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『霧島華音・転』 ~『不思議』の『何でも屋』~  作者: hermina
第2章 『船幽霊(もうれんやっさ)』 ~香奈の章~
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『船幽霊(もうれんやっさ)』 ~香奈の章~ 終

結局、海の中にあったモノについては、良く分からなかった。

・・・私は、だけど・・・ね?

多分、華音さんは何か気になる事が有ったんだろうけど・・・

私が、それを知っても何が出来る訳では無いのが現状なのよね。

出来れば、華音さんの力になりたい・・・と思う。

・・・友達だもん。

そして、学校の方の友達の方も・・・


「最近、香織さんが元気ありませんね。」


と双子の青い方。


「そうだよね。最近ログインもしてないしさ。」


と双子の赤い方。

多分、やっているオンラインゲームの話だと思う。

私も誘われているので、近々始めてみようと思っている。

ゲームは兎も角。心配なのは、香織ちゃんだ。


「今日も・・・なんていうか、上の空・・・みたいな感じだったね。」

「授業が終わると直ぐに帰っちゃったし・・・」


「一昨日当たりから、なんか用事があるみたいだねぇ。」

「昨日、寮の方に行ったら留守・・・みたいだったよ。」


「私も夜に部屋に行ったら、もう寝ちゃってたみたいだったよ。」


「何にしても、明日、話を聞いてみましょう。」


「「だね。」」


私は友達の力になりたい。

少々お節介になるかもしれないけど、初めて出来た友達だもん。

先ずは、香織ちゃん。明日話を聞いてみよう。

もし悩んでいるなら、みんなで話せば解決の糸口が見つかるかもしれない。

私は・・そう・・・思った。



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