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Ep31 ボウリング

さすがに一般のボーリング場ほど広いものではないが、4レーンもある。

実は私こと内田海斗は幼いころ以来ボーリングをやったことはなく、つまりガータ無しでしかやったことはない。

きちんとプレイできるのか心配ではあるが、まあ何とかなるでしょ。

「そういえば咲は何でボーリングしたいって言い出したの?」

「・・・何となく?」

うん、理由なくやりたくなることってあるよね。


「カオリンってボウリング得意だったんだ。」

さっきからストライクやスペア連発である。

「私はいつでも練習できるし。そういうウッチーちゃんだって初心者の割に結構いい点じゃない。まぁ投げ方はあれだけど・・・。」

「うん、わかってる、でも何でか上手く投げられにゃいの・・・。」

「教えてあげようか?」

「ぜひ!」

「南ちゃんも教えてあげようか?」

「お願いします・・・。」

「なら俺も・・・!」

「稲葉君は教える程じゃないでしょ。」

「ソウデスネ・・・。」

「それじゃあこれから教えている間は二人には先生と呼んでもらうわ。」

「先生」

「何、ウッチーちゃん?」

「頭重いので手を除けてもらえると幸いです。」

「あっ、ごめんね。」

そんなこんなでカオリンのボーリング講座が始まった



「南ちゃん、なかなか上手いね!それに比べて・・・。」

カオリン先生は俺の方を見る。

「ウッチーちゃんはどうしてこう結果は出てるのにフォームはこうなのかな・・・。」

「少しはましになったかと・・・。」

「少し、ね。」

「あはは・・・。」

「でも得点は私より高いから凄いよね。」

そう南はフォローしてくれる。

「でも基礎がなってないと伸びるものも伸びないし・・・でもまあ遊びだから気にすることもないか。」

「ゴメンニャサイ・・・。」

「何でウッチーちゃんが謝るのよ。」

「教えてもらったのににゃんか悪い気がして。」

「なら今日家に泊まっていく?手取り足取り教えてあげるわよ・・・。」

・・・あれ?何かカオリンの様子がおかしい?

「わ~い、お泊りお泊り~!」

加奈ちゃんが聞きつけてきた。

「いや、オレは今日は遠慮しとくよ。」

「そんなこと言わずにさー。」

「でも明日の用意とかしてきてないし。」

「まあそうよね。なら金曜日にでもどう?」

何か前にも同じようなことがあった気がする。

「それなら多分問題にゃいけど。」

「よし、決まりね。」

そんなこんなで週末にここに泊まることが決まった。



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