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イベントクエスト2

考えるのが辛くて同じような

モンスターが三回くらい出てるけど

気にしないで。

「ふぅ、ってわぁ!ビックリしたぁ」


「ビックリしたのはこっちだ。」


「まぁ、そのおかげで救助ボーナスは貰えるんだけれどね。」


「あ、そうでした!注意書にダンジョンの中でログアウトしたらダメなんでした!」


「そ、今後はしないよーに。」


反省するような表情を見せた少女は礼を言ってダンジョンから出ていった。データテスト中にもこういうことは何度かあったが、今回の少女は現実世界で用をたしにいくためにログアウトしたらしい。ダンジョンでログアウトする場合、休憩所という場所が一層ごとにもうけられていて、そこでしなければログアウトしている間もモンスターは容赦なく襲ってくる。


ちなみに葵やSinのような最強クラスのプレイヤーにはなかには自動回復というHPが一秒ごとに少しづつ回復していくスキルを所持している人がいるため、そういう人は層の低いダンジョンならば放置しておけば勝手にモンスターが集まり、ログインしたときに一斉に倒すという荒業ができる。Sinはそれでだいたいのレベルを上げたらしい。また、葵もそのスキルは持っている。


「さて、俺たちは百層まで攻略してしまおうか。治療役がいないのは痛手だけど、きっと大丈夫だろうしね。モンスターカードもゲットできればいいし」


「そうだな。そうするか。」


モンスターカードとは倒した各モンスターがごく稀に落とす、交易不可能なレアアイテムだ。使えばそのモンスターを仲間にできる。ただし、テイマーと呼ばれるモンスターを戦わせる職業のプレイヤーは他プレイヤーからモンスターカードを譲ってもらうことができる。




二十層ボス カラクリ侍

四本の腕を持ち、二本は核を守り、もう二本で刀を使い攻撃してくる。また、体のいたるところに暗器を隠し持っている。


「Sinってたしか弓か銃か使えたよな。」


「うん、銃を使えるよ。」


「なら俺があいつをひきつける。やつが俺の攻撃をガードするとき、四本の手を使う、その時が決め手だ。いくぞ。」


「まかせろ!」




三十層ボス 幽鬼ドーラン

幽体ながらに右手にこん棒を持ち瞬間移動をして攻撃してくる。ただし瞬間移動の際、体が消えてからクルータイム3秒があり、必ず後ろから攻撃してくる。また、物理攻撃を受け付けない。


「アオイの魔法だけで倒せるよね?」


「勿論。クリスタルワールド」




四十層ボス ダムネス&ラムネス

人型の珍しいボス。ダムネスは剣で、ラムネスは銃で攻撃してくる。動きが俊敏でなかなか攻撃が当たらず、また魔法に強い耐性を持つ。性別は胸が少し、本の少し膨らんでいるところから女ということが推定可能。また、モンスター扱いのためテイム可能。さらにテイムしたら喋る。


「すまない、アオイ。モンスターとわかっていてもこの少女たちを切ることは、俺は、できない!」


「わっかりやすい性格してんなぁ。たしかこいつらの攻略方法は~?武器破壊だったな。」




五十層ボス ネクロマンス

アンデッドを大量に召喚してくる。近づくことができれば今度は近距離型の魔法で攻撃してくる。ローブをかぶっているが中身は超グロい。


「アオイ、僕がスキルの中でいついかなるときも絶対に離さないものってなにか覚えてる?」


「・・・アンデッド系&虫系特効」


「正解」




六十層ボス クラーケン

海の中から攻撃してくる。弱点は目。炎の攻撃を受けない。また、一分周期でフロア全体に広がる閃光を放つ


「バリッバリ遠距離だな。よろしく」


「アオイも銃か弓か手裏剣か、なんかしら遠距離を取得すればいいのに。まぁ、そんなことされると俺の存在意義がなくなるけどね。」




七十層ボス クリスタルゴーレム

1づつしか食らわず、HPも極めて高い。攻撃力も高水準。動きも早い。区別的にはメタル


「面倒になってきた。」


「俺のメタルスライムソードにはメタル特効ついてるけど、それでも時間がかかるし、こいつの攻撃も避けにくい。Sinは俺の回復に徹してくれるとありがたい。」


「まかせてくれ。それくらいしかできない。」




八十層ボス サイクロプス

攻撃力が異常なまでに高く、レベルが100はなければ一発で負けるレベル。防御力も高いが、魔法への耐性が少し低い。


「フォトンブラスター!フォトンブラスター!フォトンブラスター!フォトンブラスター!フォトンブラスター!あぶねぇ!流石にこいつの攻撃は食らいたくねぇ!」


「フレアダンサー!フレアダンサー!フレアダンサー!フレアダンサー!フレアダン...あ゛あ゛ぁー!!!!」


「Sin!?ハイヒール!

ちっ、七十層から難易度高すぎだろ!?」




九十層ボス ネオ・ダムネス ネオ・ラムネス

ダムネス&ラムネスの進化。ダムネス&ラムネスの時と違い、ラムネスとダムネスが別のモンスターとして別れている。攻撃力や素早さが依然と桁違いの強さを誇っている。見た目も依然と桁違いの強さを誇っている。そしてダムネス&ラムネスの時より露出が多いのは完全に営業の悪意がある。


「前が中学生くらいで今が高校生くらいか。大きくなったな。」


「おまえってムッツリだったんだな。ていうかそんなつまらんこと考えてる場合じゃないぞ。流石にこいつら単独はキツい。」


「あ、あぁ。仕方ない。モンスターカードになる確率はあるか?」


「訂正、隠さぬド変態。なるよ、知ってるだろ。」




九十九層ボス ダークフレアボーンドラゴン

闇属性、火属性、アンデッド、ドラゴンの四つの要素を取り入れた死の竜。弱点は首。


「九十九層ってボスだったかい?アオイ」


「あぁ、九十九層は全ダンジョンでボスだ。」


「どう攻略する?これは難しいよ。」


「甲殻を傷つけまくってそこに魔法をぶちこむか、首を切りにいくか。」


「何とかして倒すしかないね。」


「あぁ」




百層ボス 美神ダムネス 欲神ラムネス

ダムネス&ラムネス最終進化。モンスターの中でも最強レベルの二人。普段は温厚だが戦いになるとすさまじい強さを発揮する。このゲームで数少ないAIを搭載している。


「あら、お客様かしらラムネス。」


「どうやってきたのかしらねダムネス」

自分で見てて思いました。

フラグビンビン。

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