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巻き込まれオカマの異世界放浪譚  作者: 雪柳
ガリエガンド編
9/21

魔の森 2


アタシ達はまずお互いの位置を確認してから霧から抜け出して、木の上へと飛び乗って枝を蹴って道無き道を駆け抜けていく。

ジークと毎日のように組手をしているせいか、身体能力はメキメキと上昇していき今では細さだけが取り柄だったアタシの腕にも足にもすらりとした筋肉がついている。

見せかけだけではない、しなやかな筋肉はバネになりアタシの身体を前へ前へと突き動かす。

ジークが右を指差した。ちらり、と見えたのは街道の一部だろう。石畳が剥がれているけれど確かに確認出来て、アタシは頷いてそちらへと進路を変える。

後ろからジークがついてくるのがわかる。イフリートは飛ばされないようにアタシのターバンの中に潜り込んでいた。

森の中を駆け抜けるなんて、一般人にはできない芸当を可能にしているのが、獣人特有の身体強化の術。ジークに聞いてアタシにもできないものかと苦労して会得したのは飛脚の術だけ。剛腕だとかそういう、攻撃系のスキルは何一つ習得できなかった。

ステータスを見てもアタシはどう見ても魔法使い。身体能力はジークの半分。素早さだけはなんとかついていけるけれど、力とか頑強さとかはもう目も当てられない。

これだけ逃げれば突き放しただろう、と思ったものの相手は腐ってもエルフ族。森に生きる民だ、少し離れてはいるものの、あの甲高い女の声が聞こえてくる。

撒くのは無理か、とジークを見れば同じ様な結論に至ったのであろう、下を指差して木から飛び降りる。

アタシも真似して飛び降りれば、下で待っていたジークが難なく受け止めてくれて、地面に下ろされる。

アタシこれでも180超えてる男なんだけどね。軽々受け止められてちょっとショックなのと、嬉しい乙女心がせめぎ合っている。


「来るぞ」


飛んできたのは、矢だった。鑑定のスキルが勝手に発動し、あの矢の先には即効性の痺れ毒が塗られていると鑑定結果が出る。


「ちっ、あらゆる物を拒む壁、アイスウォール!」


詠唱して自らの四方に氷の防御壁を展開する。すると飛んできた矢が氷の壁に次々と突き刺さって、遂には壁に罅が入り、ガラガラと音を立てて崩れていった。

凄まじい威力と正確さを誇るエルフの弓矢。風魔法で軌道修正をしながら威力を殺さずに飛んでくる矢は脅威だった。

今のは第一波だろう。ならば、すぐに第二波がくるはず、と読んでいたアタシの耳に届いたのは、間違いなく矢が風を切り裂く音。

それはジークに向かって放たれたもので、アタシは咄嗟にジークを突き飛ばして、彼にだけ、アイスウォールを展開した。

二人分をかけている余裕はなかったのだ。

ジークの目が驚きに見開かれるのがスローモーションで映る。次の瞬間、ジークを突き飛ばすために伸ばしたアタシの腕をエルフの矢が貫いた。

痛みが脳髄を貫く。電流が走ったかのように全身がびくんと跳ねて、崩れ落ちる。

腕を貫いた矢は風切り羽が引っかかって止まっており、今も酷い痛みにアタシは意識を飛ばすことすらできずに歯を食いしばり、耐える。

鏃に塗られた痺れ毒は、体の自由は奪うものの痛覚を麻痺させることはなくて、ただ突き刺さる矢によって新鮮な痛みが常に脳へと送られてくる。


「ユーリ!!」


氷の障壁の向こうでジークが叫ぶ。後ろからはエルフたちの足音が聞こえてくる。

ターバンに潜り込んでいたイフリートが出てきて矢をどうにかしようとしていたけれど、動かす度に激痛が走って呻くアタシに、おろおろするしか出来ないようだ。


「万事休す、ね」


氷の障壁を壊してアタシに駆け寄ってきたジークの顔は酷いもので、それとはほぼ同時にやってきたエルフ達に取り押さえられていた。

そんなエルフくらい、簡単に引き剥せるでしょ、と思ったけれど、アタシを人質に取られたジークは驚くほどに無抵抗だった。


「森の長の命により、お前を村へと連れていく」


あの、美人だけどお高く止まっていそうなエルフがアタシの腕を掴んで無理やり立たせる。痛みに吐き気がしたけれど、そんな無様な姿は見せたくなくて必死に堪える。

ティーズもイフリートも捕まってしまって、エルフの持ってきた鉄籠の中で力なく横たわっていた。

手荒く扱われるアタシを見て、ジークが今にもブチキレそうなのを目で抑えて、エルフに連れられるまま迷いの森の中を歩かされた。








両手に木の手錠を嵌められて、牢屋に押し込まれたアタシは傷口に魔法をかけようとして、魔力が使えないことに気付いた。


「その手錠は魔封じの木から作られたものだ。魔法は使えん」

「あらまぁ……」


見張りらしいエルフの言葉に落胆してみせる。魔法が使えないのならこの腕の傷はどうにもできそうもない。

貫通していた矢は抜かれたけれど、その時の痛みで気が飛びそうだった。エルフは乱暴者、とアタシの頭の中の辞書に書き込む。

応急処置はされたものの、血を止めるだけの簡素なもので痛みも毒もそのままだった。

着ていたものも装飾品も剥ぎ取られて今着ているのは囚人がよく着る様な白黒のボーダーの服。

ティーズやイフリートは精霊だった為に、謝罪されて今は丁重なおもてなしを受けているらしいし、ジークに至っては獣人で、しかも見目が良かったせいでまた別の部屋に連れていかれていた。


「…ジークと、ティーズとイフリートが無事だっただけ上々かしらね」


ぽつり、と漏らした言葉を拾った看守がこちらを振り向く。まだ年若い少女だったけれど、エルフの事だからきっと見た目以上の年齢だろう。ロリババア、と胸中でこっそり毒づきながら、硬い簡素なベッドの上へと寝転がる。

毒はだいぶ抜けては来ていたが、体の痺れはしつこくまだ残っている。

動くことすら辛い上に、傷口が開いたらまた血が流れてしまう。ただでさえ体力が低下しているのに、この上更に血を流したら動くことすらままならないだろう。

寝返りを打つ。

亜人族は人間を憎んでいる。そんな事はこの旅に出る時から知っていたけれど、認識が甘かったかもしれない。その結果が今なのだと思うと、もっと真剣にジークの話を聞いていればよかったかしら、とすら思ってしまう。

身体が弱ると気も弱る。これじゃいけない、体力の回復に努めようと眠ろうとしたアタシに、看守が声をかけてきた。


「なぁ、お前はなぜ男なのに、女の喋り方をするのだ」

「はぁ?アタシの勝手でしょ」


初対面の癖にアタシの内心にずかずかと入り込んで来るような質問をしたエルフにそう返せば、そのエルフはそんなぞんざいな扱いをされたことが無いのか顔を真っ赤にしてアタシに噛み付いてきた。


「きっ、貴様は虜囚なんだぞ!?その態度はなんだ!?」

「だってアタシ悪い事何もしてないもの。牢屋にぶち込まれる謂れもないし」


これでは眠るのは無理だと起き上がり、持て余し気味の長い脚を組んでエルフの小娘を見返す。

これでも男としての見た目はかなり良い部類に入る。自覚があるからこそ、表情の使い方一つでアタシは魑魅魍魎の如き夜の世界を生き抜いてきた自負があった。


「で?アタシは何の罪で投獄されているのかしら?」

「貴様は領土不可侵の禁を犯した」

「でもこの森は、ヘルメアに向かう街道の一部よね?」

「この森は認可を受けたものしか通り抜け出来ぬのだ」

「誰がその認可を下ろすのよ」

「っ…それ、は」

「誰なのよ」

「ぐっ…貴様は大人しくしていればいいのだ!」

「答えらんないのね。そんな情報も与えられない下っ端エルフが偉そうにしてんじゃないわよ」

「貴様ぁ!!」


煽り耐性0の女ね。

牢屋の中に入ってきたエルフは棒でアタシの事を打ちのめし始めた。

鍛えたとはいえ棒っきれで殴打されてもけろりとしていられるわけもなく、痛いものは痛いし顔にも当たって口の中が切れた。

広がる鉄の味が不快で、血の混ざる唾液をペッと吐き出す。

答えられない問いには激昂して暴力を振るう。典型的な下っ端エルフを睨んで手の甲で口端を拭う。ご飯食べる時染みる、これ。


「暴力でしか解決出来ないなんて野蛮よね」

「貴様まだ言うか!」

「何をしている!?」


騒ぎを聞きつけたのか他のエルフが駆け寄ってくる。

その、とあるゲームの女戦士のビキニアーマーみたいな格好はどうにかならないのかしら。ヘテロの男なら楽園なんだろうけど、アタシにとってはただ見苦しいだけだから早く隠して欲しい。

揺れる乳袋なんてアタシにはなんにも嬉しくない。


「長の命令だ!その者を謁見の間に連れていく!」


矢に貫かれた腕を掴まれて痛みに顔を歪めつつも、逆らえばまた殴られるのは分かっていたから立ち上がる。

手錠に縄が掛けられて引っ張られるままにビキニアーマーの後に付いて歩く。

アタシを殴った看守に振り返って舌を出す事は忘れなかった。





謁見の間は、大きな木の中にあった。

育っていく過程で出来た空洞は広く、ゆうに数十人は中に入れるだろう大きさだった。

真っ直ぐに伸びる幹は太く、壁に手を当てると水を吸い上げる音が聞こえたから、この木はまだ生きている。

手を当てたせいか、鑑定のスキルが発動される。どうやらこれは魔法ではないらしく、魔封じの手錠に反応されなかった。


【聖樹ユグドラシア

悠久の時を生きる大樹。その中にエルフの住処を提供する雄大なる樹木は、如何なる攻撃も受け付けない。その木に宿る実を一齧りすれば、死者をも生き返らせると言われている】


感想、すごい木。

罪人よろしく引き立てられたアタシは、手錠をしたまま転がされて、無理やり跪かされた。

頭を抑えるエルフの手の爪が喰い込んで痛いし、無理な体勢強いられているために傷口が開いてしまいそうでじんじんと痛むし、殴られたところも痛い。

頭を下げたままの状態で、誰かが室内に入ってきたのが分かった。

コツコツという足音。足の運びは上品で落ち着いており、位の高い人特有のものだとすぐに理解出来た。

つまりは、このエルフ共が長、と言って従っている奴だろう。

それと同時に、聞き慣れた足音も聞こえてくる。

これは、ジークのもの。

ジークが無事だとわかってほっと息を吐く。何もされていないか、は分からないながらも足取りはしっかりしており、怪我などはしていない様だった。


「よい。顔を上げよ、旅人よ」


命令しなれた声だと思った。

アタシの頭を押さえていたビキニアーマーが離れていく。腕も身体もどこもかしこも痛いけれど跪いた体勢から立ち上がり、転ばされた時についた埃を軽く払う。

顔を上げたアタシの目に入ってきたのは、長い金色の髪に、新緑の色を宿した瞳の背の高い、スラリとした美女と、その隣で驚愕に目を見開いたジークだった。


「ユーリ!?その怪我はどうしたんだ!?」


こちらに駆け寄ってこようとするジークを、背の高いエルフを護衛していたエルフが制する。


「ジーク!アンタ怪我してなぁい?」

「俺は無事だが……」

「ならいいわ」


良くない!と吠えたジークは衛兵によって抑えられてしまう。アタシに対するやつよりもよっぽど優しくだけど。


「人間よ、ひとつ問おう」

「なによ」

「おぬしは奴隷狩りの者ではないのか?」


謁見の間がざわついた。

エルフ達は当然アタシのことを奴隷狩りだと思っているらしい。だからこそあんな手厚い歓迎を受けた訳だけど、それが勘違いだったら。なんて考えたことないんでしょうね。

こいつらにとっては人族は皆、敵ですもの。


「違うわよ」

「嘘をつくな!」

「人間はすぐ嘘をつく!」

「騙されるな!!」


アタシの言葉に猛反発するかのように方々から非難や野次が飛ぶ。ここは国会かよ。


「嘘じゃないわ」

「証拠はあるのか?」

「証拠ォ?ないわよ」


長の女が、僅かに気色ばむのが分かった。


「アタシが奴隷狩りじゃない証拠なんてどこにも無いわ。一介の冒険者ですって言ってもアンタらどうせ信じないでしょうよ」


これは悪魔の証明だ。

「奴隷狩りじゃないと言うなら奴隷狩りじゃないということを証明して見せろ」だなんて言われても、奴隷狩りはその身分を明らかにするものを持っていないし、口先ではなんとでも繕えるのだ。


「でも、もしよ?もし仮にアタシが奴隷狩りじゃないと証明されたとして。そうしたらアタシはされた事を全部、アンタ達に仕返しするわ。腕を射抜かれたことも持ち物を全部剥ぎ取られたことも暴力を振るわれたこともぜぇんぶやり返す。じゃないと気が済まないもの」

「ユーリ!」


ジークの声が響く。エルフ達は興奮したように口々に汚くアタシを罵っている。森の賢者とか言われているらしいけれど、この姿のどこが賢者なのかしら。

魔封じの手錠は、先程から魔力を流し込んでいるせいかギシギシと軋み始めた。

アタシの隣にいたビキニアーマーがその音を聞き取って、顔を恐怖に歪めていた。

エルフの最大の誤算は、アタシの魔力量。普通の人間だと見誤っていたのが悪いのよ。

正直、腹が立っていた。

腕を貫かれたことも殴られた事も本気でムカついた。けれど、それよりももっと腹が立つことがあった。

ティーズとイフリートと引き離される時、こんな卑小な人間と契約するなど落ちこぼれの精霊だな、と笑ったこと。

ジークと引き離される時、こんな男の奴隷になって可哀想に、私たちが解放してあげましょう、なんて言ってジークにベタベタ触っていたこと。そして、ジークの尊厳を無視して奴隷紋を塗り替えようとしたこと。勿論アタシの魔力を上回る事が出来なくてそれは未遂に終わったけれど。

全部が全部、腸が煮えくり返る思いだった。


「それとね、アンタはアタシの大切なものに傷をつけようとした。ジークもそう、ティーズもイフリートもそう。全部アタシの大切なものなのよ。アタシのものなのよ。欠片だってあげないわだから……何勝手に触ってやがんだよ、さっさとその汚い手を離しやがれ!!」


怒号とともに手錠は粉々に砕け散った。

アタシの叫びを聞きつけたのか、イフリートとティーズが謁見の間に飛び込んできてアタシにしがみついた。

ティーズは、その綺麗な目からぽろぽろと涙を零している。きっと、過去のトラウマが蘇ってしまったのだろう。震えるその体をアタシに押し付けてわんわんと泣き喚いた。

イフリートも普段は静かなその瞳に、怒りを湛えていた。

下位のサラマンダーと間違えられた挙句さんざん馬鹿にされたのだろうか。その怒りは蒼い炎となって揺らめいていた。


「待て!怒りで我を忘れてはならぬ!そちの大切な獣人はまだこちらに」

「うっさいわよ、ジークに魔法当てないくらい朝飯前よ」


ジークを抑えていた衛兵に向かって魔力を10倍込めて極小サイズに絞ったアクエボールを放つ。

目にも止まらぬ速さでエルフの体を貫いた水の弾丸はそのまま木の壁にびしりとめり込みぱぁん、と弾けた。

違わず、ジークを抑える腕を貫いた水の弾丸にエルフ達は一瞬黙り込んだ後、いっせいにアタシに向かって飛びかかってきた。

口々に誰々の敵!だなんて言いながら剣や棍棒を手に襲い掛かってくる姿は、醜かった。


「ティーズ!イフリート!プチフリアティックエクスプロージョン行くわよ!」

「ラジャ!」「了解した!」


指定範囲はアタシ。アタシの周りに極小規模の水蒸気爆発を起こす。勿論、こっそりとジークにアクエシールドとヒートウォールを張るのを忘れずに。


「全てを吹き飛ばせ、フリアティックエクスプロージョン!」


パチン、と指を弾いた瞬間、水と炎が反応しあいアタシの周りで爆発が起きる。

小規模ながらもいくつも連続して起こる爆発に巻き込まれて、エルフ達が吹き飛ばされた。

殺さないように手加減はしているけれど、彼女達の生死はアタシにとってはあまりにも些細なことだった。

爆発の余波でアタシの周りを蒸気が取り囲み蒸し暑い。次第にそれが晴れていくと、アタシの周りにはあぁ、だのうぅだの呻いて倒れているエルフだらけになっていた。

倒れ伏しているエルフを避けながら、ジークがこちらへと走ってくるのが見えた。


「ジーク、」


声を掛けようと口を開いた瞬間、力強い腕に引き寄せられてその腕の中に抱き込まれてしまった。

余りの出来事に反応できないアタシと、ティーズの目を塞ぐイフリート。

魔力の半分を手錠を壊すのに費やした上にフリアティックエクスプロージョンの発動でアタシの魔力は底を突きそうだった。そんなフラフラの頭と身体では、抱き締めてくるジークの腕を振りほどくことなんて出来なかった。


「ジーク、苦しい」

「なんであの時、俺を庇った」


離す気はないらしいジークに根負けして、腕をだらりと垂らしてその肩に額を押し付けて身体を預ける。

立っていることすら辛いし、暴行を受けたところも痛いし、腕の傷口は開いて血が流れ出て力が入らない。


「…なんでかしら、ね」

「俺はお前の盾になると誓った。なのに」

「……傷付くの、見たくなかったのよ、アタシが」

「結果、お前の綺麗な顔にこんなに傷がついた」


いま、ジークなんて言った?

アタシの顔を、綺麗な顔って言った、わよね?聞き間違いじゃないわよね?

魔力が足りない頭ではろくな思考もできない。抱き締めてくるジークの腕は力が緩まずに正直本当に苦しい。意識飛びそう。


「……馬鹿ねぇ、ほんと」


あーもう、だめ。意識飛ぶ。

顔を上げて見上げたジークの顔が泣きそうに歪んでいるのを最後に、アタシの意識は闇へと落ちていった。





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