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03俺のアオハル~

3話を更新しました

最後まで読んでもらえると幸いです

応募もよろしくお願いします

今日は特別な日、入学式だ。

学校までの道のりを歩きながら自然と笑みがこぼれる。

「ヒャッホー楽しみで仕方ねぇ」

いつもの妄想を膨らませてるうちに学校に到着する。

掲示板に人が群がっている、まぁクラス分けの貼り紙だろう。

「ケッどうせFクラス見るのも面倒臭せー」

掲示板をスルーしてFクラスに向かう。

俺のクラスは校舎横にあるみたいだ

目の前に着いた時俺は唖然とした。

「何だこれはカビ臭せ~掘っ立て小屋じゃねえか」

Fの人間は校舎の中にすら入れないのか

「えれぇ~差別やな、前世の世界なら大問題になるレベルじゃねえか」

異世界では力が全てなのだろう

「単純明快バカでも解る、上等」

教室・・・と呼んで良いのか分からんが中に入る。

まぁこの時点で分かってたが中もヒドイ、机も椅子も廃品から拾ってきたヤツじゃねえかと思うほどボロボロだ。

「こりゃー青空教室の方がまだマシだな、まぁ住めば都と言う言葉があるし慣れるやろ」

一番後ろの席に着き、辺りを見回す。

人もまばら昨日は興奮して中々寝れなかった。

「少し寝よう」

どれくらい寝てたのだろうか?

周りがうるさく目が覚めた

「うるせーな、人が気持ち良く寝てたのに」

俺は寝起きが悪い、イライラオーラが出てるのか、顔が鬼の形相なのか誰も近寄って来ない。

ドアが開き担任らしい人が入ってきた。

一気に目が覚める

「ヤベー美人先生だ、こりゃー俺のアオハルシナリオの本が厚くなる」

絶対にあり得ない妄想を考えて気持ち悪い笑みがこぼれる。

「皆さん席に着いてね、今から出席を取りますね」

声も良い、ますます妄想がはかどる

1人ずつ名前が呼ばれていく、

しかしさっきから気になる事がある、俺の斜め後ろに立っている奴は何なんだ

「早くもイジメにあっているのか、許せん」

出席も取り終わった

アレおかしい名前が呼ばれない、まさかシカトされてんのか

「俺の名前が呼ばれて無いんですが、嫌がらせ」

「君お名前は?」

「ジンギードですが」

「ジンギード君貴方はこのクラスではないわね」

「えっどうゆう事?」

先生はクラス分けの名簿を見る

「Eも名前が無いわね、じゃあD・・・も無い、Cうーん無いわ、あっあった君はBクラスね」

「はい~Bですか、オイオイここの実力テストはザルなのか、それともレベルが低いのか」

席を立ち教室を出ようとして気がついた

俺の斜め後ろに立っている奴は席が無くて立っていたんだ

「イジメたのは俺か―、君の席を奪ってすまない」

教室を出てBクラスに向かう、クラスは校舎内にある。

教室の前に到着しドアを開けた瞬間またもや唖然とした。

「あのクラスとは比べものにならんな、全てが新品、なるほど格差社会だな」

ヤクザとあまり変わらんな、座布団が高い奴が偉い、低い奴はぺーぺーこの世界もその図式は変わらんのか。

「君は?」

これはテンションが上がる、Fの先生に負けず劣らずの美人さんだ。

「ジンギ―ドです、クラスを間違えて遅くなりました」

「ヘェー君がジンギ―ド君、皆さん彼がこのクラスの主席ですよ」

「俺が主席なんだ・・・はぁ~どうゆう事?意味わからん」

「このクラスでは一番成績が良いのよ」

「どんだけ採点員が無能なんだ」

「君はこれから皆からの挑戦を受ける義務があります、勿論負ければ主席は交代になりますよ」

「これだよ、良いね、良いよ上等だよ」

「皆さん今日はジンギード君が遅刻した罰に特別に挑戦出来ますよ」

すると6名の生徒が手を上げる。

男が4人、女が2人

「更に良いね、俺のテンションを上げてくれるアオハル戦士」

「では、この後外に集合、6人は自分がやりたい武器を持参してくださいね、では解散」

叫びたいのを必死に抑え外に出る。

「こんな急展開悪くない、むしろ大好物」

ストレッチをしながらアオハル戦士を待つ

「あれ、Bクラスってこんなに生徒が多かったか?」

「ジンギ―ド君、ギャラリーが多い方がやる気が出るでしょ、先生が呼んじゃった」

何ともお茶目な事で、だが

「とても良い、良いよ、やる気爆上がりや」

6人が出てきた。

3人が剣術、棒術、体術、魔術がそれぞれ1人ずつだ。

さてどれくらいのレベルなのだろうか、挑戦してくるぐらいだからそれなりに自信があるのだろう。

「ますます楽しみだ、興奮し過ぎて漏らしそうだ、便所に行っとくべきたったか」

6人が俺の前に立つ

「では、これから主席争奪模擬戦を行います、ルールは相手に参ったと言わすか、戦闘続行が難しいと判断した場合は敗北になります」

正直主席なぞに全く興味が無い、無いが負けるつもりも無い。

これはのちに聞いたのだが主席は一つ上に挑戦出来る権利があるらしいのだ。

だからギャラリーも多いのは当たり前なのだが俺は知らなかったのでテンションが上がる材料位にしか考えてない。

そして1人目が出てきた。

「名前を聞こうか」

「レイズンだ」

何か豆みたいな名前だな

コイツは棒術を選択した様だ

俺は体術一択で勝負だ

こうして俺の抗争いやアオハル模擬戦は始まった。








最後まで読んで頂きありがとうございます

今さらですが、この主人公の前世の一部はある人物が実体験した内容を一部脚色したノンフィクションです

それん踏まえて主人公を好きになってもらえたら嬉しいです

尚ある人物はまだ健在してます

最後に応募もよろしくお願いします

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