然だった。


 青く晴れていた空が一瞬にして暗闇に(むしば)まれていく。


 街は夜を迎えて真っ暗となり、街灯が点るも、どこもかしこも激しく点滅を繰り返している。

 何かが暗闇の向こうから迫ってくる気がした。

 肌を撫でていく風が冷たいというよりも、鋭く刺すようなピリピリとした危険を感じて。

 

『こんな微々たる能力でさえも見つかっちまうとはな。こりゃ奴ら、相当躍起になってお前のことを捜し回っているようだ』


 俺を?


『そうだ。そういうわけで、緊急で悪いがお前をこの世界からログアウトさせる。これ以上お前をここに居させるわけにはいかない』


「あの!」

 少女が俺の服を掴んで必死に言ってくる。

「お願いします。せめてあなたのお名前だけでも聞かせてください」


 俺の名前を?


『おっと待て待て待て早まるな。この世界で本名を言うなよ。本名を言えばお前は一生この世界から出られなくなるからな』


 じゃぁ彼女になんて答えればいい?


『【K】だ』


 K?


『そうだ、Kだ。それがこの世界でのお前のコードネームだ』


 コードネーム?


『ゲームをやり始める前にキャラに名前を入力するだろうが。あれと同じだと思えばいい』


 ふーん。わかった。

 俺は彼女に名前を告げる。


「俺の名はKだ」

「ケイ?」

「英字のK」

「K……」


『ログアウトするから目を閉じろ! 急げ!』


 俺は静かに目を閉じていく。

 その耳に聞こえてくる少女の必死に叫ぶ声。


「私、ナナです! 数字の7です! 覚えていてください! 私必ずあなたを──」




 ◆




 俺は机にうつ伏せた状態からゆっくりと目を覚ました。

 カチ、カチ、と。

 その耳に聞こえてくる置時計の刻み音。

 俺は頭を起こし、置時計に目をやった。

 午前二時十四分。


 ……。


 あれ? もしかして俺、夢見ていたのかな?


 疲れた体に軽くストレッチをかける。

 あの時たしかに俺はすごく疲れていた。

 おっちゃんの声も幻聴だったんだろう。

 ほんと、なんか不思議な夢だったなぁ。


 ……。


 俺は机の上へと視線を落とした。

 書きかけの宿題。


 あ、よだれが


 慌ててごしごしと服で拭く。

 拭きながら思い出す。

 そういえばこの前見たテレビで、都市伝説を追求するバラエティー番組をやってたんだっけ。俺の好きなアイドル歌手がゲスト出演して「実は私の頭の中には小さいおっちゃんが住みついているんです」と、本気なのかネタなのかわからない感じに笑って話していたなぁ。

 そんな都市伝説みたいな話が本当に起こるわけ――


『お?』


 え?


 俺は慌てて周囲を見回した。


 おっちゃん、居るのか? 俺の頭の中に。


 ……。


 気のせい、だよな?


 俺は何事なく宿題の続きを再開した。


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