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KAN NAGI〜〜神様実在、地球に襲来?!  作者: ヤチ ヒトニカ
神々再誕編
27/76

Ep.26 挑発



「ヒ……ヒヒ〜〜ン……(た、、助かった)」


 博士(ハカセ)のもとで捕らえられていた馬面の神通力者(ジンツウリキシャ)飛射馼(ビシャモン)

 彼女は、博士が少し目を離した隙に、逃走していた。


 そして今は、穢毘諏(エビス)に習った消隠姿(ショウインシ)を、下手くそなりに駆使し建物の間で息を潜めていた。


「ヒヒ〜〜ン、ヒヒ(どうやって帰ればいい)」


 一応、空間移動(ゲート)も習ってはいたが習得できておらず、七福陰道(シチフクインドウ)の拠点である中国への帰還方法がわからずにいた。


 そんな中、


「おや? おやおや?? 自分、神通力者やん。こないなとこで何してるん?」


 突如、背後から得体の知れない声。慌てて振り向くと、そこにいたのは、イギリスにいる人外(ジンガイ) アムス・ソレアの使いで国を転々している、自称 ギムレットと名乗る地球生まれの神通力者であった。


「ヒ、ヒ、ヒヒ〜〜ン!(な、な、何もんだ!)」


「馬語(笑)? キモォ。てかここで何してん? つうか敵?」


 キゼルから受けた傷がまだ癒えてないとはいえ、こいつには勝てない。直感的にそう思ってしまった飛射馼は、全く動くことが出来なくなってしまった。


「(笑) 何をそんなに怯えんてん? 大丈夫や、別に食ったりせんで?? へへっ、ウケる。

まぁええわ、とりあえず敵かどうか調べるから記憶みさせてもらうわ。どうせ喋れへんみたいやし、そっちの方が早いわ」


「ヒ、ヒヒ〜〜ン?(き、記憶を見る?)」


「だから、馬語わからへんって。ええからほら、早く頭出せ。んで、力抜け」


 言われるがまま、額を彼に向けて前の方へ出す。

そして、ギムレットは彼女の額に手を置き、


「"(ナンジ) 我が命に従い 呼び起こせ"

従操(ジュウソウ) 『記憶解放(デモリハニス)』」


発動と同時に、彼の指と彼女の額は淡い光を放った。


・ ・ ・


「ーーははっ、なんやねん、自分神通力者やんけ! ボクと一緒一緒!! 最初からそう言いやぁ〜〜。(って、知ってたけど)」


「ヒ、ヒヒ〜〜ン!(な、なんだよお前は!)


「だからわからへんって。まぁええわ、とりあえず日本にはボクの探してる奴らおらんみたいやなぁ。それと中国もなしか。おっけおっけ。だいぶ情報もらえたわ。サンキューな馬面!」


 そういうと、彼は飛射馼に背を向け、空間移動(ゲート)を開いた。


「ヒヒ〜〜ン!? ヒヒ〜〜ン!!

(それは移動できるやつ!? 私も連れて行け!!)」


「お? 今のはなんとなくわかったで。自分も一緒に来たいって言ったんやろ?」


「ひ、ヒヒ〜〜ン!!(そ、そうだ!!)」


「何となくわかってきたわ(笑) あ〜〜でも悪い、弱ってるし仲良ぉしてやりたいんやが、ちっと今急いでてな。ホンマにすまん。その代わり、1つだけいいこと教えといたる」


 ギムレットは縋り付く飛射馼の肩に手を置き、


「ーー『影あるところに死あり。死あるところに影あり』……ってな」


彼がその言葉を発した瞬間、建物の間にできた"影"より生まれた無数の刃によって、飛射馼は全身を貫かれた。


「ヒ……ヒヒ……、、」


 貫通した刃は時間が経つと消え、全身穴だらけとなった飛射馼はその場に倒れ込んだ。


「見知らん人にペコペコしたらあかんで? 何されるかわからんからなぁ(笑)。 って、おいおい、これくらいで死ぬなよ。自分の役目は"これから"なんやからさ」


ギムレットは死にかけの飛射馼を抱え、空間移動(ゲート)でその場から姿を消した。



************************



〈東京都内 榮多(エイタ)云大(ユウダイ)宅〉



 (サザナミ) 憂愁(ウレイ)の一件以降、千年(チトセ)は浮かない表情を浮かべていた。


 そんな彼の隣で、早く修行したい思いと、何故浮かない顔をしているのかという疑問を抱く榮多(エイタ)云大(ユウダイ)


 無言の時間が暫く続く。


そんな中、


「「!?!?」」


2人は同時に、殺気?快楽?愉悦?その全てを含んだ禍々しい神力(ジンリキ)を感じる。


「ち、千年先輩!!」


 勢いよく立ち上がり、周囲を警戒する云大とは違い、彼は落ち着いていた。


「もう遅いよ。多分いなくなった」


 千年の言う通り、一瞬で気持ち悪い神力は消えていた。


「な、なんだったんですかね……」


「分からん。でも位置はなんとなく特定したから、とりあえず行ってみるか」


そういい、2人は空間移動(ゲート)で現場に向かった。




〈神力発生現場〉



2人はそこに着いてすぐ、1人の女性を見つける。


その女性は、ビルとビルの間の物陰に1人で屈み込みながら、何かを「じ〜〜」っと見つめていた。


「先輩、あれって……」


2人がゆっくり女性に近づくと、こっちに振り向くことなく、


「遅かったな、もう消えたで」


「うん、知ってるよ。一瞬だったね。相当な使い手かな?」


 そういうと、彼女は立ち上がり、振り返る。


「あっ! やっぱり博士(ハカセ)先輩!!」


 そこにいたのは博士。彼女もまた、神力を察知し現場に足を運んでいた。


「それで、なんか痕跡ある?」


「血」


「え、血? 誰の?」


「馬ヅラや」


 話しながら彼女がゆっくり横に動くと、そこには無惨にも散乱する抉れた皮膚や、地面や壁に飛び散った血痕。


「うわ…… なんてことを……」


 あまりにも無残な光景に云大は背を向け、手で口を押さえた。


「おい云大、目を逸らすな。慣れろとは言わないが、これからこういう類の現場に遭遇する場面は多くなる。毎回毎回そうするつもりか? しっかりと見ろ」


 千年のその一言一言に、怒りや悲しみといった感情が込められていることを感じる。


そうか……千年先輩は救えなかったことが悔しいんだ。だから目を逸らさず、あぁして耐えているんだ。


「分かりました。すみません。もう大丈夫です」


「……そうか。それで、博士はどう思う?」


「うん? 何がや」


「こいつを殺したやつと、殺した理由だよ」


「さぁな。殺したやつは痕跡もないし、まず探すのは無理やな。でも神通力者なのは間違いない」


「根拠は?」


「馬ヅラの痕跡はちゃんと残っとるのに、殺した方の痕跡は皆無。つまり、自分の痕跡だけ綺麗に消した言うことやな」


「なるほど、『(ホロビ)』か」


 ※ 『(ホロビ)

従操の一種。痕跡を消す力。


「あとはまぁ馬ヅラが自害した……とかもなくはないと思うが……いや、死体がないからそれはないな。

動機は……そうやな、考えられるとしたら、うちらに捕まった制裁とかちゃうか?」


制裁……ね。ならなぜ馬ヅラの痕跡だけ残した? 自分のを消せるなら馬ヅラのも消せるはず。なのにしてない。つまり、俺たちに気づいてくれと言ってるようなもんだ。……挑発、、もしくはただの遊び……か?

まぁなんにせよ、そう悠長にはしてられなくなってきたのかもな。


「……先輩?」


「あぁ悪い。とりあえず博士はもうちょい調べてもらえる? もしかしたら何か残ってるかもしれないから」


「そうやな、こればっかしはウチの専門や。やらなしゃあない」


「ありがとう。それと云大、悪い」


「え? 何ですか?」


「俺、どうしても行かないといけない所があるんだ。だから、修行は一旦ストップさせてくれ」


「そ、そうなんですね…… わかりました!!」


ついて行きます!! って言いたいけど、なんかそんな雰囲気じゃないな……


「本当に申し訳ない」


《ーー千年様、お久しぶりです。今よろしいですかな?》


 今にも破裂しそうな程、色んなことで頭を悩ませていた千年だったのだが、懐かしい"彼の声"を聞いて、全てが吹き飛んだ。


《と、虎影(トラカゲ)!!》


 意思伝達(ヴェルシオン)で語りかけてきたのは、グレンとキゼルの師である虎影だった。


《地球での挨拶が大変遅れましたなぁ。息災でありましたか?》


《虎影の声を聞いて、たったいま元気になったよ!!》


《ホッホ、それは何よりです》


やっぱ馬鹿だな俺は。頭悪いのにガラにもなく考えすぎた。単純なことじゃんか、俺には仲間がいる!

考えたって無理無理! 思ったままに行こう!!


《ははっ、何か笑けてきたわ。それよりどうした? グレンとキゼルのことか?》


《えぇ、久方ぶりの挨拶も兼ねて色々とご報告がありまして。今よろしいですかな?》


《あぁ勿論だ! 聞かせてくれ!》


 虎影は、地球に来てからのことの全てを彼に話した。


《……天霊(テンレイ)。やはり生きてたか…… それにしても、あいつら強運だな(笑) 虎影を探せって言ったのに、天霊に会うなんて》


《そうですなぁ。此方(コチ)も驚きましたぞ》


《ははっ、それであいつらどう? 順調?》


《まずまずといった所ですな》


まずまずか。虎影は厳しいから、いい感じに育ってるってことにしとくか。


《なら丁度よかった! 俺今から神座(カミザ)の盗聴をしに行くんだけどさ、神座が終わり次第、炎神(エンジン)雷神(ライジン)にグレンとキゼルの成長ぶり、伝えとくわ!!》


《・・ ・ ほぇ? 神座を盗み聞き?!

ホッホ、相変わらず当たり前のように当たり前じゃないことを言いますなぁ。脳みそがひっくり返りましたわい。それよりも、神座の開催場所の位置特定は至難の技。千年様でも骨が折れますぞ?》


《ふっふ、心配ご無用。俺はこの手のプロなんでね》


《恐ろしい御方じゃ。なら、グレンとキゼルはもう少し預かってても良いということですな?》


《勿論!! 虎影の気が済むまで鍛えてやってくれ!》


《分かりました。では、それに当たって1つ了承頂きたいことがあるのですが》


了承?? なんだなんだ?? 凄く面白そうな予感!!


《何だ?》


《2人には神域(シンイキ)にてある程度のことは教えました。あとは実践で慣らすだけかと存じます。従って、魔戎(マジュウ)討伐に向かわせようかと思っております。それの許可を頂ければと》


《魔戎が出たのか?!》


《えぇ、此方が調べただけでも10近くの国で被害が出ております。まぁでも、どこの国も報道はしておりませんので知らないのも無理はないかと》


マジかよ…… いったいいつから? いやいや、今そんなことよりも、


《魔戎が出てるなら討伐は急ぐべきだな。魔ノ国(マノクニ)での災厄はもう御免だ》


《確かに。では、2人に向かわせてもよろしいですか?》


《あぁ承認する! 但し、条件がある》


《ほぉ、聞きますぞ?》


《まず、絶対に虎影の監視下で動いてほしい。あいつらは強いけど、まだまだ半人前だ。足元(スク)われる可能性は大いにあるからね》


《ホッホ、その心配はいりませぬぞ。あの2人が貧弱なのは千年様よりも心得ております》


手厳しぃぃ!!笑


《それともう1つ、こっちから1人、新種(シンシュ)の神通力者を派遣する。そいつも一緒に見てやってほしい》


《ほぉ? 新種の神通力者ですか。それは中々に興味深いですぞ》


《一応いまのところ自分の神通力の性質を理解し始めてて、神戯(ジンギ)絶賛模索中だから、あんまり期待はしないでね!》


《わかりました。千年様が一目置かれているということなので、詮索は致しません。思う存分に、楽しませてもらいますぞ》


いやいや、楽しむって何(笑) 怖いって(笑)


《じゃあ今から向かわせるから、後のことは頼んだよ! 何かあったら随時報告してくれ!》


《御意》


よぉ〜し!! 何か面白くなってきた!!


虎影との会話を終えると、じゃなくて会話中終始ニコニコしていた千年は、


「云大!! 朗報だ! いっっっぱい痛めつけてもらえるぞ!!」


その言葉と彼のニヤけた表情は、云大にとって恐怖以外の何ものでもなかった。


「え……な、何ですか急に……」


「はいはい! 話すよりも動く! じゃあ、練習した空間移動(ゲート)出して! ほらほら」


未だ千年のテンションについていけてない云大だったが、彼の勢いに乗せられ、言われるがままに空間移動(ゲート)を出した。


「"(ナンジ) 我が命に従い 目的へ導け"

従操(ジュウソウ) 『空間移動(ゲート)』」


「は!? こ、こいつ、もう従操(ジュウソウ)使えんのか?! 嘘やろ……千年の教え方で……」


「こら博士、失礼なこと言ってないでそっちに集中しなさい! ーーおぉちゃんと出せたね! 素晴らしい! でも、、何かちっちゃいな(笑)」


 云大の出した空間移動(ゲート)は、千年や博士のと比べ物にならないほど小さく、ちょうど手のひらサイズくらいのものだった。


「ちょっ、恥ずかしいのでイジらないでください!!」


「まぁ出せただけ十分だよ! じゃあ、頭出して! 飛ぶ場所の記憶送るから」


 千年は云大の額に触れ、空間移動(ゲート)の目的地の情報を共有した。


「……ここは、、どこ?? 山? 日本じゃなさそうですね」


「正解!! モンゴルです!!」


「モモモモモンゴル?!?!」


「そうです! じゃあイメージして! 今送った目的地にある命源(ミョウゲン)を。 そして、「俺は行く!」「俺はモンゴルに飛ぶ!!」的なことを強く念じて! ほら、早く早く!」


いやいや無理無理。どうやんの? イメージ? 目的地の命源?! わかんねぇわかんねぇ!!


「何してるの! 集中!! 大丈夫、云大ならできるから!!」


 全くもって理解できなかったが、とりあえず目を閉じて、一生懸命イメージし始める。


「そうそう、ゆっくり呼吸して〜。君はモンゴルに行きます。命源を(ツタ)ってさっきの場所に飛びます。深呼吸〜」


・ ・ ・うん、何だろう。何かいけそうな気がする。


「はい、、いけそうな気がします……」


「っしゃあ、じゃあ行ってらっしゃい!!」


え……行ってらっしゃい?! は!? え?!


 云大はそのまま、千年に「ドンッ」と背中を押され、「バタリ」と倒れ込んだ。


「イッテェェ。先輩、急に押さないで……えぇえ?!!?」


 痛みとともに目を開けた彼の目の前には、身に覚えのないオジサンが顔を覗かせていた。


「だ、、誰……」


 そして、辺りを見渡し気がつく。そこはさっきまでいた場所ではなく、広大な自然の広がる山脈であった。


「ほぉ、既に従操(ジュウソウ)は会得しておるのかぁ。ホッホ、やはり中々に楽しめそうじゃのぉ」


従操? あれ、このオジサンいま従操って言った? ってことは神通力者……だよね? てかここどこ?! もしかしてモンゴル? ま、、まさかね……


「ご老人、1つ伺いますけど、ここはモンゴルですか??」


そういうと、男は薄ら微笑み、


「ここはモンゴルで間違いないが、『ご老人』は大きな間違いじゃなぁ。(ポキポキ) ーー"師匠"と呼ばんか、この青二才がぁ!!」


「ドスン」と鈍いゲンコツの音、そして痛みとともに、聞き覚えのある明るい笑い声が聞こえる。


「あははっ!! お前バカだな〜〜! ジジイをご老人って(笑) それは禁句中の禁句だぞ云大!!」


「お前もアホだな。ジジイはもっとやばいぞ」


「あ……師匠」


殴られた箇所を(サス)りながら、顔を上げた云大の目の前にはグレンとキゼルがいた。


「せ、先輩……? え!? 先輩?!?!」


「うるさっ(笑) 驚きすぎだろ(笑笑)」


「云大、それより千年様はどこにいる? 早く会いたい、教えろ!!」


「えっっと、、千年先輩は多分一緒じゃないと思います」


「は? 嘘をつくな。ならお前はどうやってここに…… まさか、1人で来たのか?」


「1人って言うか……その空間移動(ゲート)出してからが急すぎて、その……覚えてない?って言うんですかね?」


彼の発言を聞いて、グレンは笑っていたが、キゼルは目を見開いて驚いた。


「お、おま、お前、、空間移動(ゲート)使えるのか?!」


「いや、まだ全然完璧ではないですけど、多分使えたってことでいいんですかね?」


マジかよ…… もう従操を使えるのか。すご……じゃない!! こいつが凄いんじゃなくて千年様の教え方が凄いんだ! うん、絶対にそうだ!!


「ふっ、やるな。千年様との修行はちゃんとしていたみたいだな。褒めてやる」


「え? あ、はい。ありがとうございます?」


「ということで、お前は今日から俺の舎弟だ。何でも聞いていいぞ」


「え!? まじすか?! 何でも聞いていいんですか?!」


「おいおい、キゼル(こいつ)の舎弟だぞ? 断れよ(笑)」


「その舎弟以下のバカは黙ってろ」


「は?! 俺の方が云大より強いしぃ〜」


「何を言ってる。こいつは空間移動(ゲート)を使える。お前は??」


「え!?!? 云大、空間移動(ゲート)使えんの?!?!」


はぁ、やっぱりアホだコイツ。


「ホッホ、仲良しこよしはそこまでで、そろそろ良いか?」


グレンとキゼルは速やかに正座し、云大もそれを真似た。


「まずは(オノレ)、名を名乗れ」


「は、はい!! 榮多(エイタ) 云大(ユウダイ)と言います!!」


「よろしい。此方(コチ)は虎影じゃ。師匠と呼べ。決して、ジジイやご老人とは呼ばないよう気をつけるのじゃぞ?」


「(うわ、、怖ッ) は、はい!! そ、その1つよろしいでしょうか師匠!!」


「おぉ、元気があってよいな。なんじゃ?」


「はい! ありがとうございます! その、神通力者の方々は見たら色々分かると思うんですけど、なぜ名乗る必要があったのでしょうか!」


おやおや千年様よ。随分とはしょって話を進めましたな? ホッホ、適当なのもご健在ですな。


「ホッホ、神通力者は神通力者の思考を読めない。神通力者が思考を読めるのは普者(フシャ)のみじゃよ。云大()は普者か?」


「いえ!! 理解しました! ありがとうございます!!」


「うん。では、役者も揃ったことじゃ。場所を変えようかのぉ」


「はい!! ジジイ!! あ、師匠!! また神域に入るんですか?!」


「いや、神域にはもう入らない。良いか? 己らには今から魔戎の討伐を行なってもらう。そこで、実践経験を積み、更なる力の向上をしてもらう」


3人は新たなステージに立つ。








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