表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

学校案内??

「せっ、赤羅ちゃーん!!」


教室に戻ると、由香ちゃんが慌てて私に駆け寄ってきた。


「だっ、大丈夫だった?何もされてない?」


「うん。別に何もなかったよ?」


「ほんとに?何もされてない?」


さらに聞いてくる由香ちゃんに、


「うん!前原くんって皆が言うほど悪い人じゃないみたいだよ。」


と私は笑いながら言った。






学校の授業が終わり、私は何故か椎名先生に連れられて保健室にいる。そこには、不機嫌そうな顔つきの前原くんもいた。


「あの、椎名先・・」


「おい!!なんで、こいつもいる!!俺はお前に呼び出されただけだぞ!!」


私の言葉を遮って、前原くんが大きな声を出した。


「いやね、双牙に赤羅ちゃんの学校案内してもらおうかなぁって思ってさー」


「え?」

「はぁ?」


私と前原くんの声が見事に被った。


「じゃあ、頼んだよー。僕は今から職員会議だからさ。」


そう言うと、椎名先生はいってしまった。


「・・・・・・・」

「・・・・・・・」


沈黙


ど、どうしよ・・・・・


私があたふたしていると、前原くんがチッと舌打ちをして、


「・・・・行くぞ」


そう言って保健室から出ていく。


・・・・・舌打ち・・・・・


早速嫌われてしまったのかな

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ