精
精
神の名、月の別名、植物の異称あり
精一(せいいつ) 心が純粋で一途なこと、誠実で純一なこと
精英(せいえい) 特にすぐれたもの
精衛(せいえい) 古代中国の想像上の鳥、海におぼれて死んだ炎帝の娘が化したもの
精鋭(せいえい)
強く勇ましい兵士 / 組織などで実際に活動をおこなうすぐれた人のたとえ
精華(せいか)
すぐれていて、はなやかなこと、光彩
そのものの真価をなす最もすぐれたところ、真髄
精解(せいかい) くわしく解釈すること / 詳しく知る
精核(せいかく) 調査・研究などが詳しく確かなこと / 詳しく調べる
精鑑(せいかん) 細かく詳しく観察する、そのようなすぐれた観察
精気(せいき)
万物生成の元気、万物を生成する根源の気
生命の源泉たる元気、生命活動の根源となる力
物の純粋な気、たましい、精神 / まことの心
精霊、霊鬼 / 物のまじりけのないすぐれた気
精騎(せいき) えりぬきのすぐれた騎兵
精鬼(せいき) 死者のたましい、精霊
精義(せいぎ) 十分にきわめて説いた道理 / しんになる道理
精究(せいきゅう) くわしく研究すること / 詳しく調べつくす
精強(せいきょう) すぐれて強いこと、すぐれて強い人や兵など
精謹(せいきん) 学校・職場などで、休まずによく出席・出勤すること
精潔(せいけつ) 心が清くて行いが潔い
精光(せいこう) さえたひかり、あざやかな光 / すぐれた名声
精好(せいごう)
美しく作られていること / 細かい点までゆきとどき、すぐれたできばえであること
精甲(せいこう) 精製の甲冑 / 精製の甲兵、特に選んだすぐれた兵隊
精根(せいこん) 物事をする精力と根気、体力と気力
精魂(せいこん) たましい、精神 / 精霊
精彩(せいさい)
美しい彩り・つや、輝く光、光彩
活気にあふれていること、生き生きとして元気のあるようす
精察(せいさつ) くわしく考え、しらべること、詳しく観察・調査する
精思(せいし) 詳しく考える、またその考え
精舎(しょうじゃ) 寺院、てら、僧が仏道を修行するところ
精舎(せいしゃ) 学問をおさめるところ、学校 / 精神の宿るところ、心
精純(せいじゅん) 行いや人がらなどが純粋で清らかなこと
精深(せいしん) くわしく深いこと
精粋(せいすい)
精密で美しくまじりけのないこと、えりぬき / 清らかな空気
不純なものを除いたもっともよいところ、選び抜かれたもの
特にすぐれていること / えりぬいた核心、エキス
精髄(せいずい) 物事の中心になる最もすぐれた部分、真髄・神髄
真髄(しんずい) 物事の本質、その分野の奥義
心髄(しんずい) 物事の中心でいちばんたいせつな所 / 心のなか
神髄(しんずい) 精神と骨髄 / その物事の本質になるもの、奥義
精製(せいせい)
念を入れて製造すること
粗製品に手を加えて精良な品物にすること、純度の高いものにすること
精誠(せいせい) まじりけなく誠実なこと、まごころを尽くすこと、せいぜい
精鮮(せいせん) 模様・彩りがひじょうにあざやかで、くっきりとしている
精粗(せいそ) こまかいこととあらいこと、詳しいこととぞんざいなこと
精爽(せいそう) 心が明るく爽やかである / 精神
精卒(せいそつ) 精選の兵、精鋭の兵、精兵
精忠(せいちゅう) 私心を交えない純粋の忠義、純忠、真心からの忠義
精鉄(せいてつ) よく鍛えた鉄、精錬した鉄
精到(せいとう) 緻密でゆきとどいていること
精討(せいとう) 詳しく検討する
精銅(せいどう) 精錬した銅、99.9%以上の銅を含むもの
精農(せいのう) 耕作や栽培に苦心し、研究的に農事に励む農民
精博(せいはく) ひろくいろいろな事がらについて詳しく知っていること
精白(せいはく) 心が潔白でけがれのないこと
精美(せいび) 精巧で美麗なこと / 純粋で美しいこと
精敏(せいびん) 機密で敏捷なこと / 物事にくわしくて賢いこと
精分(せいぶん) 精神・気力のもと、滋養分 / 純粋でまじりけのない成分
精粉(せいこ) こんにゃく粉の別称
精兵(しらげつわもの) よりぬきの兵士、せいへい
精兵(せいびょう) 弓を射る勢いが強いこと、またその人
精兵(せいへい) えりぬきの兵士、すぐれて強い兵士、すぐれた兵隊
精妙(せいみょう) 精密でたくみなこと、上手で非常にずぐれていること
精明(せいめい)
物事にくわしく利口なこと / 光などが清くて明らかなこと
精慮(せいりょ) くわしく考えること
精力(せいりき) 力を尽くして骨折ること、尽力 / 活動力・力
精力(せいりょく) 心身の活動力、根気、元気 / まごころこもった力
精励(せいれい) つとめはげむこと、力を尽くしてつとめること
精霊(せいれい)
天地万物のもととなる霊気 / 死者のたましい / もののけ / 草木にやどるたましい
精霊(いきすだま)
うらみのある人にとりついて祟りする、生きている人の魂
精勁(せいけい) 軍隊などがすぐれていて強い
精悍(せいかん) 態度・顔つきなどが勇ましく、強い気迫にあふれていること
精翅(せいし) フカヒレのこと
陰精(いんせい) 月や冬を支配する陰の気の精
炎精(えんせい) 太陽 / 火の徳のもつ運 / 火の神 / 陽炎
我精(がせい)
骨身惜しまず働くこと / 気が利いてはきはきしていること、勝気なさま
甘精(かんせい) サッカリンのこと
肝精(きもせい) 骨折り、尽力、心づくし
眼精(がんせい) 眼つき、眼の光、眼力
気精(きせい) 精力、気力
金精(きんせい) 黄金の精 / 月の別名 / 太白星、金星 / 金気のこと
金気(きんき) 五行の、秋の気、秋のけはいのこと
月精(げっせい)
月の精 / 月に住むという伝説上の美人、嫦娥 / うさぎのこと
研精(けんせい) くわしく研究すること
糊精(こせい) デキストリンのこと
三精(さんせい) 日・月・星の総称
山精(さんせい) 山のぬし、山の霊、やまびこ、山の神
至精(しせい) いたって精巧なこと / きわめてまじりけのないこと
酒精(しゅせい) エチル・アルコール
水精(すいしょう) 水晶のこと、水晶は水の精だと考えられていた
水精(すいせい) 水の精、月をいう
潜精(せんせい) 精神をひそめこらす、物事に没頭すること
息精(いきせい) 気力、意気込み、いきせ
丹精(たんせい)
まことのこころ、まごころ、丹心、赤誠
まごころをこめて物事をすること、たんぜいとも
地精(ちせい) ニンジンの異称
天精(てんせい) 天の精気
糖精(とうせい) 氷砂糖 / サッカリン
日精(にっせい)
太陽の精、太陽の霊 / 菊の花の別名 / 道家でかすみのこと
木精(もくせい) 木の精、こだま / メチル・アルコールのこと
妖精(ようせい)
ばけもの / フェアリー / ヨーロッパの伝説などに出てくる自然物の精霊
蔘精(じんせい) ニンジンのエキス




