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冴えないド田舎おっさんヤクザ~異世界転生仁義~  作者: KEIOH


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21/124

21いざ獣人の国へ

21話更新しました

次回からBEASTWARS編に突入します

引き続きよろしくお願いします

翌朝まだ疲れが残っている状態のまま朝食を取る。

「やべ、クソ眠いんだけど」

ロンギウスが言うと皆も同じ様な事を言い合っていた。

「もう、お肌に悪いわ」

「大丈夫だまだ若いんだから荒れる事ないやろ」

などと和気あいあいな雰囲気だ

とてもこれから戦場に向かう感じではないほどのリラックスぶりだ。

楽しい朝食を終えて、宿を出ると王様を始め皆の家族、勿論俺の家族も見送りに来ていた

「君たちに全てを背負わせて本当に申し訳ない、無事に戻って来る事を心から祈っておる」

「ジン、そして勇敢な戦士達よ、無事な帰還を」

王様と皇太子の話しの後は家族との少しのふれあいをしてそれぞれが馬車に乗り込む。


「ジン、気を付けてな、俺との約束忘れるなよ」

「親父、分かってる」

「ジン体調には気を付けてね、戻って来るのを待ってるからね」

「母さん、ありがとう」

「お兄ちゃん、頑張ってね、大好き」

「ミリーナ、家の事頼んだよ、じゃあ行ってきます」

少し目頭が熱くなる

振り向かずに馬車に乗り込む

そして動き出す馬車から手を振る家族の姿を見ているとふとある歌を思い出す。

「ドナドナの気分だな」

街並みが遠退いていき、周りは森林が生い茂る風景へとチェンジしていく。

これから馬車の旅を半日かけて港町バラクーダを目指す。

皆はそれぞれくつろいでいる

寝ている者、本を読んでいる者、雑談してる者、窓から景色を見てる者と様々

「コイツら肝が座ってるな」

それから数時間後、途中の町で食事を取りその後は目的地までノンストップで馬車は進む。

辺りが暗くなった頃港町バラクーダに到着する


「ようやく到着したな、流石にケツが痛え」

「ふぁ~良く寝たなあ」

「お前は良く馬車の中で寝れるな」

「ジンよ、休める時に休むこれが俺のモットーだ」

「ロンギウスよお前良い性格してんなー、将来大物になれる器だよ」

「嫌味か」

「いや、純粋に誉めたんだよ」

「じゃあ有りがたく受け取っておくよ」

「おーいジン、ロンギウス部屋に入るぞ」

各自それぞれの部屋に入り荷物を置いて夕食を食べに行く。

「皆、お疲れいよいよ明日はこの国を離れ獣人の国に向かう、まぁ船で丸1日はかかるから明後日になるけどな」

「ジン、話しが長くなるなら飯を食べてからにしようぜ、腹が空いて死にそうだよ」

「お前は緊張感が皆無だな、まぁいい、では食べようか」

テーブルの上には豪華な料理が並んでいる

それぞれが好きな物を食べて楽しそうに雑談している。

「おい、ジン肉ばっか食うんじゃねーよ」

「ロンギウスよ、世の中早い者勝ちじゃ、お前にはこの野菜を進呈してやるよ」

「お前これ食い物じゃねえ」

「まぁまぁ二人共」

「うるせい、じゃあお前が食え」

「食えるか」

他の奴らは「やれやれ」と言わんばかりに苦笑いをしている。

「ジン俺の皿の上の肉まで取るな」

「細かい男は嫌われるぞ」

「ロンギウス、自分の肉取られたからって俺から取るな」

「お返しだ」

「俺まで巻き込むんじゃねえよ」

男性陣は醜い肉争奪戦を繰り広げている

ある意味BEASTWARSの前哨戦だ

それを遠目で見ている女性陣は

「いやね男って」

「子供っぽくて可愛いじゃない」

こうして楽しい食事を済ませ宿に戻る途中ダリルがふと

「これでこの国ともオサラバか」

と呟いた。

「バーカ、縁起悪い事を言うな」

「スマン」

ライオネルが二人の肩を抱いて

「皆で戻って来ようーぜ」

「この国の大人達が俺達ガキにあそこまで頭を下げたんだ、それに対する義理は果たさないとな」

「ジンの言う通りだ、しっかり3日間生き延びて又この国へ凱旋しようぜ」

「そうよ、私達は負けないわ」

「えぇ、愛する人がいる限りね」

アーニャが俺を見ながら言う

「貴女、しれーっと告白しないでくださる」

「本当に油断ならない人ね」

「さっきジンさんが早い者勝ちと言ってらしたでしょ」

今度は女性陣の醜い争いが始まる。

俺達は宿に到着しそれぞれの部屋に戻る。


俺はベッドに横になり考える

「アイツらを無事にこの国に帰還させないとな」

BEASTWARS全く何の知識も無い、どんな戦場なのか、どんな戦法を取れば良いのか、敵の数はどれ程なのか何もかもが謎なのだ

「それでもアイツらを守る為にいざとなれば俺1人が犠牲になれば良い」

折角出来た最高の仲間1人たりとも失う訳にはいかない。

30数年中途半端な生き方しか出来なかった俺がこの世界に転生して数年仲間の為に人生をまっとう出来る。

「こんな幸せな事が他にある訳がない」

俺がやるべき事は最初から決まっている、ならルールなどどうでも良い

「殺って、殺って、殺りまくってやる」

その時ふと

「そうかアイツらを守るそれだけが俺の中にある仁義」

そのまま深い眠りつく

しかし俺と同じ志を皆が持っていた事など今の俺には読み取る事など到底出来るはずもなかった。


翌日

俺達は船着場から船に乗り込む

「さあ行こうか」

「あぁ、俺達の伝説の始まりだ」

「ロンギウスよ格好つけすぎ」

「うるせー、たまには格好つけさせろ」

「貴方には似合わないわ」

「そうよ、やめておきなさい」

「そこまで言わんでもええやん」

皆が笑いそして

「獣人の国へいざ出発」



















22話をお楽しみに

ブクマ、レビュー、いいねを押していただくと私のやる気がMAXになります

よろしくお願いいたします

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