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15無理矢理下克上

15話更新しました

最後まで読んでちょ


俺達Sクラスが統一した事により各クラスも統一戦争が開始されている。

短い所では1日、長い所でも3日で決着し今は平穏な日々が続いている。

「はーい皆さん席に着いて」

「相変わらずナイスバディ、この体を見ながらご飯3杯はイケそうだな」

流石は大人である。

「数年後はここのクラスメート達でもご飯1杯半ぐらいはイケる」

良からぬ事ばかり考えている。

「まぁ、いざとなったら何も出来ないヘタレ、いやピュアな俺」

授業など聞いて無いってか中等部とは言え内容は小学生並み

「俺の妄想がはかどるのはこの授業のせいだ」

ところで最近ウチのクラスの女子達の不穏な空気をヒシヒシと感じる。

何が原因なのかは知らんが、マーガレット、ラベンダー、アーニャの三つ巴

アーニャは中等部からだから何となく理解出来るがマーガレットとラベンダーが対立してる事がビックリだ。

「女子の争いほど怖いものはない、男より陰険で根が深そうだ、まぁ俺の勝手な憶測だが」

女子に聞かれたら白目チョップだろう。

ライオネルやロンギウスに聞いても分からないと言っていた。

もしかして女子の中で覇権争いをしてるのではないかと思っている

「俺の危険センサーが関わってはいけないと言っているので静観が大正解だな」

触らぬ神に祟りなし。

授業が終わると皆が集まってくる、実はこの瞬間が俺は好きである

「前世の予期せぬボッチのクソ雑魚時代では考えられんほどのリア充や」

「ジン、報告したい事があってな、先輩がAクラス以下の者達のケツをかいて俺達に仕掛けて来るとの噂が入って来たんだ」

「ふ~ん出る杭は打たれるかぁ」

「ジン君どうする?」

ライオネルが聞いてくる

「どうするも何もまだ何も起こってないしな、やりようがないな」

「先手必勝もありなんじゃ」

コイツはボールス元連合体のリーダーをしていた奴だ。

「しかしコイツらほとんど貴族の息子、娘ばかり平民の出の俺が中心でいいんかい」

「ジン、どうした?又ボーっとしてるぞ顔が

気持ち悪いぞ」

「お前なあ、いつも言ってるだろ、このナイスガイに向かって気持ち悪いとか無いわ」

「あのな、自分でナイスガイとか俺の方が無いわ」

「おっ、ナイスガイの意味やっと理解したか」

「そりゃしょっちゅう聞いてたら嫌でも覚えるさ、そんな事よりどうするよ」

「仕掛けられたらヤルだけ、あと首謀者は解りそうか」

「探ってみる」

それにしてもこの輪に入れないランウスは気の毒である、肩身の狭い思いをしている自業自得とは言え可哀想だ。

その話は置いといて、今回の問題は取り敢えず静観が妥当だろう。

「先輩達も暇人だな」

ただもし仕掛けて来る様な事があれば今度こそ楽しめそうだ

派閥戦争では結局煽っただけで何もしていない

「今回こそは楽しませてもらわないとストレスが溜まる一方だからな」


それから数日何事もなく日々が過ぎ

「ジン、首謀者が分かったぞCクラスのハワードという先輩だ」

「で、ハワード先輩の目的は?」

「悪い、そこまでは分からん」

「まぁいい、ロンギウスよいつ襲撃があっても良い様に皆の修練を強化してくれ」

「おう、任された」

これで何時でも出撃出来る。

俺は俺で鍛練を重ねよう、まぁ日課だから関係ないか

「俺は何時なんどき誰の挑戦でも受ける」

前世で聞いた台詞をパクってみた

それから更に数日後

中等部1年全体に不穏な空気が漂い始める

「そろそろ動き始めそうだな、どうやって仕掛けてくるか見物だな」

その日の午後俺の予感は当たる事になる。

「ジン、大変だウチのクラスの生徒がヤられた」

「来たか、それでヤられたのは誰だ」

「元連合体の1人でバイスラだ」

「スマン、誰だか分からんが容態は?」

「かなりヒドイ、数人でのリンチだろう」

俺は無言で立ち上がる

俺の異様な殺気に気がついたロンギウスは

「ジン、待てここは俺達に任せてくれないか」

「黙れ、仲間がヤられたんだ卑怯な方法でな」

「今日1日猶予をくれないか、頼む、ジンが出向くと大惨事になる」

俺は苛立つ心を落ち着かせ椅子に座る

「分かった、但し今日だけだからな」

「ジン、スマン」

ロンギウスはそう言うと教室を出ていく。

そして1つの部屋に入って行く

そこにはSクラスの面々が待機していた。

「ロンギウスよ、どうだった?」

「あぁ、かなりヤバイ、なだめるのに大変だった、猶予は今日1日だけだ」

「それでどうする」

「リンチをかけた奴らを捕まえ制裁しないとな」

「ジン君がキレ出す前に何とかしないと大変な事になるからな」

「既にキレかけてる、それで二人一組で行動してくれ、これ以上の犠牲は避けるんだ」

ロンギウスはその日の午後までにリンチをかけた奴らを捕らえ制裁と事情を聞き理解する。

「あとはジンにヤらせるしかないな仮にも先輩だしな」

「あぁまさかランウスの兄貴が首謀者だったとはな」

「残念だがランウスもこの計画に加担してるのは間違い無いな」

「ロンギウスよ、ジン君への報告は頼むな」

「あぁ、今から行ってくる」

「こっちの後始末は任せろ」

「頼んだ」

ロンギウスはジンギードの所に急いだ。



















ありがとうございます

16話をお楽しみに

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