表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冴えないド田舎おっさんヤクザ~異世界転生仁義~  作者: KEIOH


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/116

25フェルトとダリルの覚悟

25話更新しました

お待たせしてすいません

ここ最近体調が悪く話数の進みが遅れています

ご了承下さい

ロンギウスが受け持った左側はソルトとの連携が上手く行き難なく敵の無力化に成功する。

一方フェルトが受け持った右側はかなり苦戦している。

「くっそ、しぶといな」

俺とアーニャで交互に攻撃してラベンダーに強

化魔法を掛けてもらっているが中々仕留め切れない。

「フェルト、気づかれたわ敵の援護が向かって来てるわ」

「マズイな、コイツだけでも何とかしないと」

焦れば焦るほど上手く行かなくなる

「落ち着け、どうする?撤退するか」

その時

ロンギウスとソルトが駆け付ける。

「間に合ったな、行けるかフェルト」

「ロンギウス、ありがとう助かったよ」

ロンギウス、ソルトは援護に駆け付けた1体に向かって行った。

「これで落ち着いてコチラに集中出来るな」

俺とアーニャで同時攻撃を仕掛けよう。

「アーニャは上半身、俺は下半身を攻撃する」

「了解よ」

二人同時に攻撃を入れ何とか拘束する事が出来た。

「俺のせいでかなり時間を無駄にしたな」

「仕方ないわよ、ジンみたいにスマートにやれる訳無いんだから」

「早くジンに追い付きたいな」

「無理ね」

「アーニャお前なぁ」

これで残り10人になったが残り時間も8時間になってしまった。

フェルトは戻って来るなり

「ジン、すまない手間取った」

「気にするな、お前達が無事ならそれで良いから」

とは言ったものの時間的にはかなりヤバくなってきた

「では今度は残りの5人で行きますか」

「待ってました」

「ようやく暴れられる」

俺と、ライオネル、レイズン、マーガレット、ダリルで出撃する。

敵陣営付近に到着し指示を出す

「俺は1人で大丈夫だ、そちらは4人で頼む」

「あぁ、分かった」

ここで最低3人以上敵兵を減らしたい

「ライオネル、俺が目立って敵を引き付ける、その間に1体ずつ無力化してくれ」

「気をつけろよ」

「おい誰に言ってんだ」

「悪い悪い」

「じゃあ行くぞ」

俺は走り出しまずは敵の前に姿を見せ1体と戦闘を始める

敵がなにやら大声で叫んでいる。

「これが獣人語か、何言ってるのか分からん、ちんぷんかんぷんやな」

その声に反応し近くの獣人数体がコチラに援護にやってくる。

「アイツらが来る前にコイツを仕留めたいな」

動きは早く無い

攻撃をかわしながら拘束魔法を掛けて動きを止める。

一撃を入れて気を失わせてライオネル達が潜伏している逆方向に走り出す。

それを見たライオネルは

「ジンが折角作ってくれたチャンスだ、ヘタは打てねえぞ」

「そうよ、ジン君が囮になってくれたんだから貴方達しっかりしてね」

「分かってるよ、マーガレットはジンの事になるとうるさいな」

マーガレットは頬を赤く染めて

「黙りなさいレイズン、ほら行くわよ」

ライオネルとダリルが先制攻撃をかける、二段構えでマーガレットとレイズンが続く。

「ジンが敵の視線を集めているからやり易い」

マーガレットの足払いが敵にヒットしバランスを崩した。

「今だ皆で総攻撃をかけるぞ」

一斉に襲いかかり縛り上げ無力化に成功

残り8人

「ライオネル、続けて行きましょう」

「そうだな、行ける所まで行こうか」

こうしライオネル達は次の敵に狙いを定め襲いかかるのだった。


一方ロンギウス達待機組は

「前線がゴタついてるな、俺達も動くぞ」

「おっ、どうするよ」

「いつでもカチコミかけれる様に前線付近まで移動するぞ」

「そうね、時間が無いものね」

ジン達が出撃してかれこれ2時間が経過していて

残り6時間を切っている

敵戦力残り8人

敵陣営まで50mほどの場所まで拠点を進めて様子を見る。


「俺を追って来ている敵は4体か」

だとしたらライオネル達の所は4体残っている。

先程ロンギウス達が前線に近づいて来ていたのを確認している

「ロンギウス、聞こえるか~こっちに来い一気に片付けるぞ」


「おい皆、行くぞ」

ロンギウス達が俺の所に走って来る。

ここでこの4体を仕留めないとコチラが不利になるのは目に見えている

「来たか、コイツらを仕留めるぞ」

「よっしゃ、やるぞ」

敵味方入り乱れての大乱闘


この戦闘が終わった時には残り時間が3時間を切っていた

ライオネル達がコチラに向かって来るのが見えた

「ジン、コチラは2体仕留めた、残りは3だ」

「もう時間が無い、30分後に一気に行こう」

皆の疲労が激しい正直30分位ではどうにもならないだろうが仕方ない。



そして30分後

「では行こう」

扉を守るリーダーの前に2体が立ちはだかる

「先にコイツらを片付けるぞ」


その3体を倒し終わった時には既に1時間を切っていた。

「俺はガイル、お前達もう時間が無いぞ、ここで俺を倒せ無かった場合は次の砦にも参戦出来るからな」

くそ、残った敵は次に復活出来るのか


「ジン、皆ここは俺達に任せて先に行ってくれ」

「フェルト何をバカな事を」

「ジン、俺達に格好つけさせてくれ」

「ダリルまで何を言ってる、仲間を置いて行けるか」

「俺達はお前に感謝しているんだ、俺達を仲間と認めてくれた、その恩を返させてくれ」

「なあジン、頼むよコイツは絶対先に行かせねえ」

「ジンよ、二人の覚悟を無駄にしたらダメだ」

「ロンギウス、俺に仲間を見捨てろと」

「見捨てるんじゃ無い、任せるんだ」

「同じ事やろ」

「ロンギウス、時間ぎ無えジンを連れて先に行ってくれ」

「あぁ、分かったお前達の気持ちは連れて行く」

「ありがとな」

「離せロンギウス」

俺とダリルは背中で扉の閉まる音を静かに聞いていた。
































26話をお楽しみに

いいね、ブクマ、レビューをよろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ