92朱雀アシェリー
92話更新しました
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「次に向かう場所とは?」
「今お前が持っている玄武の証を持ったままその扉を開けると分岐した場所に戻るがそこは同じ場所であっても領域は違うのだ」
「つまりこの扉の先は同じ場所に見えてまったく別の場所という事ですか」
「ウムそうゆう事だ、そして次にお前達が行くであろう所が朱雀の領域だ」
「朱雀なるほどなだとすれば俺達は後三人の領域主と会わなければならないわけですね」
「おっその通りだ、良く知っているな」
「えぇ前の世界で少し馴染みがあったんで」
「では話は簡単だ後三人に会い残り3つの証を手に入れなければならない、そうだ次の領域主のアシェリーの事を少し話しておこうか」
「そうですね、是非お願いします」
だいたい想像はつくが念の為に聞いておこう
「アシェリーは火を司っている領域主だ」
やっぱりな朱雀は火の鳥の印象が強いイメージだ火が得意なのは納得する。
「アヤツは性格にかなり難がある、まぁ早い話ワガママだ、すぐにヒステリックになるし己が一番美しいと思っている」
「うわっ俺の嫌いなランキング上位で苦手なタイプだ」
「そして朱雀は女尊男卑だ」
「それじゃ俺はアカン存在では、それにキレて文句を言う未来しか見えないんですけど」
「恐らくだが多分大丈夫なハズだ、お前は前例が無い方法でここまで来たアヤツの興味は引くだろう」
「俺が我慢出きるかが問題だね」
「己の心のままに行けば良い」
「色々ありがとう、では俺達は行きます」
「ウム又いつか会える事を」
「はい」
俺は扉を開け中に入る
扉の外は最初に分岐した地点に戻っていた
「見た目は同じだけどルートはもう決まっているんだよな、バサラに感謝だな」
「えぇとても優しく親切な方でしたね」
「そうだな、では次の地点に急ごうか」
俺達は分岐を右方向に歩いて行く
まぁどちらを選んでも同じ場所に行くんだが
暫く歩くと前方に扉が見えてきた
「あの扉が朱雀の領域の入り口か」
「そうみたいね」
「これが証の力、無駄に歩かなくて済むのは助かる」
俺達は扉の前にたどり着き
「さて覚悟を決めて行きますか」
「えぇ」
俺は扉を開け中に入ると物凄い熱風が体を包む
「強烈な熱さだな」
「えぇ体に刺さるぐらい痛いです」
一帯が溶岩の海
玄武の島と同様一本の橋を渡るしか先に進む方法は無い
ただ違うのは敵の姿が見えない
「敵は居ない様だなこれは有難い」
「これも証のお陰なのかしら」
「だとしたら本当に助かるな」
一気に橋を渡り目の前に赤い城が姿を現す
玄武の城とは比べ物にならないほどキレイな造りの立派な建物だ
城の門の前に二人の女性騎士が立っていて
「アシェリー様がお待ちだ、中へ入れ」
「お出迎えに感謝します」
「フン」
バサラの話を聞いていて良かった
二人共俺を見る目が下等な生物でも見ている様だ
二人の後をついていき最奥の部屋の扉を開けるとそこには異様な光景が
「お前がバサラに認められた者か」
椅子に腰掛けた赤い髪色の女が声を発した
その女の座っている椅子は四つん這いになっている素っ裸の男
他の女が座っている椅子も同様だ
見ていてかなり胸糞悪いが朱雀の領域は女尊男卑これが普通なのだろう。
「はい、バサラさんにはお世話になりました」
「アタイはアシェリーこの領域の主だよ」
「お初にお目にかかります、俺はジンです」
「私はマリアンヌでございます」
マリアンヌは目のやり場に困っている
まぁ当然だろう俺には見慣れているナニが大なり小なりあちこちにぶら下がっている
しかしこの男達魂は恐らく死んでいるのだろうがまさか己がこんな目にあっているなどもし意識が残っているならドM属性でも無い限り屈辱そのもの
「俺なら絶対に耐えられん」
「何をブツブツ言ってるんだい、お前がジンでそちらがマリアンヌ、お前達も椅子に腰掛けて良いぞ」
「いや結構です」
俺は食いぎみに答えた
マリアンヌも首を横に振って遠慮している
「そうかい、してここに来た用件は」
「はいバサラさんにも話しましたが俺達は生きたままここに飲み込まれました、そして外に出る為には皆さんの証が必要だと聞かされてですので証を頂きに来ました」
「そうかい、証をねぇまぁあげない事も無いがアタイを楽しませてくれたら考えても良いよ」
「楽しませるとは一体何をすれば良いんですか」
「そうさねぇ~コイツの代わりにアタイの椅子になりな勿論裸でな」
流石に我慢の限界だ
「はぁ意味が分からん、俺は別に死んでここに来た訳じゃねえんだ」
「ホゥ~アタイにそんな口をきくとは良い度胸だね」
「怒らせたのはアンタだろうが」
「貴様アシェリー様に対して何だその物言いはゆるせん」
俺を案内した女性騎士が吠えた
俺はその女性騎士を睨みながら言葉を返す
「道理が通らないから文句を言っただけだ、俺はお前達の人形じゃ無いんだ、死人と同類の扱いをするな」
女性騎士は今にも襲いかかりそうな勢いだ
コチラも臨戦態勢を整える
「まぁ待て、ジンよお前は良い目をしている、生き生きとした瞳ゾクゾクするな、ますますアタイの物にしたくなったよ」
「誉められたのは嬉しいが遠慮する、俺はまだ外でやらなきゃならない事がある」
「ならばアタイと賭けをしないか、ジンが勝てばこの証をやろう但しアタイが勝てばジンはアタイの物になる事、どうだいこの賭け受けるかい」
「分かった受けるよ」
こうして俺とアシェリーの賭けが始まった。
93話「無謀過ぎる賭け」をお楽しみに
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