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13派閥戦争開始

13話更新しました

最後まで読んでください

昨日の今日で各派閥はどの様な対応をするか楽しみである。

まず最初に動くであろう連合体の動向が気になる

「どう仕掛けて来るか、見物だな」

早速連合体の1人が挑発しだした

「ふん、大した事無さそうだな、俺1人で十分だ」「だな」

それに答える様に

「弱い奴ほど良く吠えるな」と応戦する

「おい、誰に言ってんだ、コラァ」

「お前、顔だけじゃ無く耳も悪いのか」

と言い合いになりヒートアップしていく

ロンギウスが

「おっ、ジン始まったな」

「こんなもん、ガキ同士の単なる口喧嘩じゃん」

「ジンは相変わらず厳しいな」

「もしこれを仕掛けたとぬかすなら、かなりショボい」

結局先生が来た事で一時中断

「なんだこりゃー」

呆れて物も言えん。

「もっと派手にやれや、マジでしょうもな~」

結局その日はそれ以上何もなく終わる。

「あんな感じでダラダラやられたら正直かったるいわ」

そして次の日

ロンギウスが

「ジン実は昨日ランウスが俺に接触してきて」

「ランウスって誰や」

「お前なぁ、興味無い奴の名前を覚えて無いとかどうかと思うぞ、初等部でSクラス主席だった」

「おー」

とは言ってはみたがサッパリ分からん。

「で、そのランクズが何を言ってきたんだ」

ロンギウスは呆れ顔をしながら

「ランウスだ」

周りの奴らがクスクス笑い

「おい、ランクズだってよ、ベストネーミングじゃねえ」

喜んでもらえたなら何よりだ。

「実はな、ランウスが俺達との同盟を申し入れしてきた」

「へぇーそれでお前はどうしたいんだ」

聞くまでも無いが一応訪ねる。

「俺は良い話だと思うが、皆の意見を聞きたいから保留にしてる」

それぞれが意見を言い、半数以上が賛成する、反対は3名だ。

「ジン、お前の意見が聞きたい」

「意見も何も過半数は賛成なんだから今さら俺の意見なんて意味無いやろ」

「お前はこのグループのリーダーなんだから当然だろ」

「はぁーそんな事誰が決めたんだ」

「俺達で決めたんだ」

「おい、俺の意志は」

「悪いが、無い」

「お前ら、やってる事がヤクザと変わらんぞ、あとパワーハラスメント違反だ」

「ヤ、ヤクザ?パワ、パワハラ何だそりゃ」

「まぁいい、結論から言えば反対だな」

「理由を聞いていいか」

面倒臭い。

「まずはお前と賛成した者に格言を送ろう」

「格言とは?」

「まぁ聞け、信じる者は・・・足すくわれるってな」

「意味は?」

「俺が反対したのには2つの理由がある、まだ戦争も始まっていないのに同盟は少し変だ、ロンギウスこの話秘密裏にとか言われなかったか」

「確かに言われた」

「多分連合体の方にも同じ話を持って行ってるはずだ、後はお前と連合体の奴に空気を入れてぶつけさせる、どちらか勝利した方の勝ち馬に乗る」

「そこまで考えていなかったわ」

「もう1つはどちらも了承しぶつかった場合、勝った方を自分達が潰す、片方が拒否した場合は了承した方と連合をくみ潰す、どちらにせよアイツらに損はないはずだ。信じる者は足すくわれるの意味だ」

俺の意見で全員が反対を唱えた

「ジン助かった」

「俺が言ったのはあくまで可能性の話だ」

「いや、恐らくは間違いないだろう、あの野郎舐めやがって」

これは良くチンピラヤクザが昔使ってた方法だ

旨い話をちらつかせ金を取り後は知らん顔、気が付けば手枷、足枷がついてどうにもならなくなっている、

田舎ヤクザは今でも使ってる奴もいる。

「それでロンギウスよ、どうするんだ」

「どうもこうもねぇ、断るだけだ」

「だがな連合体にも同じ話を持って行ってたら徒党を組んで攻めてくるぞ」

「ふん、望むところだ」

「まぁ待て焦るな、俺に1つ考えがある耳を貸せ」

俺はとある方法を教えたとはいえ、いたって単純だ。

ロンギウスは頷き早速行動に移る

「よお、ランウス話の返事だけどな、連合組むのは断るわ」

俺はランウスと連合の奴を見ていた。

案の定ランウスは挙動不審に、連合の1人は怒りに満ちた顔になっている。

「俺の予想通りか、策士策に溺れるだな、いや策士と呼ぶには浅知恵か」

さてここからは俺達が仕掛ける番だ。

「コソコソとつまんねーマネをしてくれたな、おい、よそ者今すぐカタつけようか」

「何だと、調子に乗りやがって」

「威勢だけは良いね、じゃあ外に出ようか」

「上等」

その時先生が教室に入って来た。

「先生悪いけど、今からコイツらとケリつけるから外に行くよ」

先生は何だかわからない様子だ。

「大丈夫、直ぐに終わるから少しだけ待ってて下さい」

事情を察した先生は

「私も立ち会います」

「好きにしてください」

正直時間をかけるつもりはない。

まぁ、先生との約束もあるしね

「俺は美人との約束はかならす守るのをポリシーとしてるからな」

「ジン、俺達は何をすれば良い、指示をくれ」

ロンギウス、ライオネルがやる気満々だ。

「じゃあ君達は見ててくれ」

「美味しい所は独り占めか」

「俺も暴れたくてウズウズしてんだ、ジンだけ楽しむのはズルいぜ」

「はいはい、お前ら目が血走ってるぞ、他にもヤりたい奴いるか」

数人が手を上げる、全くどいつもこいつも。

「じゃあ手を上げた奴だけでヨロシク、俺は見てるわ」

「よっしゃ」


まぁ、この後の展開は見るも無惨な物語、実力が違い過ぎてお話にならない、圧倒的に俺達の勝利で終わる。

「何ともあっけない、ダメだこりゃ~」

















最後まで読んでくれてありがとうごさいます

いいねとか押しても良いんだよ

冗談です。

でもヨロシクです

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