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俺の嫁は黒炎剣【なろう版】  作者: 木原ゆう
第間章 《人と用の解説》
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用語解説

●《剣の国》


世界を三分割する国の一つ。

男尊女卑の精神が根付く、《力》こそが全てであるという考え方の国でもある。

一般の兵士の他、特異な能力《刃の力》を持った者達で『兵団』という小隊を組み、進攻する事もしばしば。


《魔法》に対する耐性が無く、魔道兵士達を大の苦手とする。


首都ノースブリュッセルムには沢山の人間が住み込み、日夜領土拡大の為の武力演習が行われている。



●《魔法の国》


世界を三分割する国の一つ。

つい数年前まで『女王軍』と『革命軍』による内乱が行われていた事で有名な国。

『革命軍』のリーダーであったミハエル・ウイングルズにより前女王が討たれ政権交代が行われた。


首都エターナルグルセイドでは様々な物資に《魔法》が施されており、

内乱が起きていた国とは思えないほど、三国でもっとも豊かな国でもある。


領土が海に面しており、《魔法の力》により海面に街を浮かばせている。

よって、実際は三国で最も領土が狭いにも関わらず、海上都市のお陰でそれによる不具合は解消されている。


全12種類ある属性の《魔法》のうち、魔道兵士は自身の《特性》に合った一種類の《魔法》を使いこなす事が出来ると言われている。



●《暗黒の国》


世界を三分割する国の一つ。

決して死する事のない『不死者』達が集う国。

よって爆発的に増え続ける国民に対し、数世紀前から子を作る事を禁じられている国。


三国でもっとも広い領土を保有してはいるが、それでも何処も住民でひしめいてしまっている。


首都グランディアサーヴァントを中心とした、四方に建設された都市にはそれぞれ城があり、

『四天王』と呼ばれる4人の最強暗黒兵士が根城にしている事でも有名な国。


対魔法である《封魔》と呼ばれる独自の術を宿しており、魔道兵士が使用する《魔法》を無力化する事が出来る。


但し物理防御力が皆無の彼らは、《剣の国》が揮う『武力』に対抗しうるすべを見に付けてはいない。



ULウムラウト


この世界での『距離』の単位。

ULウムラウトは『異界の単位』で言うと185,6メートルらしい。


物語の冒頭でほむらが最長101ULウムラウトの敵兵を学校の屋上から黒炎剣で消し炭にしたが、

異界の単位に戻すと約18,7キロメートルの射程を持っていた事になり、

黒炎剣の極悪チートさが顕著となったシーンだと分る。


●各国の勢力関係


この世界を作ったと言われる《神》により定められた《ルール》。


『《剣》は《魔法》に弱い。

 《魔法》は《暗黒》に弱い。

 《暗黒》は《剣》に弱い。』


これにより長きに渡る『三国時代』は終焉を迎える事無く、延々と戦争が続いている。



黒炎剣こくえんけん


《精霊》との《盟約》によりグロリアムが手に入れた最強の力である《黒炎の力》。

それをさらに『黒炎』の才能を持つ者と《契約》を交し、『同調シンクロ』する事により、

グロリアム自身が『黒炎剣』としてその身を変化させ《契約者》の力となる。


《剣》《魔法》《暗黒》の全ての力を宿すと言われており、

その一撃は数万の兵を一瞬にして消し炭にすると言われている。



●《黒い炎の厄災ダークネス・ラグナロク


初めてほむらが『黒炎剣』を振り抜いた際に起きた大惨事を、畏怖を込めて示した言葉。


まるで天の裁きにも似たその一撃に、異界の住人だけでは無く全ての国の人間が恐怖に慄いた。


各国首脳は伝説に語り聞く『黒炎剣』の使い手を手中に収めるべく画策。


そしてほむらを手中に収めた国とは…?



●《力の調整法》


《剣》《魔法》《暗黒》、それぞれの《力》を使いこなす能力。


しかしこの世界に生まれた住人は生まれながらにして当たり前の様に持っている能力でもある。


ほむらはこの《力の調整法》を身に付ける事に苦戦。


未だに『黒炎剣』を使いこなせずにいたのだが…?



●《詠唱》


《魔法の国》で普段から行われている魔力強化訓練であり、《魔法》を使用する際に必要な言葉でもある。


『筆頭魔道士』ともなれば《詠唱》無しでも《魔法》が使えるとされ、ノータイムで連続使用される《魔法》の集中砲火に耐えられる兵士は限りなく少ない。



●《武力強化》


《剣の国》で普段から行われている武力強化訓練であり、これを極める事で《刃の力》と呼ばれる《剣の国》の兵士団が使う特殊能力を発動する事が出来ると言われている。


《刃の力》は装備した武器の能力を最大限まで上昇させる事が出来る力であり、

本来ならば戦闘中に刃が欠け、切れ味が落ちるような場面でさえも半永久的に切れ味を落とす事無く戦える能力である。


近接戦闘に特化した《剣の国》には無くてはならない能力であるとも言える。



●《封魔》


《暗黒の国》で普段から行われている術式強化訓練であり、数百と存在すると言われるあらゆる術を指す言葉。


太古の昔は《魔法》との差別化は行われず、同じ物として人知れずその存在が確認されていただけであったが、

《神》により世界が三分割されたその時から、『対魔法』として独自に研究、拡散して行った《暗黒の国》独自の能力である。


彼らはこの能力を用い、幾度と無く《魔法の国》に攻め入り悪逆非道の限りを尽くしていた。



●『鉄』について


この世界では非常に貴重とされている『幻の金属』であり、《神》が忌み嫌うとされる物質。


その力は《神》の作った《ルール》を無視し、《剣》も《魔法》も《暗黒》も、全ての力を無力化すると言われている。


しかし『鉄』を装備した物に対しては無力化は作用せず、また装備者の意思により『鉄』本来の力を発動させない事も出来る辺り、非常に謎に包まれた物質でもある。


突如異界から現れた『学園要塞』には沢山の『鉄』が眠っており、

さしずめこの世界の人間から見たら『黄金郷』そのものであろう事は容易に想像が付く。



●《魔女の目》


レミィらに捕らえられたほむらの左目に移植された《暗黒の国》の『宝具』の一つ。


その正体は一人の《暗黒の国》の暗黒兵そのものである。

意思を持ち、寄生者の意識を乗っ取り我が物とする。


当然ある《封魔》を宿しているのだが…?



●《予兆オーメン


《暗黒の国》の住人が使用する《封魔》の一つ。


ある程度の未来に起こる事象を予測する事が出来る。

しかしその予測も『予測』でしか無く絶対という事では決して無い。


またこの能力を打ち消してしまう対抗能力も多く、過信は禁物である。



●《結界プリズン


《暗黒の国》の住人が使用する《封魔》の一つ。


ある一定の空間に赤い光に包まれた結界を作り、他者の侵入を防ぐ効果がある。


但し効果範囲は術者の能力に起因する。



●《傀儡ドール


《暗黒の国》の住人が使用する《封魔》の一つ。


警備に特化した機械仕掛けの召喚兵だが、命令は単調な物しか受け付けず、

相手が敵か味方かの区別も付かないので使い所が難しくもある。



●《移動ワープ


《暗黒の国》の住人が使用する《封魔》の一つ。


空間に干渉し長距離を一瞬にして移動出来る能力。


但し消費する魔力がかなり多く、またあまりに離れた距離を移動するにはかなり強大な魔力が必要となる。


自身の魔力量に見合わない距離を無理に移動しようとすると、そのまま異空間に飲み込まれ消滅してしまう危険も潜んでいる。



●暗黒都市『デストピア』


四天王の一人である『黒鎧の槍使い』カイル・デスクラウドが治める都市。


様々な物資を扱う商人で賑わってはいるが治安はあまり良くない模様。



●《偽装カモフラージュ


《暗黒の国》の住人が使用する《封魔》の一つ。


一定時間、自身や他者の『容姿』を変化させる能力。


グロリアムはこの能力を用い、《暗黒の国》の住人として紛れ込む事に成功していた。



●《追跡サーチ


《暗黒の国》の住人が使用する《封魔》の一つ。


対象者の行動を逐一把握出来る能力。


但し効果範囲は術者の魔力量に起因する。



●《解放リリース


《暗黒の国》の住人が使用する《封魔》の一つ。


ありとあらゆる《封魔》を無効化する『対封魔』である能力。


《暗黒の国》の『宝具』に備わっている事が多く、たまに現れる『裏切り人』に静粛するには必須の《封魔》とも言える。


カイルの『黒鎧』にはこの《解放リリース》が付加されている。













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