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100perfect・Wizard

祝100話更新しました

途中心折れそうになりながらも何とか書く事が出来ました

これも読んでもらえている人のお陰です

これからも話を続けていきますので

応援よろしくお願いします


「この世界には魔法の属性が幾つあるか知ってるかい」

「はぁ一応は知ってますが、6つです」


「その通り6つだね、炎、水、風、土、光、闇」

「実は俺6つあるってつい最近知ったんですよ」


「それは仕方ないさね、特に闇は魔族が得意とする属性世間一般ではあまり知られていないからね」


続けてガルムが話す

「私はねこの6つの属性全て使いこなせるんだよ」

「マジか~そりゃスゲーな、属性同士の反発は無いのですか、俺も使いますが威力が落ちます」

「魔力制御が高けりゃあどうにでもなるよ」

「訓練すれば高く出来ますか?」

「もちろんさね」

「ヨシッ良い事を聞いた」


「更に私はね、新たな属性を作ったんだよ第7の属性冥をね」

「冥か自分で作り上げるなんてヤバ過ぎんだろう」


「私は冥王様にperfect・Wizardの二つ名を頂いたんだよ、でもね・・・」

「こんな偉業を達成して冥王に認められてまだ不満があるのですか贅沢過ぎでしょ」


「そりゃ~あるよ、贅沢どこれろか深刻な問題だよ」

「あなたは何を求めているのですか」


「実はね私の配下は誰一人能力を継承できる器を持っていないのさ」

「なるほどそれは難儀な事ですね」


「もし例え継承出来たとしても折角作った魔法が陽の目を見る事が無いのが私には耐えられんのよ」

「なるほどその気持ち良く分かりますよ」


「しかし少し諦めかけた時アンタが現れたのさ、魔法も使っていたし私には光か射し込んだ瞬間だったのよ」

「そりゃ~とても光栄ですね」


「アンタがここに来た瞬間魔法を放った時魔法障壁を張るのはわかってたよ、その障壁を破壊出来る威力の攻撃魔法放った、しかし・・・」

「でも破壊出来なかったと」


「私の魔法が障壁を破る瞬間アンタの中の玉が光り巨大な魔力が放出されたの、で弾き返されたわけよ」


「そうだったんですか、実は俺はその事に関しては良く分からないんです」

「そうであろうな、私にも良く分からんが恐らくは精霊の類いであろうな」


「精霊ですか、何故に俺の中に?」

「推測でしかないがアンタを送り込んだ神の恩恵かもしれんな、心当たりはないのか」


「心当たりも何もさ、俺の意思を完全無視して無理矢理に放り込まれたからな良く分からんのですよ」

「そうなのかまぁ良い、アンタが私の魔法を継承する為にはその玉の中にいる者を目覚めさせる必要がある」


「俺だけでは無理と」

「あぁそうだね、この膨大な魔力をアンタ一人の力じゃ制御しきらんからね」


「俺とコイツで一人前と言う事ですね」

「そうゆうことさね」


「しかし俺は目覚めさせる方法はわかりませんよ」

「色々と試してみたら良いのではないかな」


「例えば?」

「魔力を限界値まで使ってみるとかね、どうだいやってみるかい」


「俺は強くなりたい、是非お願いします、マリアンヌ又長引くかもしれないが良いかい?」

「えぇ大丈夫よ」

「では始めようか」


こうして魔力が切れるまで魔法を使いぶっ倒れること数十回

徐々に魔力が上がっていき倒れるまでの時間は伸びていっているが


「なぁこれで正解なんですかね」

「グズグズ言わんと黙ってやり続けるんだよ」

「他人事だと思ってからに、魔力切れの後の目まいと吐き気ときたらホンマにしんどい」

「強くなりたいんだろう、だったら我慢しな」

「はいはい」


何度も何度も目まいと吐き気を繰り返しながらも魔法の威力が上がって来ているのを肌で感じてはいる。


「う~んあまり変化が無いねえ」

「おいおい、ここまでやって間違いとか勘弁してよ」

「では今度は私が魔法を放つから同じ魔法で相殺してみな」

「了解しました、同じ事の繰り返しよりはまだマシやな」


「では行くぞ、まずは炎から順に放つ」

「いつでもどうぞ」

そこからは永遠と感じるくらいの繰り返し


「だんだん中の玉の光りが強くなってきている、もう少しだよ」

「ようやっとかいな」

「今度は連続で行くよ」

それから休む暇なく攻撃魔法が容赦なく飛んでくる。


当然全てを相殺出来る筈もなくダメージが蓄積されていく

魔力切れが先かダメージで倒れるのが先か

「はぁはぁ、マジで死ぬ、痛えし目まいと吐き気はするし最悪やで」

「泣き言を言うんじゃないよ、まだまだ行くよ」

「クソッマジで鬼畜の所業や」


それから数回のダウンを繰り返した後

「そういえば目まいも吐き気もしなくなったな、苦労した甲斐があったというこっちゃ」


魔法の威力も魔力量も格段に上がった気がする

ガルムの攻撃にも遅れず対応出来ている


「良い調子じゃないか、更に連射の数を増やし行くよ」

「ウェッ、マジか~」

と口では言ったがこの先の攻撃にも対処出来る自信はかなりある

連射の数もスピードも上がっている勿論精度もだ


その後

連射の数を増やされても余裕で相殺出来る様になった

すると

「いよいよかね」

とガルムが言ったと同時に

俺の体に異変が起こる

「何やこれ心臓の音がうるさい」

自分の胸を押さえてみるが別段異常は無い


更に鼓動が早くなる

「き、気持ち悪い」

次の瞬間

腹部が光り出し俺の中で何かが弾ける音がした。









101話「grandSage」をお楽しみに

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