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声劇用台本*神様のレシピ【成人の日編】

作者: テンスト




比率→3:2:0 or 3:1:0




キャラクター説明




藤崎ふじさき 恭平きょうへい

職業:大学生

性格:女々しい




村木むらき 正浩まさひろ

職業:大学生

性格:大雑把な性格




奥谷おくたに 裕貴ゆうき

職業:工場勤め

性格:口は悪いが友達思い




森田もりた あゆみ

職業:高校生

性格:すぐに手が出る




藤崎ふじさき 美緒みお

職業:大学生

性格:凶暴・暴力的・荒々しい性格




【キャスト】

3:2:0

恭平♂:

正浩♂:

裕貴♂:

あゆみ♀:

美緒♀:




3:1:0

恭平♂:

正浩♂:

裕貴♂:

あゆみ&美緒♀:








恭平「いやー、にしても裕貴は変わったなぁ!」




裕貴「そりゃ工場で働いてるからね。いつの間にか20㌔も痩せたよ」




正浩「ひゃー!20キロ!?高校ん時は、まあデブっちゃデブだったけど。他のクラスにめちゃくちゃデブな奴がいたから、なんか中途半端なデブだったよな。(笑う)にしても今はデブだった面影がまるでねぇ!」




恭平「おい、あんましデブデブ言うんじゃねーよ」




正浩「えー!?デフはデブじゃんかよ!他になんて言えばいいんだよ!」




恭平「そりゃ、ポっチャリとか?」




正浩「面倒くさいなぁ、どっちだってイイじゃんかよ!それに昔の話だろ?裕貴だって別に気にしないよな?」




裕貴「昔の俺なら殺してた」




正浩「そこまで!?」




裕貴「まぁ、過去のことだ。どうだっていいよ」




正浩「ふふーん♪な!どっちだっていいんだよ!」




恭平「へいへい。あ、すいませーん!生ください!」




正浩「あ、俺も俺も」




裕貴「俺は梅酒のソーダ割りで」




正浩「んだよ裕貴。お前ビール飲めないのか?」




裕貴「飲めなくはないが、好んでは飲まない」




正浩「なんだよ、苦くて飲めないとか言わねーよな?」




裕貴「、、、、、、」




恭平「図星みたいだな」




正浩「マジかよ!いいか?ビールって言うのは喉越しを楽しむんだよ!」




裕貴「、、、、、、喉越しならコーラでだって楽しめるだろ?」




正浩「コーラ(笑う)コーラ(笑う)」




裕貴「、、、、、、(腹パン)」




正浩「おうえっ!?出る出る出る!戻す戻す戻す!」




恭平「おい落ち着けって。とりあえず深呼吸しろ」




正浩「(深呼吸×2)、、、、、、トイレ!」




恭平「(溜息)ったく。裕貴も殴ることねーだろ」




裕貴「、、、、、、今日。成人式で見当たらなかったな」




恭平「な、なんだよ急に?、、、、、、誰がだよ?」




裕貴「森田」




恭平「、、、、、、そうなのか?来てるかどうか気にしてなかったから、知らなかった」




裕貴「ずっとキョロキョロしてたくせに」




恭平「し、してない!」




裕貴「あっそ」




恭平「、、、、、、」




裕貴「付き合ってる人、居るの?」




恭平「!? 、、、、、、い、一応」




裕貴「そう」




恭平「、、、、、、いねぇよ」




裕貴「俺相手に見栄はんなよ」




恭平「、、、、、、すまん」




正浩「いやー出した出した。何の話?」




恭平「い、いや別に。それよか大丈夫かよ?」




正浩「いやー、さすが工場勤務!腕力が学生の時の比ではないですな(笑う)」




恭平「笑い事かよ」




正浩「にしてもホントにスマートになったな!」




裕貴「スマートに痩せているという意味は無い」




正浩「え?そなの?まぁでもイイじゃん伝わったんだからさ」




裕貴「(舌打ち)」




正浩「そんだけシュッとしたら、彼女の一人でもできたんじゃねーの?」




裕貴「職場が男ばっかりでな。事務に女の子が一人いたけど、工場長と出来てるって噂らしいし。全然出会いがない」




正浩「マジかよ。恭平は?」




恭平「お、俺は、、、、、、居ないよ」




正浩「なんだよ、二人ともつまんねーなー」




恭平「そういう正浩はどうなんだ?」




正浩「俺か?勿論いるに決まってんだろ!」




裕貴「マジかよ。その女盲目か?」




正浩「ちげーよ!」




裕貴「じゃあ鼻詰まってるのか?」




正浩「詰まってねーよ!てか俺は臭くねーよ!無臭だわ!」




裕貴「くんかくんか、、、、、、くっさ!」




正浩「臭くねーわ!、、、、、、(鼻声)お前ら彼女欲しくねーの?」




恭平「(笑う)そ、そりゃもちろん欲しいけど、俺も出会いがねーんだよ」




正浩「いやいや、恭平。お前は俺と同じ大学生だろ?出会いなんてしょっちゅうあるだろ?」




恭平「! 、、、、、、な、ないもんはないんだよ!」




正浩「怒んなよ。ふー、変なやつ」




恭平「、、、、、、」




裕貴「、、、、、、」




正浩「あ!そういえば今日原口から聞いたんだけどさ、森田って覚えてるか?」




恭平「!」




裕貴「いたな。男子3人と喧嘩して勝っちまう様な奴が」




正浩「いやー、あれはマジで驚いたよ!そういや恭平、その喧嘩見てたんだよな!」




恭平「あ、あぁ。たまたまな」




裕貴「、、、、、、で、その森田がどうかしたの?」




正浩「そうそう、森田。去年の十月に結婚したんだって!」




恭平「!?」




裕貴「、、、、、、へー、そいつは意外だね。失礼だけど、そういうのは縁がない人だと思ってた」




正浩「だよな!俺も驚いたわ!」




恭平「、、、、、、」




正浩「どうした恭平?さっきから静かだぞ?酔ったか?お、ビールきた」




恭平「(一気に飲み干す)すいません!もう一杯!」




正浩「おぉ!いい飲みっぷりだなぁ!俺も負けねぞ!(一気に飲み干す)」




裕貴「二人とも程々にしとけよ」








正浩「おーい、恭平起きろー」




恭平「、、、、、、」





裕貴「おい、置いてくぞ」




恭平「、、、、、、うぅ」




正浩「やっと起きた。ほら、次移動教室だぞ」




恭平「移動、教室?何言ってんだ?俺は終電で帰るぞ?」




裕貴「ダメだこいつ。寝ぼけてやがる」




正浩「えい!」




恭平「いって!」




正浩「ほら、フリスク食うか?目が覚めるぞ?」




恭平「いや、持ってんなら最初からくれよ。なんで殴ったんだよ、、、、、、ん?ここは、、、、、、教室?」




正浩「次理科室だから。ほら、行くぞ!」




恭平「え、え?え!?」




裕貴「まだ寝ぼけてるのか」








恭平[ん、ん?ん!?何が起こってる?成人式の帰り、高校ん時の同級生、正浩と裕貴と居酒屋に行って飲んでたよな、俺、、、、、、なのに何で学生服着て化学の授業受けてんだ!?あ゛!?]








正浩「ふー、やっと昼休みだ。学食行こうぜ」




恭平[これって、もしかして、、、、、、タイムリープ!?でも何でだ!?、、、、、、だめだ!飲み会の途中で記憶が途切れてる!あの飲み会でいったい何があったんだ!?]




裕貴「あー腹減った」




恭平[でも、もしかして、、、、、、この展開は【プロポーズ大作戦】的なやつか!?]




正浩「おい恭平、柱にぶつかるぞ」




恭平「(ぶつかる)」




裕貴「何やってんだよ」




恭平「いててて」




正浩「ほら、早く行こうぜ」




恭平「うぅ。しかし、学食かぁ、久しぶりだな。何食おうかな?」




裕貴「久しぶりって昨日も食っただろ。頭打っておかしくなったか?」




恭平「えーと、、、、、、あ!」




正浩「どうした?」




恭平「財布がない」




裕貴「教室に忘れてきたか?」




恭平「かなぁ?とりあえずカバン見てくるわ」




正浩「、、、、、、なんか今日鈍臭いなあいつ」




裕貴「だな」








恭平[あれ?たしか前にも学食で、財布忘れて教室に戻ったことなかったっけ?、、、、、、そうだ、この渡り廊下を走って、ふと視線を右に向けると、、、、、、森田。そうだ、たまたま森田が男3人と校舎裏に行くのをを見かけて、気になってあとを追ったんだ]








森田「はぁ、はぁ、はぁ」




恭平[その喧嘩は1分とかからなかった。一回りも大きい男から繰り出されるパンチを飄々とかわし、的確に急所へとカウンターを決めるその姿はまるで、ごくせんの不良とヤンクミの喧嘩シーンを見ているかのようだった。俺はその喧嘩を見て、、、、、、森田のことを、かっこいいと思った。その凛々しい姿に、キュンときてしまったのだ、、、、、、一応言っておくが俺は断じてMでは無い!と、思いたい]




森田「、、、、、、ん?あんた、同じクラスの、藤崎?」




恭平「あ、う、うん」




森田「あんたもこいつらの仲間?」




恭平「ち、違う!、、、、、、たまたま森田さんが、そこの人達と校舎裏に行くのが見えて。なんだか雰囲気が変だったから気になって」




森田「ふーん。心配でもしてくれたの?」




恭平「!?」




森田「冗談だよ。ほら、誰か来る前にここ離れようぜ」




恭平[このあと二人で、教室に戻ったんだっけ。それからたまにすれ違ったりした時に挨拶する程度で、全然話せなかったけど、、、、、、もしかして、これがタイムリープなら]「あ、あの!」




森田「? どうした?」




恭平[もしこれが!神様が俺に与えてくれたチャンスなら!言わなきゃ!]「えっと、あの、そのーーーー」




森田「、、、、、、ふん!」




恭平「いったい!、、、、、、なんで腹パンしたの?」




森田「すまん、なんかうじうじしてるのにムカついて」




恭平「そ、そんなぁ」




森田「で、なんだよ?」




恭平「、、、、、、森田さん!、、、、、、す、好きです!付き合ってください!」




森田「え!私と?、、、、、、罰ゲームかなにかか?」




恭平「ち、違う!」




森田「、、、、、、」




恭平「、、、、、、」




森田「そっか、、、、、、ありがとう。でもわりぃ。私あんたのこと何も知らないからさ。好きでもなんともないやつとは付き合えないわ」




恭平「そ、そうだよね」




森田「悪いな。それじゃ私教室に戻んねーといけねぇから。それじゃ」




恭平「あ、うん。、、、、、、僕も教室に戻るんだけどなぁ、、、、、、(笑う)なんで。いや、理由はわかるけど、でも何で、、、、、、なんで振るんだよ森田さああああんんんん!」








恭平「は!、、、、、、見知った天井。見覚えのある部屋。てか俺の部屋、、、、、、って夢オチかよ!!?神様ァ!せめて夢の中では付き合わせてよぉぉぉぉ!」








美緒「何アンタ大声出してるの?うるさいんだけど。ちょっとこっち来なさい」




恭平「、、、、、、近づいたらボコボコに殴るだろ」




美緒「うん♡」




恭平「うん♡じゃないよ。殴られるの分かってて近づく奴がどこにいんだよ」




美緒「(溜息)仕方ないわね」




恭平「いや、何おもむろに近付いてきてんだよ。ちょ、こっちくんごふっ!?」



美緒「ふー。トーストと目玉焼き。出来てるわよ」




恭平「、、、、、、ありがとう、ございます」








恭平「(食事中)姉ちゃんってさ、高3の時に内藤先輩に振られたんだよね?」




美緒「、、、、、、何アンタ、また殴られたいの?」




恭平「違う違う!そうじゃなくて。なんて言えばいいんだろ。告白しなきゃ良かったと思った?」




美緒「、、、、、、どうして?」




恭平「いや。振られるんなら、告白しなきゃよかった。みたいに思ったのかなって」




美緒「、、、、、、でも告白しなかったらしなかったで、【あの時言っていれば!】みたいになりそうだし」




恭平「やらずに後悔するよりも、やって後悔した方がいい?」




美緒「(溜息)一番いいのは【やって後悔しない】だけどね」




恭平「(笑う)確かに」




美緒「後で後悔しないように、今を一所懸命に生きないとね」




恭平「一所懸命ね、、、、、、ねぇ、今日って出かけるの?」




美緒「いや、特に予定はないけど」




恭平「ふーん。ご馳走様でした」




美緒「はい、お粗末様でした」




恭平「よいしょっと」




美緒「何?殴られにきたの?」




恭平「嫌だったら殴れば?」




美緒「、、、、、、別に、嫌だとは言ってないじゃん」




恭平「そ。、、、、、、俺達って、なんか似てんね」




美緒「当たり前でしょ。姉弟なんだから」




恭平「でも、血は繋がってないじゃん」




美緒「、、、、、、あっ」




恭平「(リップ音)」




美緒「(リップ音)」




恭平「、、、、、、部屋行こ?」




美緒「、、、、、、うん」

【作品利用】

 動画や生放送で使用する際は下記までご連絡ください。

事後報告で構いません

https://twitter.com/EdR11103

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【あとがき】

 テンスト(作者)は生まれてから今まで、色んなアニメ、ドラマ、漫画、小説を視聴してきました。

なのでそれらの影響を受け、パクリ…オマージュ…リスペクトが作品に組み込まれている場合があります、御了承ください。

そして誤字、脱字、衍字があったらすみません。

ここまで台本を読んでいただいた方、演じていただいた方、有難うございましたm(__)m

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