ポロリ(ネタバレ的に)もあるよ。だから本編に目を通してから見てね。な人物紹介。
天下 太平
言わずと知れた主人公。華牡市立華牡第三高校二年。どう見ても逸般人ですありがとうございました。いわゆるやれやれ系の俺TUEEEE主人公。ただし緋松テイスト。お味は皆さんで確かめて欲しい。呼吸する災厄。生ける理不尽。主役にしてデウス・エクス・マキナ。物語を強制的にギャグにする装置。
見た目はちょっと目つきの悪い中肉中背の少年。何もなければ多少口が悪い程度で、穏和で暢気と言っていいが、平穏が脅かされたり金が絡んだりするとその凶暴な本性があらわになる。能力的には普通の高校生と大差ないはずなのだが、なぜか物理法則やなんやかんやをほっぽり出して無茶苦茶な行動を起こし滅茶苦茶な結果を残す。神も悪魔も殴り倒し、またそう言った超越存在にもその力の源は判別できない。無理矢理当てはめるが、某ゲーム的に『一切合切の設定を無視して行動できる程度の能力』とでも言うべきか。あるいは『敵意を持った相手に対する全ての行動がクリティカルになり、敵対者は全ての行動がファンブルとなる』と言った感じ。ぶっちゃけ理屈も原因も分からないが何者も彼を止めるのは不可能。
その性質ゆえに周囲には奇人変人神仏伏魔が集う。そのほとんどが彼を監視するために在るが、大体正気度がごりごり削られていってたりする。削られないのは同レベルのアレな人たちか家族か彼女だけである。
そう、この手の小説のセオリーを無視して彼女がいるという驚愕の設定。そのうえかなり一途で他の女性には一切目もくれない。ってか眼中にない。彼女の正体は一切合切が不明。コロンボにおけるウチのカミさんみたいな扱い。周りの女性は諦めていないようだが望みは限りなくゼロに近い。マイナス方面で。
メンタルな面では一般人に近い。ただし悪い方向で。無自覚に身勝手で自己中心的で自分本位。矛盾だらけのダブルスタンダード。どちらかと言えば悪人だがそれを自分でうすうす理解しているところがさらにたちが悪い。暴力に及ぶのも単に考えなしなのではなく「逮捕にでも有罪にでもなって構わないから目の前のあほぶちのめす」という一種の開き直りがあるから。実際事情聴取とか任意同行とかされると素直について行って全部ぶちまける。連れてった方は扱いにすごく困って結局解き放たれるというパターンが構築されていたり。
彼の行動による被害は計り知れないが、また同時に幾度も世界の危機を救っていたりするし、各所のお偉いさんに知り合いも多いので手が出しにくいという事情もある。出したら物理的に酷い目に遭うのでなおさらだろう。
気力130以上で必殺技【無花果浣腸】が使用可能。命中率、クリティカル率ともに100%。相手に行動不能となる精神的肉体的ダメージを与える。防御系回避系全てのスキル、特殊能力を無視。……あながち嘘でもない。
外見上のモデルは『魔術師オーフェン』のオーフェンからバンダナ取った感じ。無謀編の性格で大体あってる。
戦闘BGMは『ダークプリズン』か『覚醒、ゼオライマー』。
なおここだけの話だが、キャラクターの性能的に一番近いのは。
花中島 マサル。
皇 まひと (皇 魔人、魔人皇)
天下家に居候している太平の幼なじみ……というのは表向きの話で、実はこの世界で一番最初に太平に伸された超越存在。太平を除けば作中最強のキャラクター。
見た目は美少女にしか見えない美少年。その実態は力を得て人間の限界を超え、さらに数多の世界を渡り歩き様々な意味で超越しまくった化け物。魔王の中の魔皇。条件さえ整えば神々などの高次元存在とも互角以上に渡り合える。言ってみれば成長する魔王。しかもレベル上限なし。
だがしかし、太平の前ではまるで形無し。一応本来の姿は細マッチョ超絶美形で、見た目だけで性別年齢問わず魅了するほどなんだけど太平にはまるで通じなかった。子供だと思って完全になめまくってたらボッコボコ。その後寝首をかくつもりで子供に身をやつし隣に住み着いたわけなんだが……すっかり馴染んでる。最早本来の目的などすっかり忘れ去っている様子。太平の犠牲者第一号にして重度の感染者。今日も今日とて元気に正気度を削られたり削ったりしてる。
性格的には脳天気かつ弱性ツッコミ。もちろん最初は演技だったがだんだん素になりつつある。本来で在れば某金ぴかギルガメッシュ系ただし慢心極小的な性格。ついでに男女両方イケる口。太平狙ってるのもちょっとは本気混ざってたりするが、太平が彼女以外に目を向けるはずはないしそもそも男色に走るわけもないと重々承知しているので戯れの範囲で済ますくらいの気は遣っている。新たにトラウマ植え付けられたくないし。
その性質上本来人類の敵対存在である成螺とはわりと相性が良く仲も良い。とはいっても正義の味方である正義や綾火とも仲が良いのだが彼らはまひとの本性を知らないからこそである。つか見た目で引かない人間とは大概仲良くなれる。
が、唯一神は蛇蝎のごとく忌み嫌っている。出自のせいかともかく『かみさま』というヤツがだいっきらいなのだこやつ。他の存在に対しては寛容に接するほど丸くなったが、神に対しては酷い目に遭うたびに指さしてプギャーとか大笑いする。(美佳に対しては神にこき使われる立場として見ていて、むしろ同情的)もしまかり間違って太平が神を相手取り全面戦争なんぞ起こす気になったら喜び勇んで全面協力し矢面に立つだろう。つかほとんどのキャラが太平側について神涙目。市国のじいさんたち? 「悪魔は神を騙ることもあるしなあ」とか言いながら反逆。美佳速攻で堕天して寝返り。
実は元々魔王系主人公として考えていたキャラ。が、最近ではかなりありがちな設定なので主役の座から蹴落とされた。で、こいつを差し置いて主役を張らせるために太平はあんなキャラに。戦闘力インフレが完全に無意味になると言う副次効果がついたのでこれはこれで。話の展開に困っても太平暴れさせれば適当にオチが付くし。(酷)
キャラの外観的には適当に髪の長い男の娘系のキャラを当てはめれば大体あってる。(本来の姿だとどこぞの獣殿)しかしキャラ性能的には漫画『魔神(人)伝』の主人公【兵頭 力】。
戦闘BGMはデトロイト・メタル・シティより『SATUGAI』。
高見 望
内閣調査室に所属する諜報員。現在三高の教師として潜り込み太平の監視任務に就いている。
どう考えても貧乏くじを文字通り引かされて現在の任務へ。ろくでもない事しかおこらない太平の周囲を目の当たりにし、今日も胃と精神が削られる、悲しき非公開公務員。辞表は受け取ってもらえません。
本来狂言回し的な役割になるはずがただひたすらにかわいそう。筆者は毎度こういうキャラクターを出さなければ気が済まないのか。精神的には徐々にタフになりつつある? というか正気度が削られすぎてヤバくなってるだけかもしれない。
いつのまにやら成螺とコンビ扱い。ツッコミ役かと思いきや時々成螺をどん引きさせてたりする。邪神の影響かはたまた太平周りの空気にあてられたか。ともかく人外の領域に足を突っこみつつあるがどちらにしろ話には欠片も影響は出ないだろう。
不幸中の幸いとして太平と直接絡むことが少ないので直に被害を受けることはない。割り切れば結構気楽な立場になるんじゃなかろうかという気はする。
見た目的には『インフィニット・ストラトス』の【山田 摩耶】か『ヘルシング』の【セラス・ヴィクトリア】が近いかと思う。実は以外に可愛らしい外観をしてるが表現されてないので全くの無駄。
戦闘BGM、スパロボ戦闘汎用。
十手府 成螺
太平の担任。ご存じ這い寄っちゃったりする混沌っぽいもの。らしい。
数多の世界で散々好き勝手絶頂やってきたが、太平にちょっかいを出したのが運の尽き。本人曰くネットゲームにちょっかい出して遊ぶハッカー的存在とのことだが、ただのNPC的立場にあるはずの太平からぼっこんぼっこんにされ、それ以降彼に興味を持ち周囲をうろちょろしてる。最早威厳も凄みもなんにもない。なんだかんだで単なる悪戯好きのど変態ポジションに落ち着いている。まあ原典とかでもわりと人間に凹まされているのだけど懲りると言うことを知らないのだろうか。もしかしてM? Mなのか。いやこの話では実際大分Mに染まっているみたいだが各所から怒られないだろうか。こいつ自身が自覚無くSAN値がピンチになっている可能性もある。
副担任の名目で監視任務に就いた望と、いつのまにやらコンビ扱い。本来ラスボスとかそう言った立場のはずだが完全にネタキャラである。トラウマ植え付けられたりなんやらで、実は立場的に一番不憫なキャラなのかも知れない。まあこの話、素が強力なヤツほど酷い目に遭うのでどんぐりの背比べであろうが。
見た目はこれしかないというか、このイメージからキャラができた。『デモンベイン』の【ナイア】さん。無駄にエロい。多分折笠ボイス。もうたまりませんがアレです。だがそれがいい。(おい)
戦闘BGM? SAN値ピンチって適当に流しとけばいいんじゃねえの?
織臥 正義
太平のクラスメイト。老舗の『正義の味方』を継ぐ若き戦士……だった。
ある悪の組織が太平に絡み、当然のごとくボッコボコにされているところに乗り込んで来て、鬼神のような太平の姿に勘違いし挑みかかるが返り討ち。が、即座にそれに気づき謝り倒したおかげで最悪の事態を逃れる。現在では太平の監視につきつつ共に連むほどの仲。
基本好人物。太平と友人がやれる時点でその度量の深さが伺える。が、それでもなお精神が削られていくような日々を過ごしているのはご愁傷様としか言いようがない。
能力は高いが成績は残念なのが玉に瑕。将来的なことを考えて、本人的には何とかしたいらしい。
代々伝わるオーパーツやロストテクノロジーの力を利用した強力なコンバットスーツを纏うことによって、正義の戦士『ジャスティオン』となる。元々実力はあったが太平と共にあることで様々な騒動に巻き込まれ、それを乗り越えていくうちに図抜けた力を手に入れた。しかしそれでまともに活躍できるような機会は多分未来永劫訪れない。太平と離れられれば可能性もあるが……。
正義の味方の後輩である勇気に懐かれているが、その内心の思いにまでは気付いていない。この辺の鈍さは真っ当な主人公的。太平のようなど外道とはわけが違う。
外観は『機動戦艦ナデシコ』のヤマダ……もとい【ダイゴウジ・ガイ】。つーかあの辺の無駄に熱血系を当てはめれば大体あってる。太平に凹まされているが。
戦闘BGMはゲームライジング斬より『サムライガンマン斬ザ・ザーン』。
赤坂 綾火
太平のクラスメイトにして、伝統技能『正義の戦隊』を継ぐ一人。
もの凄い数の難関をクリアし選抜されたエリート中のエリートであるが、某悪の組織にハメられて太平と激突するはめに陥ったのが運の尽き。まあ即座に誤解を解いて謝り倒したおかげで最悪の事態は免れたが、激怒した太平が敵の組織を壊滅させたおかげで立場がなくなり、結局は太平の監視として送り込まれることになった。
基本明るくしゃきっとした姉御肌だが、やはり太平の無茶ぶりを目の当たりにして精神的にお疲れ気味。あんた背中が煤けてるぜ。
戦隊『マナレンジャー』でのコードネームは『レッドフレイム』。某ジャンク屋が駆る赤い骨格のMSから思いっきりパク……げふん、リスペクトしてる。個人の必殺技はもちろん『赤い一撃』。そのうちどでかい日本刀とか振り回すかも知れない。
正義と同じく凄まじくパワーアップしてるが、その実力が発揮されることは恐らく無い。エリートだけあって実は頭も相当に良いのだが、全く表現されないがっかりさん。今日も無駄に日々をだらだら過ごしている。
外観のモデルはゲーム『フェイト・ステイナイト』より【美綴 綾子】。引き締まった肢体でスタイルは良い。
戦闘BGMは宮村 優子で『根性戦隊ガッツマン』。これはマナレンジャー共通。
目黒 光
マナレンジャーの参謀格。勿論太平のクラスメイト。
間延びしたのんきそうな口調で話すが、綾火曰く「実は相当に腹黒い狸」らしい。もっともその本性が生かされることはないであろうが。
監視役としてだけではなく、個人的にも太平の力に興味を持ち独自に調べているが、さっぱり成果は上がっていない。が、無駄かも知れないけれどいつかは役立つかもと若干前向き。一番真っ当に監視役やってる。
腹黒いせいかブラック役。某お菓子の名前だが気にしてはいけない。
外観は『インフィニット・ストラトス』の【布仏 本音】が眼鏡かけたかんじ。小柄だが実は隠れ巨乳。
緑山 未地
マナレンジャーのメンバー。太平のクラスメイト。
某道場の跡取り娘で格闘においては他のメンバーを遙かに凌ぐ。が、ちょっとおばか。一応エリートなのに。語尾に「~す」とつける体育会系。
太平関連に関してはメンバー中一番『考えていない』。悪いことしなきゃあしばかれることもないだろうと内心楽観的だったりする。実は精神的な負荷があまりかかっていない人物。
グリーン役。地味な立ち位置だが地味に強い。やもすればどっかの環境テロ……げふん保護団体みたいな名前だが気にしてはいけない。
外観は『アイドルマスター』の【我那覇 響】似。じつはポニテ。
桜田門 風音
ちょっと派手目な太平のクラスメイト。マナレンジャーメンバー。
見た目は派手目だが中身は結構真面目。親が警察関係者で自身も将来的にはそちらの道に進むつもり。戦隊やってるのはコネ作りの一環。
メンバーのなかで一番キャラが薄く目立っていないが、本人的には目立って騒動に巻き込まれるのはいやなのでこの立ち位置でいいやと思っている。派手目な外観の割には思考は堅実。
ピンク役。なんか風俗的な感じがするが気にしてはいけない。
モデルは『コードギアス』の【シャーリー・フェネット】。スレンダー巨乳。
青木ヶ原 水樹
マナレンジャーのメンバーにして太平のクラスメイト……じゃない。一人だけ別のクラス。
他のメンバーと仲が悪いわけではないが、なぜか結果的に一人だけハブにされることが多々ある。というかそれが持ちネタ。
常に出番と台詞に飢えている。どうにもキャラ作りではなくマジだったらしい。何が彼女をそこまでさせるのかは不明だが、とにかく目立ちたい一心でヒロインに立候補すらする。貴様はスーパースターマンか。
常に台詞に含み笑いを入れ雰囲気的になんか根暗そうに見えるが、そっちのほうはキャラ作り。憂いのある美人って素敵やん? とのことだが何か色々と間違っている。
ブルー役。どっかのアトランティスの王女が身につけている宝石っぽい名前だが気にしてはいけない。
外観モデルは『機動戦艦ナデシコ』の【マキ・イズミ】。着やせする。無駄にエロい。
ちなみに彼女らの元ネタは東京忍者というギャグ小説なのだが……知っている人は何人いるのだろうか?
鯉ヶ滝 恋
ありがちお嬢様キャラ。太平のクラスメイト。
ハーフだかクォーターだかの金髪碧眼。神が作ったのかと思わせるほどの完璧なスタイル。目もくらむような美貌に加えとんでもないお金持ちのお嬢様であり、本人もかなり高性能。……なんだがなぜか太平にご執心。
過去に何らかの事件に巻き込まれ、そこを太平に救われた形になったらしいが、当然ながら太平はそのことを欠片も覚えていなかった。自分の美貌に自信のあった恋はいたくプライドを刺激され、そこから太平に絡み出したのだが結果はごらんの通り。元々恋人以外の女性に興味がない上に、恋のアプローチはツンデレというかなんかズレてるため、太平にはおかしな女としか見られていない。あわれ。
太平が絡まなければ優秀。絡んでも時折無駄な方向で優秀。親御さんはどう思っているのか。諦められているのか。
太平に恋人がいると発覚しても諦めるどころか逆に奮起している模様。今日も彼女は無駄な努力を続ける。何しろ彼女は「こいがたき」でしかないのだから。
外観のモデルは『インフィニット・ストラトス』より【セシリア・オルコット】。ちょろいしな。
戦闘BGMは超獣機神ダンクーガより『バーニング・ラブ』。
ルーシー・不破
太平たちの先輩。堕天使の長、明けの明星。
……というふうに人間には認識できる存在。本質的には世界の維持管理システムの一部。
元々伝承で語られてるような行動を持って悪意の面から人類の行動を制御してきた。
んで、神々をも脅かす存在である太平を己の陣営に取り込もうとあの手この手で勧誘するが、全て失敗した上に最終的に太平からげんこつもらう。だがまだ諦めてはおらず隙があれば取り込もうと画策してるがやっぱり上手くいかない。
破滅とか立場無くしたりとかしていない(太平に敵として見られていないため)が、多大なる影響を受けシステムから独立した個体となったあげくへっぽこに。宿敵にして姉妹である美佳と仲良く喧嘩したりしてる。
ちっこい黒髪ロング。本来はもっとエロエロなムチプリになるはずだったらしいが、現世での圧縮比を間違えてこうなったという。いざというときであれば……?
外観のイメージは漫画『るくるく』の【るく】が表情豊かで饒舌になった感じ。関西弁の美少女とかいいんじゃない?
戦闘BGMはローリングストーンズで『悪魔を憐れむ歌』。
選流 美佳
太平たちの後輩。四大天使筆頭、最も勇猛な天使。
……のはずな存在。ルーシーと同じく本質的には世界の維持管理システムの一部。
善性の面から人類を制御してきたが、この子本人はあまり表に出てこなかった。本来戦闘特化であったためらしい。
太平を聖人と同格の存在として勧誘するがやはり全て失敗。本人自覚していないけれど胸元が隙だらけだったりもじもじする太股がいやらしかったりかなりえっちい感じだったようで、それが逆に太平を引かせる要因になったようだ。どちらにしろ勧誘を受けるつもりなど欠片もないから無駄なのだが。
ルーシーと同様……というかそれ以上にへっぽこになってる。元々常識知らずであったが太平と現世に影響を受けさらに倍でひどいことに。今や完全にあほのこである。今日も今日とてルーシーと仲良く喧嘩したり天然振りまいたりしてる。
金髪碧眼。無駄にエロい。こういうキャラばっかりだが勿論筆者がエロいの好きだからだ。
外観は『涼宮ハルヒの憂鬱』の【朝比奈 みくる】っぽい。
戦闘BGMはゲーム【天使の二丁拳銃】オープニング。
星野 聖霊
三高生徒会長。その実態は精霊を束ねる存在、【精霊王】。
ヒーローたちの後援互助組織である協会と契約し、正義の使徒たるマナレンジャーのメンバーを選び出し力を与えた。本来ならば司令官的存在であったが太平のおかげで立場がすぽーんと無くなってしまい、役割を失なった彼女は精霊界に引っ込むはずであったが、太平に警戒心を抱き監視するために留まった。(協会とは引き続き契約中。マナレンジャーにも力を与えたまま)
とまあわりと状況はシリアスなのだが、本人がなんかへっぽこのため緊張感がない。実際髪の毛が蛍光塗料のような緑色であること以外は普通のとぼけた女の子にしか見えない。なんかあまりにも頼りなさ過ぎて「こいつは周りが支えてやらにゃあかん」みたく妙ちきりんな人望がある。生徒会長になれたのはたぶんそのせい。
水樹ほどではないが出番が欲しいと思っているようだ。出番を巡ってマジ泣きするほどだが、何が彼女をかき立てるのであろうか。
可愛いがスタイルは普通。人間として実体化するおりに存在そのものを平均化したらこうなったとのこと。
外観モデルは【天限突破グレンラガン】より『ニア・テッペリン』。後期の成長した奴な。
戦闘BGMは『精霊流し』。これほど戦闘に合わないものもあるまい。
神 (じん、と本人は宣ってる)
三高保険医。この世界の創造主……の端末。本来ならボスキャラ。
いわゆるメガテンとかぺるそな系列のろくでなしゴッド。気に入らないからと言ってちゃぶ台ひっくり返すノリで洪水起こすくされ外道……というのが太平の意見。実際にはこの存在に感情など無い。『それが必要であるから行う』、ただそれだけの無機質なシステムが本質であった。
太平の異常な動向を世界に生じたバグだと判断し処分しようとするが返り討ち。そのショックか『実態(誤字にあらず)と感情』を持つに至る。いまやすっかりネタキャラである。一応太平の監視を行ってはいるが、正直どうにも出来ないので最近投げやり。部下であり子である天使たち(こいつらも感情なんぞ無かったはずなのだが)からも呆れたような目で見られ始めている。
まひとから嫌われているが本人は特にまひとを嫌っているわけではない。敵なら潰す、それだけだ。まあその、シリアスになれるかどうかは別として。
外観は『ハンター×ハンター』の【ネテロ会長】。
戦闘BGMはメガテン系のボス戦闘でいいんじゃね?
九尾 玉藻
太平たちのクラスに編入してきた転校生。その実態は古代中国とか平安の日本とかでぶいぶいいわしていた、強大な力を持つ妖怪――妖狐。
その本能として人類の中でも強力な力や権力を持つものに取り入りその庇護と寵愛を受けようとする。で、太平に目をつけ手を出そうとしたわけだが……結果はごらんの通り。
実は太平に敵対したから酷い目に遭っているわけではなく、彼女は素で運が悪い。事象確率すらおかしな事になっている太平の周囲にあることによって、その運の悪さが大爆発しているのである。太平に何をやろうとしても失敗することが確定している、トップクラスの被害者。
今日も今日とて彼女はファンブルを出し続ける。
外観のモデルは『フェイト・エクストラ』の【キャスター(タマモ)】。さもありなん。
戦闘BGMはスパロボα3より『魔女は妖艶に踊る』
天下 恵
太平の妹。中学三年生。受験生だが三高くらいは余裕なので焦ってない。
どっちかというと暢気でぽややんな少女でマイペース。兄がすぐ傍で番長やヤンキーに絡まれていても普段通り。以外と度胸は据わっているのかもしれない。
わりとブラコンだがインモラルになついているわけではなく、太平の彼女とも仲が良い。ただ男性に要求するレベルが『最低でも兄以上』であるためなかなか彼氏ができない。本人はあまり気にしていないようだが。ハードルが高すぎる……と思いきや、なんか太平のバイト先の店長さんが気になっているらしい。ライバルが意外に多いとの噂も。
人外魔境の中精神を病むこともなくマイペースに生きる、もしかしたらとんでもない人物。
外観は【初音 ミク】でよろしく。
戦闘BGMはもちろん『みっくみくにしてあげる』
天下 夢想
太平のかーちゃん。専業主婦。
別に異様に若いわけではないが、多分美人の部類に入る。
朗らかに見えてわりと遠慮がない。だがいくら付き合いが長いとは言え他人の子供を下宿させるくらいには懐が広い。まあ太平の母親をやってる時点で大概のことには動じないだろうが。
お調子者の旦那を的確に操縦するプロの専業主婦。
番長たちの全国制覇(笑)を懐かしがったり、野望にユメとルビ振ったりする、もしかしたらとんでもない人物。
外観のイメージは『ガンダム0083』より【シーマ・ガラハウ】。
戦闘BGMは同アニメ戦闘シーン。
天下 一
太平のとーちゃん。どっかの勤め人。
基本お調子者。大体テンションが高い。一見大丈夫かこの人と思うが家族4人とおまけに居候が暮らす一軒家を維持している時点で結構な甲斐性があるものと思われる。夢想と同じくまひとを居候として迎え入れ平然としているが、度量があるのか嫁さんに上手く操縦されているのかは不明。多分後者ではないかと推測される。
日曜大工で伝説の大妖を追いつめるトラップ群を制作する、もしかしたらとんでもない人物。
外観のイメージは『天空の城ラピュタ』の【ムスカ】。シャアの中の人が声当ててくれると嬉しい。
戦闘BGMは忌野 清志郎で『パパの歌』