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くずきり  作者: 悠々と
1/1

あなたの目の前にくずきりがたくさんある意味、天国

平和堂の商品のくずきりを見て思い付いた作品です



くずきりって美味しいし 何か面白いじゃないですか



本当はマ〇ニーちゃんとか思い付いたんですが



著作権に関しますからね



まぁ ゆっくり更新を待ちながら読んで下さい

くずきりって美味しいですよね

おなべとかに良く入ってて


おなべの具では糸こんにゃくの次に好きです


えっ? 概要はどうしたかって?


それよりも くずきりって美味しいですよね某国 某県 某高等学校


某町にすんでいる某高校生の某政弘のエロで変態的で傍若無人な物語が今始まる



「どんだけ某が付くんだ!?

しかも何で俺の名字まで某付けてんだよ


なんなんだよ、この説明はもっとまともな説明あるだろ!!」



え~、だって概要説明しろって言われても何も浮かばなかったし


別に良いじゃん


減るもんじゃないし

というわけで、くずきりをこれから書いていきたいと思います


「おい、かってに話進めんな!?

概要はどうした!?」


は~い 始まりま~す



「作者あああぁあぁ!!!!!!!」太陽が昇り



小鳥が鳴き



冷たい風が吹く



そんな朝



政弘は目を覚ます




今日は高校の始業式



春休みで鈍っている体をゆっくり起こし



目を擦る



「兄ちゃん


ご飯~!!」



下の階から妹の奈々が政弘の名前を呼んだ



「今行く~」



だるそうな声で返事をした政弘は立ち上がり 背伸びをした後



階段をゆっくり降りた



「早く食べないとご飯冷めちゃうよ?」



奈々は得意気な顔をし



テーブルに朝飯を置いた




その時



政弘は驚愕したのだ



朝飯は普段は少食なのだが



今回はあまりにもおかしい




「ご飯と……味噌汁しかない…だと!?」



政弘の手は震えた



だって普通は目玉焼きやトースト 野菜炒めなどの食品が一皿には乗っているのだ



つまり政弘が言いたいことは



政弘「おかずが……ない…」



おかずがないのだ



これはおかしい



妹は、ちゃんと毎日、普通の朝飯を作るはずだ



「冷蔵庫の中に何も無かったから」



妹は申し訳なさそうに頭を掻く




しかし政弘が更に驚いたことは



味噌汁にくずきりが入っているのだ



「何で味噌汁にくずきりが入ってんだよ!!」



これは政弘の新学期最初のツッコミであるやはり政弘は何故、味噌汁にくずきりを入れたのか妹に問い出した



「だって~冷蔵庫に食材が無かったんだもん」



そう言ったため



政弘は冷蔵庫を開けた



そこで政弘は、さっきの出来事を更に上回る光景を見た




冷蔵庫にはくずきりしか入って無かった





冷蔵庫には、たくさんのくずきりが入っていた



「昨日、お母さんが食材調達に行ったらくずきりの10円セールがやっていて



大人買いしたんだって」




政弘は呆れた



これから毎日



朝 昼 晩



くずきりをおかずに食べて行かなければならないのかと



政弘の家庭は



遺伝により 母は天然 娘も天然 親戚の女性は、みんな天然だった



政弘はツッコム気力を失った




そして同時に、あることに忘れていることに気が付いた



こういう時



人間は何を忘れているか思い出せないものだ



だが 本能により



その忘れている何かに焦っている場合がある



政弘は、時計をチラチラ見ている



何を忘れているんだろう



政弘はしばらく、考えた



そういえば今日、何の日だっけ……………




政弘「学校に遅刻するうぅう!!!!」



政弘は急いで制服に着替えに行った政弘は制服を着替える



時間がない



学校が始まるまで 後、20分


大丈夫


本気で走れば まだ間に合う



「兄ちゃん


朝飯どうするの?」



着替えてる最中に奈々の声が部屋まで届いた



着替え終わった政弘は奈々に答えた



「パンだけで良いよ」



そう言うと政弘はテーブルまで走り



食パンの袋を開け


食パンを手に取り くわえようとした



その時




「待ってよ兄ちゃん!!」



妹は急に政弘を止めた



政弘「な、なんだよ急に………」



びっくりした政弘は何で止められたのか疑問に思った



妹の奈々は答える



「パンをくわえて走るのは、男じゃなくて女だって決まり事があるんだよ!!!」



政弘は呆れた



「現実を考えなさい現実を」



そう言って政弘は食パンをくわえ



カバンを持ち家を出て行った




道を走っていると


ちょうど横断歩道が、すぐそこにあるのだが



信号は赤になり



政弘は渋々、走るのを止めた




グチャ



横断歩道から変な音が聞こえた


しかも 車が通る度にグチャグチャと音を立てていた



政弘が疑問に思い



横断歩道を見てみると




そこには……………くずきりがあった



くずきりのパックが割れていて



中のくずきりが車に押し潰されていた


グチャッビチャッ ビチャーッ!!!



「…………………」




無言



それしか反応出来なかった



横断歩道にくずきりがあるという



世にも不思議な光景に



政弘はただ



呆然としていた




信号は青になり



政弘は走り出した




何故、横断歩道にくずきりがあったのかが疑問に思ったが



今は、とりあえず学校に着く事が優先だった




学校の正門まで来ると政弘は教室の窓を見た



みんな、もう席に座っていた




「やっばい、早く教室まで行かないと」



政弘は体力が限界だったが



それでも 体を振り絞って



学校の階段をかけ上がった



教室は三階にあり



政弘は春の朝なのに汗をだらだら流しながら



教室に入った




「おう、政弘~


ギリギリセーフだな」



男性の担任の和田先生は政弘が教室に入ってきたのを確認すると



出席表にチェックを入れた



政弘は息を荒げて席に座った




「政弘、今日はどうしたんだよ?」




後ろの席にいる政弘の友人の吉田が聞いてきた



そして政弘は息を整えて



答えた




「くず………きり」




吉田は思わず



「……は?」



と 意味が分からなかった政弘の友人



吉田

男性である



政弘の古い友人で小学校からの付き合い



政弘が傷付けば吉田が励まし



吉田が何か困っていることがあれば政弘が手助けをしていた



政弘が中学生の頃



政弘を苛めていたクラスメイトを説得したのも吉田だった



だから政弘にとって吉田は信頼出来る仲だった




そんな吉田は政弘が何故 くずきりのせいで学校を遅刻しかけたのか謎だった



「なぁ、政弘


くずきりって何のことだ?」



気になった吉田は朝のSHRが終わると、政弘に聞いてみた




政弘は答えた


余計な説明文は要らないだろうと思い


一言に 簡潔に述べた



「くずきり」



真顔で答えた政弘



吉田は謎が深まるばかりであった



「いや、だから何でくずきりなんだよ」



そして政弘は顎に手を置き 大体のことを説明しようと思い答えた



「妹が味噌汁にくずきりを入れた 冷蔵庫にはくずきりしか無かった 横断歩道にくずきりが落ちていた」



そして、政弘の顔は真顔のままだった



吉田はしばらく頭を抱え



答えを導きだそうとした



そして、吉田が出した結論は



「冷蔵庫にくずきりしか無かったから妹が朝御飯の味噌汁にくずきりを入れて、それにツッコミを入れたら学校があるのを忘れていて、慌てて家を飛び出し学校前の信号を渡ろうとしたらそこにくずきりが落ちていて、それが気になりながらも学校に向かい今に至ると」



吉田はとりあえず頭の中で思い浮かんだことを言った



「正解!!お前やっぱり俺の親友だわ」



政弘は二度三度頷き関心していた





それを影から見ていた和田先生は呟いた



「親友でも、それを思い浮かべるのは無理に等しいと思うが」学校にいたら時間が経つのが早く感じる



気づけばもう放課後だった



「ネタが思い付かなかったから省いただけだろ」



政弘はただ独り言を呟いていた



「独り言なのかこれ!?」



放課後 政弘が鞄の中に教材を入れ 帰る準備をすると



吉田が呼び止めた



「政弘~

これから用事あるか?」



政弘は鞄を閉めた


「別に用事は無いが……また変な店見つけたのか?」



吉田は高校に入ってから とにかく周辺の店に寄ることが多かった



その際によく変な店を見つけ


それを紹介するために政弘を連れていく



「土偶専門店とか中二病眼帯喫茶とかは止めてくれよ」



政弘は怪しい店には入りたくないと吉田に言った



「まぁまぁ、来てみたら分かるって

今日のお前にピッタリの店だから」



そう言って吉田は政弘の肩を叩いて誘った



政弘はその言葉に興味を持った



「まぁ、寄ってみるだけなら良いか……」



そうやって政弘は吉田と一緒に変な店に行った



十分くらい歩いたところのアパートの横の狭い路地裏に入るとその店はあった



「確かに、今日の俺にピッタリな名前の店だな……」



店の名前は



THE・beautiful・KUZUKIRI・great☆

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