表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

第2話「俺は一体どこにいるんだ?」

要塞の事は出せたんだけど、説明まではいけなかった・・・

「う・・む・・・」

大きなベットで寝ている和也が寝返りをうった

「マスター・・・お目覚めですか?」

「う・・・えっ・・・あ・・・夢ではなかったのか・・・」

和也は目を開きまわりを見渡した

「マスター・・夢から覚めていないのですか?

でしたら、目覚めのキスが必要ですね」

アテネは怪しい微笑を浮かべながら和也の顔を近づけて・・・

「のわ!!!ア、アテネ!!起きた!!起きたから!!

もう大丈夫だよ!!ほら!目が覚めているからこんな事できる!!」

あわてて和也はベットから起き上がりジャンプしはじめる。

「チィ・・・そうですか。おはようございます。

マスター、体の調子はどうでしょうか」

「えっ、今、舌打ちしなかった??」

「何のことでしょうか。マスター・・耳は大丈夫でしょうか。

やはり精密検査を行いませんと。解剖とか必要でしょうか」

「か、解剖!!いやいやいや!!俺は元気だよ!!まだ起きたばかりだから

寝ぼけていただけだよ!!うんうん、そうだよ!きっと!!」

「そうでしたか。では、精密検査は今度にしますね」

アテネは怪しい微笑を浮かべる。

「今度・・・いやいや、精密検査は良いから!本当に!!」

「分かりました。問題ないようでしたら良いのです。

ところで、体の調子は大丈夫でしょうか?」

「ああ、体のだるさなど特にないね・・・問題ないと思うよ」

和也は腕を動かしたら首を動かしたりして答えた

「そうですか。見た限りでは問題なさそうですね。

では、マスター大変申し訳ございませんが

脈を取らせて頂いてもよろしいでしょうか」

「ああ、問題ないよ。お願い」

アテネは和也の手をとり、脈を確認する

「マスターの脈を見る限りでは、健康そうですね・・・」

アテネは笑顔を和也に向けると同時に和也の手を自分の方に引っ張る

「のわ!!な、なにするん・・・」

アテネは和也の唇を自分の唇と合わせ、キスを行う

「う・・・んん・・・マスター、ご馳走様です。健康そのものです」

「な!なんでアテネはキスをいきなりするんだ!!」

「もちろん、マスターと愛を・・健康を確認するためには粘膜を

調べる必要がありまして、申し訳ございません」

「えっ、今、愛をとかいわなかった?」

「マスター、やはり耳が・・・解剖の準備を行いませんと」

「いやいやいや、アテネ!申し訳ない!!空耳だった!!うん!!空耳!!」

「そうですか・・・残念です・・・」

「アテネは俺を解剖したいのかい・・・勘弁してほしいんだけど・・」

「マスターを解剖したいわけではありません。

全てを受け入れたいだけです。そう、マスターの全てを」

「え、え、え・・・ま、まあ、なんだ・・・そ、そうだ!!

ここは、いったいどこなんだい?」

「マスターに、ご説明を行っておりませんでしたね。

大変申し訳ございません。ここはヴィーナス内部、マスター専用室となります」

「???ヴィーナス???」

和也はアテネのいわれたことが理解できなかった

「はい、マスター。超巨大移動要塞ヴィーナス、いわゆる軍事基地です」

「軍事基地・・・つまり、父さんの関係なのかな??」

「はい、お父上である、大蔵様のご命令で完成された、

和也様の為の要塞となります」

「俺の為の??いったいどういう事なんだ・・・

父さんはどのように考えて俺にこのようなものを・・・

いやいや、考えても仕方ないか。聞いてみればわかる事だしね。

アテネ、父さんや母さんはどこにいるのかな?」

「大蔵様と佐代子様はお亡くなりになりました」

「えっ・・・どういう事・・・父さんと母さんが亡くなったなんて・・

嘘でしょう・・・アテネ・・・」

和也はショックを受けつつもアテネに聞き返した

「申し訳ございません。大蔵様と佐代子様はお亡くなったのは真実でございます」

アテネは悲しそうに和也の質問に答えてた

「そんな・・・じゃあ・・・俺はどれぐらい眠っていたの??」

唖然としつつアテネに質問を返す

「マスターが人体冷凍保存をされてから2000年ほど立っております。

現在は西暦4100年となります」

「は???え・・・つまり、俺は2000年眠っていて、

そこまで薬が開発できなかったということかな??」

和也は唖然とした表情でアテネに問いかける

「はい、正確には薬の開発が行えない状態が続きまして、

開発自体を後手にまわさないといけませんでした」

「開発が後手に・・・つまりイレギュラーな出来事が起こったと言う事か・・」

「はい、マスターのご想像通り、ある出来事が起きたために

後手にまわさないといけませんでした」

「ある出来事か・・・それは気になるな。

アテネ、いったいどんな事が起きたんだい?」

「それは・・・・」

アテネは2000年の間に起きた

驚くべき事実を語り始めようと口を開いた・・・

次回は和也の寝ている間に起こってた事。

しかし、和也のいちゃらぶまで長い・・・

早くハーレムにしたいのにな・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ