Ep19 ~
「今度はうちに泊まりに来てね、ってうちの親がうるさくて。」
そう言ったのは南だ。
そんなに気に入られたのか?でも特に気に入られるようなことをした覚えは・・・。まあでも悪いように思われていないのはありがたい。
「もちろんいつでも行くよ。」
「じゃあ今日来る?」
「いや、さすがに用意してないから今日は・・・。」
「うーん、残念。」
そんな残念そうに見えないことからして、半分冗談で言ったのだろう。
「泊まるなら週末がいいかな。次の日を気にしなくていいし。」
「じゃあ金曜日に来る?」
「まあ親に言っとくよ。多分問題はないと思うけど。」
で、帰宅後の話
「母さん、金曜日に泊まりに行ってもいい?」
「彼女の家ね?」
「・・・うん、そうだよ。」
何だかダメな気がしたが・・・
「いいわよ。」
簡単に承諾が帰ってきた。
「でも福田さん家のお母さんってなかなか楽しい人よね。」
へ?
「もしかして会ったの?」
「うん、電話かかってきて暇でしたらって言われてね。一緒にお茶したんだけど、話がはずんでね~。あのお母さんにならあんたを幾らでも預けられるわ。」
いつの間に仲良くなってんだよ・・・。おばさんの行動力って凄いよな・・・。
「何か言ったかしら?」
「何も言って無いでしょ!」
でも俺も将来おばさんになるのか・・・いや、考えるのはやめよう。




