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ぼくは孤独でいい。  作者: Rukusu
3/6

第二話 おはよう。

「ううん…」

目が覚める。目に映るのは白。純白だ。

「え。」

脳が働かない。ここはどこだ?ぼくは自分の部屋で寝て…

「うーん」

隣から声が聞こえる。少女の声が。隣を見る。髪色は桜色、髪型は低い位置のツインテールだ。

「へ?」

思わず声が漏れる。桜色?人の髪の毛が?髪を染めて…いやいや。ぼくは中学一年生だ。この子も多分中学一年生ぐらいだろう。とても大人には見えない。

「ふぁぁ。ん?ここは…」

あ、起きた。

「えええええええええええええええ、あなた誰⁉まさか誘拐して…」

「違う違う。ぼくは無実だ。起きたらここにいた。君と一緒。」

はぁ、起きてすぐ疑われるなんて…でもおかげで頭が働くようになった。

「あの…なんで髪色が藍色なの?染めてる?」

…頭が情報を処理するのに時間がかかった。え、僕の髪色が藍色?床を見る。大理石だ。ぼくが反射して見える。藍色だ。というかそれより

「染めてない。君だって髪色が桜色じゃん。」

「え?そんなはず…えぇ!なんで?」

ぼくは言う

「そんなことはどうでもいい。大事なのはここから出ることだ。」

「そう。じゃあ、私は出口をさがしに行くわ。じゃあね。」

はあ。頭が情報を処理するのが早い子だったな…

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