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01異世界なんじゃそりゃー

新参者です。

これからゆっくり話を進めて行きます

この作品を少しでも応援してもらえたら嬉しいです

よろしくお願いします

俺は大津鉄也だ、カタギでハンパをし30過ぎてからヤクザになったがやはりハンパ者だ。

「あー何かおもんない」

俺みたいなチンピラはシノギも無いから金も無い。

金を稼ごうとするならヤバい橋を渡るか人を騙すぐらいしかない

「しかしあのガキ、そのうち必ずしばく」

この渡世はいくら年下でも座布団が高ければ兄貴なのだ

「くそが、何とかせなアカンな」

電話が鳴る

「池田の野郎か、面倒臭せー」

暫く無視していたがしつこいので出た

「おい、早く出ろや」

「お疲れ様です、すいませんマナーにしてて気がつきませんでした」

「お前それより組費はまだか」

「まだ金の工面が付かないんで」

「たかが二万の金も作れんのか、能無しが」

こいつ俺をイラつかせるの世界最強だな

「夜までには事務所に持って来い」

「分かりました」

電話を切った後

「クソガキがぁー」

しかしたかが二万も作れん俺も大概

「カタギの頃の方がマシやな」

池田はおつむが切れるから金儲けが上手い、組にも貢献してるから親分の覚えも良い

「俺なんか頭悪いし、腕っぷし以外ただのクズやからなー」

結局金は工面出来ず事務所に行く

「すいません、用意出来ませんでした」

「お前夜までかかって結局金無いとかアホか」

「ホンマにすいません」

「それより、おやっさんの自宅に行け大至急じゃ」

「分かりました、失礼しました」

外に出て怒りを抑えて歩き出す

「あんな20歳そこらの若造に説教食らうとは」

組長宅に到着し中に入る、ドアをノックし

「親分、鉄也です」

「おう、入れ」

「失礼します、親分お疲れ様です」

「鉄、お前今月も組費払えんのか」

「ホンマ、すいません」

「まぁえぇ、それよりお前に仕事を頼みたい」

嫌な予感がするが

「はい、何でも言って下さい」

「ある人物を殺ってこい」

やはり来たか、しかし断れる筈もなく

「分かりました、殺らせていただきます」

「そうか、鉄今から地下に潜れ」

「はい」

「ヤサは用意してある、事務所に戻り池田から詳しい話を聞け」

「失礼しました」

外に出て深呼吸をする

「あの野郎、知ってやがったな、しかもあのガキが人選したっぽいな」

ぶつぶつ言いながら事務所に戻る

「おう、話しは聞いたな、やっと無能なお前も組の役に立てるな」

コイツ一言多いな

「鍵と軍資金と地図だ、こちらから連絡入れるから待機しとけ」

「失礼しました」

外に出た

「やべーもう少しでキレるとこやった」

コンビニに寄り、地図を見ながら部屋を探す

「ここか、汚ねぇーアパートやな、今時こんなボロ存在すんのか」

鍵を開け中に入る

ビックリするほど何も無い

「おいおい、何だこれはTVもねぇ風呂もねぇ布団もねぇ何もねぇじゃないか」

舌打ちをする。

「あのクソ、ケチか」

文句を言った瞬間電話が鳴る

「池田のアホか、文句言った途端電話かどっかに監視カメラがあるんか」

「おう、2日後に決行だ、しくじるなよ」

「了解です」

電話を切り思う

「元々短期で殺るつもりだったのか、まぁいいかこんな所に長くいるよりはマシか」

それから2日後決行の日が来た

物陰に身を隠しターゲットを待つ、すると黒い高級車が家の前に停車する

そしてターゲットが自宅から出てきた

「来たか、暫くシャバの空気吸えねぇから最後に」

深く深呼吸をして静かに動く

自分でもビックリするぐらい冷静に素早くターゲットの前に向かう、そして一言

「死ね」

チャカの引き金を引く・・・弾が出ない

何度も引き金を引くが出ない

次の瞬間チャカが爆発する、暴発し指が飛ぶ

指を押さえうずくまる

その後はチャカで撃たれ、ドスで刺されメチャクチャだ

「死ね、言うといて俺が死ぬのかよ」

結局どれが致命傷なのかは最早わからん

「カタギもハンパヤクザもハンパ死に際もハンパ」

ハンパだらけだ、最後に一発弾を撃ち込まれ意識が無くなる。


「おっ、生きてる?」

意識もハッキリしてる

「俺ってもしかして不死身か」

目を開けるとネーチャンが立っている

「ネーチャンが助けてくれたんか」

「私はネーチャンではありません、地球の神バーバリです」

「ネーチャン頭大丈夫か」

「失礼ですね」

「そうかここは風俗店かイメクラか」

「貴方死んだのです」

「何をバカな事を生きてるじゃねえか」

「足元をご覧下さい」

俺は足元を見る

「足がぁー、無いじゃないかどうなってんの」

ようやく理解した。

「俺はこの後どうなんのよ」

「貴方は今から異世界に転生してもらいます」

「はぁー異世界だぁー俺が行って何すんのか」

「それは貴方の人生貴方が決める事です、では行きますよ」

「ちょっと待て、勝手に決めんなや、考える時間とか無いんか」

「分かりました、少し考える時間をあげましょう」

俺は考える、人生やり直せるのはありがたいが

「決まりましたね」

「あぁ決めた、面倒臭えー感じがプンプンするから辞めとく」

「はぁ、今さら何を」

「嫌なもんは嫌じゃ」

「貴方が面倒臭い人です」

「ほっとけや」

「あぁーもう知りません」

諦めたかと思ったのだか床が急に開く

「なっなんだ、俺は嫌やと言った筈やぞ」

「面倒臭いので、じゃ頑張って来て下さい」

「じゃあじゃねえー結局強制かよ、神覚えておけよ」

俺は闇の中に落ちて行く



最後まで読んで頂きありがとうございます

応援よろしくお願いします

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