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02マジやってらんね~

2話更新しました

応募よろしくお願いします

俺が異世界に転生して早1ヶ月

この世界に勝手に転生させた神の事を毎日愚痴っている。俺は根に持つ性格だ

「マジで今度会ったら恥ずかしい目にあわせてやるぞ」

アレコレ妄想しながら毎日を過ごしている。

ただ今は俺が恥ずかしい目に

「風俗は好きだが、幼児プレイはないわ~」

オムツに垂れ流しにオムツの交換マジで羞恥以外の何物でもない

ただ唯一の楽しみはミルクの時間だけだ

おっぱいを堂々と吸えるのだ。

「しかしなぁ~歯も無いし上手く出来ねえ」

興奮はしてる、だが息子の反応が無い、勿論モッコリも無い

「早く大きくなりて~2つの意味でな」

自由に動けないのがこれほどダルいとは思わなかった。

「流石に泣くか、バブバブしてるのも飽きた」

そんなこんなで苦痛な日々を過ごしてようやく俺は3歳になる。

「これで自由に動ける」

前世から習慣だった鍛練が出来る、身体を鍛えるのは日課みたいなもんだ。

「しかしよ~この声どうにかならんのかね、子供だから仕方ないが可愛い過ぎるんだが」

「迫力がまるでねぇ」

2年後には学校に行く事になる

この世界は5~7.歳が初等部

8~10歳が中等部

11~13歳が高等部

14~16歳が大学みたいな所らしい

「前世はクソアオハルだった、今回はこそは輝くアオハルがしてぇ」

俺の第1の目標だ。

それではここでちょいと家族の話をしよう

ウォーレン家は4人家族

まずは父、名前は知らん、何故なら親父としか呼ばないからだ、年齢は多分30位か職業は冒険者らしい。

冒険者ランクはそこそこみたいだ、知らんけど

次は母親、勿論名前は知らん、カーチャンとしか呼ばないからだ、年齢は27位、昔は親父のパーティーに居て同じ冒険者だった、とても美人さんだ。

次は一つ年下の妹、ミリーナ2歳カーチャンに似ていて美人だ将来が楽しみだ。

最後は俺、ジンギード呼びにくいのでジンギ3歳ハンパな転生者た。

「しかしこのネーミングセンスは何なん、ジンギとか何の冗談かと思ったものだ」

しかしよ、俺はこの世界の事を何一つ知らない

エロい身体をした女神に不意打ちで飛ばされたからだ、思い出すと腹が立ってきた

「マジで折檻してやる」

しかしこの世界は退屈過ぎる、TVも無ければゲームも無い。

「ホンマに子供に厳しい世界やな、まるでクソゲーだな」


「全くこの世界に来て愚痴しか言ってない」

「だがシノギには困らなそうだな」

冒険者になりモンスターを刈ってくればゼニになる。

「世界が変わっても世の中ゼニが無ければ負け組」

その為には今から鍛えないといけないな。

前世では様々な格闘技をやっていたから、まずはやれるやつから始めてみよう。

あとこの世界には魔法があると親父から聞いた

「俺でも使えるんか?バカにはム~リって事は無いよな」

これも試してみよう。

「いやーやる事が多いな、前世とは月とスッポン?ん~~意味合ってるか?慣れない言葉は使うもんじゃねぇな」

それから毎日ほとんどの時間を鍛練に当てている。

「自分で言うのも何だけど良く飽きずに続いてるもんだ、昔ならやってらんね~で即ヤメ、自分で自分を褒めてやりたい」

まぁ他にやる事が無いのもあるが頑張っている方だ

「これだけやってどんだけ強くなったかは知らんけど、やらんよりはマシだろう」

それから約2年間5歳になるまでバカの一つ覚えの様に格闘技、剣術、魔法を鍛練してそこそこやれる様になった・・・気がする

「特に魔法なんかは初めて出来た時はガキの様にハシャいだもんたなぁ、まぁガキなんだけどな」

正直、実践をしてみたいが、親父いわくギルドに登録出来るのは10歳かららしい。、「面倒臭せ、決まり事は破る為にあるんじゃねーのか」

知った事かとダンジョンに潜ろうとしたが入り口の警備兵に止められ、外に出ようとしたら門兵に止められ懲りずに何度も試すが、そのつど見つかり、しまいには顔を覚えられる始末。

そんな事を繰り返し入学の1ヶ月前学校入学の為の実力テストが開催される。

「これはテンション爆上がりや」

翌日早速会場に向かう、あちこちから沢山の子供が集まっていた。

ますますテンションが上がる。

実力テストの項目は全6科目

学力、剣術、棒術、体術、弓、魔術だ。

早速学力テストから挑む用紙を見て「楽勝だ」

と思い2~3門解いた所で寝てしまう。

次は剣術、これを楽しみにしていたが結局素振りと木の人形に打ち込むだけで終了

棒術、体術も同じ様な感じで終了。

「俺の爆上がりテンション返せ、マジでやってらんね~」

弓に至っては打つまでの所作、魔術は詠唱から発動までの時間

「俺詠唱何てハズイからした事無いんだけど」

小声でムニャムニャ言いながらやった

「本当にマジやってらんね~」

怒りがこみ上げるのを抑えながら帰宅する。

家に着くと親父が帰って来ていた

「ジンどうだった」

「親父すまない、あまりにもテストの内容がショボくてやる気が出なかった、悪いがFクラスになるわ」

「ワッハハ、そうかまぁ気にするな、成績だけが全てじゃない」

「貴方甘過ぎですよ」

「良いじゃないか」

「お兄ちゃん頑張らなかった?」

「あぁ来年ミリーナが頑張れ」

「うん、お兄ちゃんの分まで頑張る」

しみじみこの家族は温かい

こうして俺の実力テストは終わり、後は入学の日を待つだけである。



最後まで読んでいただきありがとうございます


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