アレイスターには手を出すな!! 九
けっこう長く続いてしまったアレイスターに手を出すな!!編ですが、実はまだ続きます。こっから先はほぼ余談となります。でもこれから先の話に繋がってゆくので、入れておきたいんだよね。
さて、ここまで続くと前に書いた設定と矛盾しないかとか、名前が間違ってないかとか、前の文章をひっくり返して調べる事が多くなりました。一応ネタ帳みたいな覚書は作っているんですけど、よく見ると何が何だか分からない所もありまして・・・。前にもいったんまとめとこうとか書いておいたものの、まだまだ出来ていないのであります。
ところで、筆者作詞作曲の<サンダとガイラは仲良し兄弟>なのですが、これがですね・・・・けっこう仕事の最中とか頭の中で歌ってるんですわ。延々となにかの曲が流れ続けるってこと、ありません?
うっせーわ とか 紅蓮華 とかだったらまだいいんですけど、♪お・で・お・で・おでらは仲良し、サンダとガイラ♪と流れて来るのは、さすがに変な感じっす。ただの思い付きだったのに~。
修道院の南門の前では、未だに激しい戦いが繰り広げられていた。
骨の種から生まれた骸骨兵どもは、サンダの命令通り殺戮を繰り返すだけのロボットである。彼らは逃げも隠れもせず、骨を断ち切られても再生して人間を襲う。南門の前に集まっていた町の人たちを襲うべく、次第に集結してきたのたのである。戦っているのは賞金稼ぎたちや冒険者のパーティーである。討伐隊もいるにはいるが、最初の戦いでほとんど壊滅状態となり、全員が満身創痍であった。
「このままじゃ、みんなやられちまう!!」
「開けろ! 門を開けてくれ!」
修道院の中で何か大変な事が起こっているのは誰しもが分かっている事だった。あの轟音と衝撃波は門の外にいる彼らをも襲ったからだ。だが、今の危険を回避したいのは誰しもが考える事だ。
「うらああ!」
一人の冒険者の若者が立ち向かっていた骸骨兵の頭蓋骨が粉々に吹き飛んだ。
「何? なんだ?」
「こいつらの弱点は頭だ! 頭を粉砕しなっ!」
そこにハルバートを持ったマーサが鬼神のごとく突っ込んできた。青年の近くにいた2体の骸骨兵の頭をハルバートでぶち壊す。マーサの近くに寄って来る骸骨兵の頭が、どこからともなく飛んできた石の弾で粉砕された。
「ありがとよ、シュセ! 宿代はまけてやるよ!」
「いちいち礼を言ってちゃ、破産するぞ!」
マーサに駆け寄るシュセも次から次へと弾弓を撃つ。弾がもう無いから拾った石を打つ。狙いは不正確だが、それでもダガーで立ち向かうよりはマシだ。
シュセがふと気づくと、群衆の反対側でも何事か起こってるらしい。
そこには見たことのある大男が、鋼鉄のスパイクロッドを両手に握り、骸骨兵の塊の中に流れるように突っ込んできている姿が見えた。
「遅くなっちまったな!」
シュセとマーサを見つけたドレイクは笑っている。ドレイクはその巨体に似合わず、動きは軽やかで優雅ですらある。さながら舞を舞っているようなのだ。骸骨兵の頭蓋骨がドレイクのスパイクロッドに吸い込まていくような気さえする。
「すげえ・・・さすがエグラン最強の戦士・・。」
「俺だけじゃねえぞ、来てるのは!」
シュセとマーサがドレイクの視線の先、門の方を見ると、逃げ遅れた町民の元でグラが光覇防御壁呪文で保護しているのが見えた。
ドレイクの傍らには1匹の黒い猫が恐ろしい速さで骸骨兵の頭蓋骨を断ち割る。
「なぜ、骸骨兵の頭蓋骨が弱点なのか、ご説明しましょう。ぢゃ。」
ポッターに助けられた冒険者の勇者が、目を丸くしてポッターを見ていた。
「骸骨兵は骨の種という植物のような種から生まれまして・・・ギャン! ぢゃ。」
「クソ忙しいのに説明するな!」
ポッターはドレイクに蹴飛ばされた・・。
その時
「見づげだああああ!!!!」
空からダミ声のような恐ろしい声が聞こえた。
「なんだ! 新手か!」
「ひいい! もうダメだあ!!」
討伐隊や、冒険者たちはその恐ろしい姿に怯え慄いたが、ドレイクとシュセの顔が一気にほころんだ。
「ホーグのグゾ野郎はどごだああ!」
恐ろしい声でドレイクに詰め寄ったその魔物はついでに数体の骸骨兵を蹴散らした。
「久しぶりだな、ユン!」
「ぞんなごだあ、どーでもいいんじゃ! あのクソ野郎はどこなんだあ!」
首輪が絞まって、いつものナイスな声がヒキガエルのようなダミ声になっている。苦しくて息が荒い。ゼイゼイ言いながら目が涙目になっている。
「お前、その体だから首が絞まるんじゃないのか?」
「ハッ、ぞゔだ。人間の体になれば仮面になるんだった。」
言ったそばからすぐに人間に化けるユン。
「痛テエエエエ! 今度ハ頭ガ痛テエ!」
今度は仮面が頭全体を絞め上げる。
その痛みで暴れまくるユンは、寄ってくる骸骨兵を素手でぶちのめす。まるで竜巻に巻き込まれたように骸骨兵がコナゴナになって行く。たとえ頭蓋骨を砕けなくても、大量の戦闘不能の骨の残骸を作り出した。
「なんか、すごく楽になったナ。」
シュセが転がった頭骸骨を割りながら呆れて笑う。
その時
遠くの方から無数の光弾が飛んできて、骸骨兵の頭をぶち抜いた。
「オッ、ナンカ頭、軽クナッタ。」
ユンが嬉しそうに呟いた。
遠くの路上に3人の人影が見えた。ホークとカイドーとサラの3人である。
「オオオ! ホークゥゥ! 会イタカッタゾーッ!」
ユンは猫なで声で叫んだ。
「さっきまでクソ野郎とか言ってなかったか?」
そしてユンがホークたちの方に3歩ほど近づくと、ホークが3歩ほど後ろに下がる。
「??」
ユンが5歩近づくとまた下がる。
「テメエ! 俺カラ逃ゲル気カッ!」
ユンが叫ぶと、ホークはキントボードで空に飛びあがった。
「逃ガスカヨ!」
ユンはすぐに変身して空中に羽ばたいた。
「・・・いったい。何なんだ、あいつら?」
緊迫した戦場の空気がいっぺんに緩んだ。
そして、ホークの傍らにいたカイドーも空中へ飛び出す。二人の行く先はコールレアン修道院の中である。
ホークはユンの追撃をかわしながら、礼拝堂の中へと降りた。続いてユンとカイドーが降り立つ。
「てめえ! 俺をおちょくっんのかっ!!」
ホークが無言でユンを制する。
ユンも我に返って辺りを警戒する。
どうやら、全てが終わった後らしい。広大な礼拝堂の壁を残して天井がすべて無くなっていた。微かにうめき声が聞こえるが、そこにいたほとんどの人たちは即死だっただろう。魔法使いもそうだが、一応彼らの服やアクセサリーも自動魔法防御はされている。とは言っても、光覇防御壁呪文ほどの防御効果は無い。不意を突かれた際にある程度の防御をするだけで、剣で突かれれば、即死が危篤状態になる程度である。もっとも、院長のボーマンの僧服は特別製だったのだが、それでも重傷を負っていた。
「酷い有様ですな。」
カイドーの声には嘆きが籠っていた。
カランカランとあちこちで瓦礫が崩れる音がする。
礼拝堂の中央に吊るされていた図書館は、地面に落ちて無様な姿を晒している。瓦礫が幾重にも積もっているが、入り口の扉は大きく開け放たれていて、すでに誰かが侵入した後だというのは一目瞭然である。
死臭と血の臭いでむせ返りそうになる一帯を、ホークは瓦礫をかき分け何かを探していた。
「ホーク、何を探してるんだ?」
「婆ちゃん。」
「誰だって?」
「ヴェルって人。」
「ヴェルじゃと?」
「ゴミが多すぎらあ。こいつを片付けないと死体は掘り出せねえぜ。」
「・・それじゃあ、遅いんだよ。」
「遅いって、何がだ?」
ユンはホークから離れてあちこちを見て回る。ほとんどが死んでいる。瓦礫に押しつぶされていない真新しい死体もあったが、それはザンキ一味にこき使われて殺された者たちだろう。
「ホーク、ヴェルが生きていると。」
「多分ね。」
「ひいぁああ!」という情けないユンの声が聞こえた。二人が急いでユンの方に行くと、ユンの後ろ脚を誰かが掴んでいた。そこは天井の梁が二つ重なって、その隙間から出ている腕だった。
「お化けだー!」
「お前は魔物だろ。」
「うるへえ、急だからびっくりしたんだよ!」
ユンを掴んでいた手は力なくほどかれた。腕に七色の組紐が巻きついている。
「いた! ユン! 梁を持ち上げてくれ。」
「人使いの荒ェ野郎だな、まったく。」
ぼやきながらもユンは梁の隙間に首を突っ込むと、両足を踏ん張って梁を少し押し上げた。すると更に隙間が生まれ、中にカイドーがヴェルと呼んでいた老婆の姿が見えた。
「ヴェル! 生きていたのか!」
「・・・年寄りは・・意外に・・・しぶといから・・のぉ・・。」
老婆はなんとか答えたが、息も絶え絶えである。
「早くしろ! ホーク! そんなには持たねえぞ!」
「分かってる。少し辛抱してくれ!」
「無駄じゃ・・小僧・・。沈黙の悪魔はまだ生きておるわ・・・。」
ヴェルは悲しそうに呟いたが、ホークは呪文を唱えず、両手でいくつものサインを紡いでいる。やがてホークの手の周りに青い光の粒子が集まり始め、青い光の手袋のようになった。そしてホークはヴェルダンディ―にのしかかっていた巨大な梁の瓦礫に手を触れる。
すると、光の粒子がホークの手を離れ、梁に行き渡ると、重力に逆らうかのようにふわりと浮いた。ホークが青く光る瓦礫に指図するかのように指で大きく弧を描いて外を差すと、その動きに合わせるかのように、そのまま外へと飛んで行った。針は取り除かれると、黒い僧服の二人の折り重なった死体の下にヴェルはいた。しかし、彼女の命は風前の灯である。下腹部から下が梁に潰され血まみれになっていた。
「・・・なる・・ほどのぉ・・手印話術呪文法か・・。」
手印話術呪文法は、手指の形で印を結んで呪文を唱えるやり方である。ショーンやゲラとの戦いの時、ホークが口で唱える呪文の他に重ねて呪文を発動させることが出来た理由がこれである。元々は魔法使い同士が戦う場合、封呪呪文を先に発動した方が勝つと以前に説明したが、その対抗手段として編み出された呪文法なのだ。戦火が激しかった昔の呪文法で、平和が続いた現在に至っては、知識としては知っていても実践できる魔法使いは皆無であった。
「これは酷いですね。でも大丈夫。助かりますよ。ぢゃ。」
いつの間にやってきたのか、ベルの隣でポッターが治療を開始していた。
「君の法衣も特別製だったんじゃな。」
「お陰での・・・だが、スクルトとウルトは・・・」
ヴェルダンディの隣で彼女を庇うようにして折り重なっていた二人が息絶えていた。
ホークはヴェルダンディの傍らに膝をつくと、じっとヴェルダンディを見つめた。
「・・・・分かっとるよ小僧。お前さんはこれを取りにきたんじゃろ。」
ヴェルダンィは両腕をゆっくり上げた。
ヴェルダンディの細い腕には七色の組紐が巻かれている。
「ウン。譲ってくれるかい?」
「いい・・とも・・・。もともとは・・お前さんの物じゃろ。」
ヴェルダンディの顔が初めて柔和に笑った。
「お前さんを見た時・・こうなる・気がして・・・な。」
「あまり喋っちゃダメです。ぢゃ。」
「疲れたんだよね。婆ちゃん。・・カイドーさん。」
「なんじゃ?」
「貴方がこれを譲り受けてくれ。」
「・・これとは?」
ヴェルダンディは震える手で組紐の留め金にすべての指を乗せる・・・。
「とっとと起きな、お前たち。仕事の時間だよ。」と言った。すると、止め金具と思っていた金属製の木の葉の止め金具が生き物のように動き出し、口々に話し始めた。
「仕事? いやじゃ、俺は寝るぞ!:「かったりーな!」「パプコペコペコパプコペコ」「おうおうおうおう、この気配はラグナじゃねえか?」「おう、そうだそうだ。ラグナの野郎だ。」「ケチで陰気なラグナだ、ラグナ!」「しみったれの大馬鹿野郎のラグナ! 久しぶりじゃねえか!」「どうでもいいけど、お腹空いたよう。」「煩いんだよお前たち。こういう場合は旧交を温めるというか・・」「インテリは黙ってろ! ボケナス!」
木の葉の止め金具は、木の葉ではなく唇だったようで、封印を解かれた瞬間、大騒ぎで話し始めた。しかも思いつく限りの罵詈雑言である。
「・・・・これだからヤなんだよな。こいつら。」
「今、何つった、この野郎! 火だるまにしてやるぞ!」「そうだそうだ! ぶっ殺せ!」「誰か酒くれよ!」「水攻めってのもいいかも。」「オーランドォ・ムスカペロリンチョ」「○ⅹ△◆Ψω!」「みんな、落ち着け!」「お腹すいたよう!!」
カイドーが目を丸くして言った。
「まさか・・これが愚弄王リーの魔導書??」
カイドーの目が怪しい物でも見るように組紐の唇を見ている。
「うっせーぞ、クソジジイ!」「臭せえ口塞がねえとぶっ殺すぞ!!」
カイドーがホークをマジマジと見る。
「そうだよ。やかましいから戦闘時以外は封印しとかないといけないんだ。」
「おうおうおう、ジジイ!! お前に俺様たちが使いこなせんのか!? ああ~ん?」
「・・・それにしても、恐ろしく口の悪い・・。」
ヴェルダンディは微笑み、カイドーは呆れ、ホークはゲンナリしていた。
「おー、なんだ!そこのでかい猫!」
今度はユンに突っかかる。
「なんだあ、この野郎! 俺様にケンカ売ってんのか!」
「売ってんだよ、子猫ちぁーーーゃん。」「ノロマ~! ノロマ~!」
この魔道具は滅多やたらと喧嘩を売るようだ・・。
「殺す!」と息巻いているユンをホークが必死で止める。
ヴェルダンディは再び封印すると、唇は冷えたように固まった。
「・・・ホーク。これをわしが付けるのか?」
「そうさ。こいつらは口は悪いが戦闘時には頼りになるよ。なにせ、一度に10個の呪文を唱えるんだ。しかも無駄は無いし、強力だよ。」
「ならば、お前さんが着けるべきではないのか?」
「オイラ一人がグレードアップしても意味がないよ。頼れる味方は多い方がいいだろ。」
「・・ひょっとして、わしに押し付けようとしてないか、ホーク?」
「・・いえ・・誓ってそのような事は・・・ございません。」
ホークはまっすぐな目でカイドーを見た。
「こう見えても繊細なんじゃよ、わし。。。。」
カイドーはかなり不安そうだった。
「大丈夫ですよ。貴方がそれを使いこなせる実力は十分にあるでしょう。ぢゃ。」
治療を終えたポッターが、前脚で毛づくろいしながら答えた。ホークがカイドーを見てにっこりと笑った。
カイドーの目が何となく涙目になっているように見えた。
「決まりじゃな・・・カイドー。お前さん・・の両手を。」
ヴェルダンディは有無を言わせない。
カイドーが恐る恐るヴェルダンディに両手を差し出すと、とある歌をを口ずさみながらカイドーの両手を握った。すると七色の組紐は蛇のようにスルスルと解け、カイドーの両腕に巻き付いて落ち着いた。カイドーは両腕を恨めしそうに眺めている。
「使い方は後で教えるからさあ。頑張ってみてよ。」
カイドーは恨めしそうにホークを見る。
「さあ、他にも生きている人がいるハズです。みんなで協力して助けましょう。ぢゃ。」
ポッターが元気よく、みんなを励ました。
・・この後の事は蛇足でしかないのだが。
ユンは壁に残った沈黙の悪魔の彫刻をすべて粉砕し、カイドーとホークが魔法で瓦礫を取り除き、ポッターと3人で生存者の治療にあたった。やがて隠れていた衛士たちも安全と悟ったのか、わらわらと集まり始め、生存者を安全な場所へと運び出す。門の外ではドレイクたちが骸骨兵を粉砕し終え、南の門はようやく開けられた。
グラとサラ、そしてマーサが他のパーティーの魔法使いたちと一緒に中に入り、負傷者の治療に合流すると、ドレイクたちは骸骨兵の残党を探しに町に戻り、町の人々は消火に、そして骸骨兵の残骸は一つ所に集められ炎で焼かれた。
「ちょっと後をお願い。」
ひと段落するとホークはキントボードで虹の滝に戻り、横たわっているベクターを連れて町へと戻った。ベクターの裏切りは、ホークたち以外は誰も知らない。ベクターを一時的に家を解放した豪商の所へと連れて行き、ケガ人に紛れ込ませた。
ホークが作ったゴーレムたちは、その役目を終えて、あるいは骸骨兵に破壊されて残骸となって土くれに戻っていた。ひとまず町が平穏を取り戻した頃には、すでに深夜となっていた。
そろそろこの作品のキャラたちも独り立ちしてきたのかなと感じています。小説に限らず、漫画や映画のシナリオなども同じでしょうけど、作者は自分の作品の中で自分を切り売りしています。自分の感じ方、過去にあった出来事、影響を受けた作品などが網羅される訳です。そうこうしているうちに作中のキャラクターは自分に似てきたりもします。(ちなみに私はそうだと思います。)そしていくつものキャラが動き始めると、キャラのそれぞれの性質が同じではいけなくなってきます。例えば作中のキャラがすべてアツいヤツばかりだったらどうでしょう。1話ならギャグで行けるかもしれませんが、すぐに飽きられてしまうでしょう。幾つもの人間の性格が入り乱れ、善人も悪人もいて、勤勉な人や怠惰な人もいてこそ物語は膨らんでいく。自分の作品を読み返して読み返して、意図的に違ったキャラを作って行く訳ですけど、作者がコントロールしているうちは作品自体がけっこうこじんまりとは纏まっても、自由度が低く、楽しくなかったりします。僕もここまで書いてきてようやくキャラたちが自由に動き始めてきたかなと感じています。何故なら、最初に考えていた物語と少しづつ食い違った方向に進み始めているからです。
ネタばらしという訳ではありませんが、次の章ではホークたちの出番はありません。なぜならホークを取り巻くキャラたちのお話に終始するだろうと思うからです。けれど、それも今の僕が考えている事で、もしかしたら出てくるかもしれません。でもそれで面白くなるなら大歓迎です。
期待してください。




