表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/116

75守護獣神ライアン

75話更新しました

ブクマ、評価をよろしくお願いします


「おいそろそろお前が誰だか教えろ」

「おお~まだ名乗って無かったな、我は守護獣神ライアンだ」

「守護獣神だぁ~なんだそれはお前中二病か」

「良く分からん言葉だが何だか失礼な事を言われた気がするわい」

「それでお前は何故俺の中にいるんだ」

「何処から話せば良いかの、まず我はお前の願望や願いから生まれた創造神だ」

「創造神だと」

「そうだお前の仲間を守りたい気持ちやもっと強くなりたい思いが形となり生まれたのが我だ」

「つまり俺がお前を造り出したと言う事なのか」

「まぁそうゆう事になるな」

「では何故俺はお前を生み出せたんだ」

「まずはお前が転生者という特殊な人間である事そしてあの魔香とかいう物が我の種となりそこにお前の思いが重なる事で我が形になった」

「そうかやっぱ転生者は特殊なんだな」

「それとなこのリミット解除は己と向き合いそれを乗り越えた時に新たな道が開かれるとされている」

「何か難しい事を言うな」

「まぁ難しい事は良いではないか、それよりお前はこの力を完全に自分の物にしろ今朝の戦いで分かったはずだ」

「あぁ俺が思っている以上の事が起きた、ところでお前の能力は何があるんだ」

「まだ話して無かったな、我の能力は3つある

まずはお前が目測を誤った速さ神速、敵に攻撃を食らってもダメージが無かった鉄壁、最後に敵を一撃で吹き飛ばした力、剛力だ」

「確かに俺が不思議に思った事全てが能力なんだな」

「左様」

「まぁ今は早くこの能力を使いこなせる様に頑張ってみるさ」

「その意気だ、お前がこの力を完璧に使える様になったら我を呼び出せる事も出来るぞ」

「召喚出来るのかそうかそりゃ~楽しみだ」


それから話は続き

「ところでお前という神はこの世には無い存在なのか」

「当たり前だ我はお前が造りだした者だからな」

「そうかそりゃ~神族やパラミアにも分からないはずだ」


「そうだお前に言ってあかなければならん事があった」

「まだ何かあるのか、もうお腹一杯なんだが」

「実はなお前の中に我の他にも複数同じ存在がおるようだぞ」

「はぁお前の他にも複数いるんか何だそりゃ~」

「まぁどんな奴とか能力とかは知らんし我は興味が無い、どうやって解除するかは自分で探してくれ」

「お前自分以外の奴には関心無いのな」

「当然だろう」

コイツ結構俺に似てるなと心で思いながら苦笑する。


「まぁまだ解除されてない奴の事を考えても仕方あるまい、今は我と二人三脚でやって行こうぜ相棒」

この感じやはり俺に似てる

「あぁそうだなそれと俺の事はジンでいい、こっちこそヨロシクなライアン」

こうして訳が分からない力であったライアンとの意志疎通が可能になり俺は更に強い力を手に入れた。まぁ後複数いる事はライアンが言った様に今考えても仕方ないが皆を守る力になるなら是非とも手に入れたい。


結局徹夜になったが謎が解決した事で元気ハツラツだ

「パラミアやカレンさんは驚くだろうな」

早い朝食を済ませカレンさんに会いに行く


「ジンさん朝早くどうされたのですか、もしや何かお分かりになったのですか」

俺は今朝までの出来事を詳しく話した

「何とその様な事が不思議な事もあるものですね、そんな話聞いた事もありません」

「こんなものは特殊な事例でしょうそうそうあるもんじゃ無いと思いますよ」

「だからこそ貴重な体験です、これは記録に残さないとジンさん協力お願いします」

「はあ」

どうやらカレンさんのツボにはまった様だ

目の輝きが違うまるで欲しいオモチャを与えられた子供の様だ


俺はやれやれと思いながら部屋を出る

「パラミアまで興味津々になったら更に面倒臭いな」

そう思いながら食堂へと向かう


「ジンおはよう」

「早いわね」

もう皆集まっていた

「おはようジンは食べないの」

「俺はもう済ませたから」

「あら早起きしたのね」


「ジンよ何か分かったのかえ」

「あぁさっきカレンさんにも話をした」

俺はパラミアにも同じ説明をした

「何とその様な事が実に興味深いのう」

「あ~あやっぱり興味を持っちゃったか」

「当然であろう、こんな珍しい事はそうそう立ち会えるものでは無いからのう」

パラミアも目を輝かせている

カレンさんと同じ反応だな良く似ている

「ところでそやつの能力はなんじゃ」

「速度、防御、力の3つだ」

「なるほどのう確かにどれも脅威的なものじゃったな」

「ライアンいわくアレでもまだまだ使いこなせて無いらしいわ」

「とんでもない力じゃの」

「これから徐々に自分の物にするさ」


皆の食事も終え今日もダンジョンへと向かう

36階

昨日の一件で女性陣のやる気が凄まじい

我先にと敵に突撃していく

「おいおい俺も早くこの力を物にしたいのに出番無しかよ」

「仕方あるまい、あの様な圧倒的な力を見せつけられては燃えるというものよ」


その後も順調なペースで階層を進んでいき気がつけば50階

「今日はこの階層を踏破したら帰るとしよう」

「了解よ」

その時

「なんじゃこの異様な気配は」

「あぁこりゃヤベ~な奴がおるな」

肌に刺さるほどの殺気とオーラ、コイツは只者ではない

マーガレット達も肌で感じている様で目付きが変わる

この先の敵はかつて出会った事が無い強敵になる皆はそう確信した。



76話「特殊体と剣士の意地」をお楽しみに


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ