表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

さんざんな一日

「・・・・・・・・・」


・・・どうしよう・・・・


なぜこうなったのかは知らないが、私は今・・・・・・膝枕をしている。いや、私が再び水の吸い込んだハンカチで血を拭いたりとかしていたら、いきなり


「・・・・・・眠い・・・・・・」


とかいって私の膝に頭をのっけてきた。私があたふたしている間にスヤスヤと寝てしまった・・・・・・。


・・・・・・はぁ。


・・・・・・でも・・・よくみるとカッコいいよね?まつげ長いし、顔も整ってるし・・・・・・。黒子もよくみるとあるかも・・・・・・



「あっ、双牙が女の子に膝枕されてる~~」


「ひやっ!」


・・・・・・また、変な声が・・・


「うーん、双牙もそんなお年頃かぁ~。」


窓から年齢は20代前半のかなり整った顔立ちをしていて、見た目かなりチャラい男の人が顔を出して言った。みたところ白衣を着ているので、保健の先生だろう。


「あの、この人が倒れてて、で、あの・・・・」


私が慌てて説明してると、


「あぁ、こいついつもなんだよね~。大丈夫、寝てればすぐ回復するからさぁ~。」


とものすごくゆるいしゃべり方をしている。


「あれ?君は、転校生?」


私が頷くと


「やっぱりね。だって、見たことがない顔だから。」


僕はこの学校の女子は全員覚えてるんだぁとニコニコしながらいった。


「名前と年組を教えてもらえる?」


「2年A組の海野赤羅です。」


「僕は椎名誠、保健医だよ。じゃあ赤羅ちゃん、こいつは僕が引き取るよ。ありがとね、今度お茶でもしよっ♪」


そう言って、軽々と双牙と呼ばれる少年を持ち上げ行ってしまった。


・・・・・・変な先生・・・・・・

・・・・・・なんか、転校初日から大変だったなぁ


私はしみじみそう思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ