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輿


輿 ← この漢字は主に、「よ」とか「こし」とかいうふうに読みます。

お祭りのときにかつぐお神輿や、時代劇で人を運んでいる輿をイメージすると、少し分かりやすいかもしれませんね。


輿屋(こしや) 輿・駕籠などを製造する人 / 棺などを売り、また貸す家・人


輿駕(よが) 天子の乗り物


輿議(よぎ) 多くの人の意見、与議に同じ


与議(よぎ) いっしょに語り合う、議論の相手にする


輿師(よし) 多くの軍隊


輿志(よし) 地理について記してある書物、地理書、輿誌


輿疾(よしつ) 病気の人を助けて車にのせる


輿車(よしゃ) 輿こしと車 / のりもの


輿衆(よしゅう) 世の中の多くの人々、民衆


輿薪(よしん) 車に積んだまき ※大きなものにたとえる


輿人(よじん) 輿こしをかつぐ人 / 多くの人々、衆人


輿図(よず) 輿地の図、地図、世界地図


輿図(よと) 領土


輿地(よち) 大地、全地球、全世界 ※輿のように万物をのせる地の意


輿丁(よてい) 輿こしをかつぐ者、こしかき


輿馬(よば) 車とそれをひく馬


輿付(こしつき) 輿のそばに付き添うこと、またその人


輿望(よぼう) 世間の人々からかけられている期待・人望、衆望、与望


輿梁(よりょう) 車やこしが通れるほどの大きな橋


輿隷(よれい) こしをかつぐ人、召使


輿論(よろん) 世間一般の人が唱える論、社会大衆に共通な意見


輿脇(こしわき) 輿のそば、またその付添い人


輿戸(よと) 戦いに負けて、戦死者をかついで帰る


輿誦(よしょう) 多くの人々の唱えることば、世の中の多くの人々の考え


輿輦(よれん) 天子の乗る車


担輿(にないごし) ござで包んだ輿、地下じげの人の乗り物


駕輿(がよ) 人のかつぐ乗り物、こし、みこし


駕輿(がよ) こし、乗り物、駕轎がきょう


権輿(けんよ) はじまり、事の起こり、発端、物事の始まり、起源


肩輿(けんよ) 肩でになう輿 / 駕籠かご、乗り物


皇輿(こうよ) 天皇乗用の輿こし / 転じて、領土・国土のこと


坤輿(こんよ) 大地、地球、坤儀


坂輿(さかごし) 山坂などを行くときに用いる屋形のない輿


山輿(さんよ) 山路に用いる駕籠、やまかご


車輿(くるまごし) 院・親王・摂関のむすめなどが乗用する輿


車輿(しゃよ) 車と輿 / 牛車などの箱 / 車の、人が乗る部分


小輿(しょうよ) 小さい輿


乗輿(じょうよ) 天子の乗る車馬、転じて天子を直接指すのをはばかって言う


神輿(しんよ) 神霊を乗せて運ぶ輿、みこし、じんよ


仙輿(せんよ) 仙人の車 / 天子の車のこと


相輿(あいごし) 二人が同じ輿に相乗りすること


地輿(ちよ) 大地、地球、輿地

       ※宇宙を車にたとえると地に当たり、がい(車のおおい)は天に当たる


竹輿(たけごし) 竹を編んでつくった輿


張輿(はりごし) 屋形と左右両側に畳表を張り、押縁を打った略式の輿


釣輿(つりごし) ながえでつってかつぐ輿、半切り


添輿(そえごし) 葬送の輿に付き添っていくこと、またその人


塗輿(ぬりごし) 漆塗りの輿、公方・門跡・長老などの料で、略儀用


入輿(じゅよ) 貴人の嫁入り、こしいれ、にゅうよ


白輿(しらごし) 木地のままで漆などを塗らない輿、しろごし


編輿(へんよ) あじろで編んだ輿


宝輿(ほうよ) 天子の乗り物


方輿(ほうよ) 地球、大地、輿地、坤輿


鳳輿(ほうよ) 屋形の上に金銅の鳳凰をつけた輿、鳳輦ほうれん鸞輿らんよ


輪輿(りんよ) 車と輿、また車をつくる人のこと、輪人と輿人


牢輿(ろうごし) 罪人を護送するのに用いる輿


脇輿(わきごし) 輿の脇に沿い従うこと、また輿の脇、こしわき


宸輿(しんよ) 天子の輿


檻輿(かんよ) 罪人などを送るためのおりのついた輿


筍輿(じゅんよ) 竹製の輿


籠輿(かごこし) 竹製の駕籠、籃輿らんよ、山かご、よつでかご


籠輿(ろうよ) かごや輿の類


籃輿(らんよ) 主として山道に用いる簡単な竹づくりの駕籠


輦輿(れんよ) 輦車と輿、貴人の乗り物


轎輿(きょうよ) 人を乗せてかく、小さい輿、あげごし、かご


鑾輿(らんよ) 天子の乗る車、鑾駕らんが鑾輅らんらく


鸞輿(らんよ) 鸞鳥の声にたとえて鳴る鈴を付けてある輿


箯輿(あんだ) 長方形の板を台にし竹で編んで縁をつけ、竹で吊るした輿

        ※罪人・戦死者・負傷者などを運ぶのに用いた


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