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無色の英雄  作者: びーわら
3/3

無名の仲間たち

さて、神獣討伐が終わって数週間経った訳だが

あの戦いでの感想を言おう


長かった…甲殻のアスタロト動きは遅いが

堅いしタフだった

あの戦いは丸5日にも及んだ

食事は簡易食料を隙を見て食えたが

不眠不休で5日は精神的に辛かった


そりゃ、疲れもピークで小さなミスもあったさ

お互いにカバーし合いみんな無事に1人もかける事なく生還できた


そして今日の夜、王都に帰還し

一杯やるという約束を実現すべく酒場に来た訳だ


ドンッ


俺の目の前で

少年が机を叩き声を荒げる


「だからジークは何であのタイミングで打つんだよ!

見てよ!髪の毛数本焼けちゃったじゃないか! 」


少年…もといカリスは自分の髪をつまみ上げ抗議の声を上げている


カリス姿は子供だが実際は1000歳を越えているらしい

本人も年齢はわからないみたいだ

長く生きると歳なんて数えない様だ

魔法に長け召喚魔法を得意とし

武装召喚という独自の魔法を駆使して戦う

かつては《魔王》と呼ばれていた


「いやいや、俺は打つよっていったからさ!

避けれたんだしいいじゃん、避けれなかったら死んでるけど」


笑いながらエールを片手に煽るジークと呼ばれた色男

軽く女癖は悪いのだが何処か憎めない性格をしていて

主に魔導銃と言う特殊な武器を使う狙撃手だ

狙撃のみならず近接までこなす元《暗殺者》


「その通りだぞ、カリス。避けれたんだし良かろう

明らかにジークはお前を狙って打っていたが…なに、避けれたんだ」


「はぁ〜!?やっぱ狙ってたんじゃないか!!」


「おいおい、ルシアさんやバラすなよ」


「ちらっと見えたが銃口がカリスを追っていたからな」


ふふっと微笑みながら話すルシア

このルシアさんめちゃくちゃ美形である

中性的な顔立ちもあいまって

男性や女性から告白されるのを良く見る

凄まじい程の刀使いである《魔族の王の息子》


「お兄ちゃんも何かいってやってよ〜!」


そして最後に

カリスにお兄ちゃんと呼ばれた俺

レインこの物語の主人公である

超絶美形のイケメンで全知全能の神…

あ、はい

普通フェイスです

この面子でいるとめっちゃ浮いてます

特徴は落ちこぼれとされる黒髪位の何処にでもいる青年だ

得意武器は二対の槍


この4人が今世界で伝説と噂になってる傭兵集団「無名」のメンバーである



「まぁ、何時もの事じゃないか」


そんなぁっとうな垂れるカリス

賑やかだ、俺はこの光景を眺めながらいつも思う

今回神獣討伐の為に皆集まったが

各々目的があり、いつもは別行動している

こうやって共闘するのは滅多にない事だ

古の怪物を相手取る為に集まったのだ


簡単に討伐した様に話しているが

実際は準備期間もしっかりとり

神獣の情報を古文書を漁り

いくらか対抗策を練ってから挑んでいる

無策で倒せるほど甘い相手ではない


昔々のお偉い魔術師が残したとされる


《アーティファクト》


現在で解析、再現が不可能される

これまた伝説とされるアイテムを使い

弱体化させようやく倒せたのだ

アレがなきゃいくら俺たちでも無理だった

それこそ世界が終わっていたかもしれない


そのアーティファクトも一回の使用で破損

討伐するまでよく持ってくれたもんだ


そんなこんなで騒がしい夜は更けていく

俺たちは命があった喜びを互いに分かち合い

お互いの旅の話をツマミに

浴びるほど酒を呑む


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