凡庸なあなたに贈るスポーツメソッド〜学生の今だけでも輝きたいあなたへ~(対人スポーツ限定)
開いてしまったな?
やぁやぁ皆さんこんにちは。
ここに見に来ているあなたは大した活躍もできていないベンチの肥やしなんでしょうね。
これは別に利益を目的としたものじゃないから、参考にする程度で構わない。
でも、やってみる価値はあると僕は踏んでいるよ。
〜2タイプのプレイヤー〜
この世には2タイプのプレイヤーがいる。
一つは感覚で動くタイプ、もう一つは理論で動くタイプ。
さて、ここで質問だ。
凡庸な君たちが目指すべきはどちらのタイプだと思う?
「才能ないんだから、後者に決まってんじゃん」
「俺フィジカルないから後者かな」
ふんふん、大不正解だ。
何故か、頭で考えて動くというのは口で言うほど簡単ではないからだ。
考えるということは 状況把握→行動 このメカニズムの間にワンクッション挟むという事だ。
そのためにはかなりの頭の回転が必要だ。
さらに、こういう考えたプレイをするには視野の広さや瞬時の判断力も必要になる。
さて、ベンチの肥やしの君たちにこんなものがあるか。
答えはNOだ。
一つのプランを考えてプレイも出来ないのに複数のパターンを考えて即座に選択。
これは日本の政治が良くなるくらいの難易度だね。
つまり、必然的に君らは感覚型のプレイヤーを目指さなければならないという事だ。
次の段落ではそれについて話そうか。
〜勝利のかほり~
では、君たちに聞こう。
自分には勝利への嗅覚があると思うか?
大抵のやつは「NO」と言うだろう。
だが、俺はそうは思わない。
君たちには嗅覚がないのではない。発動が限定的なだけなのだ。
例えば、こういうことはないかな?
試合中に好きな場所ができて、そこでプレイをすると何故か上手くいく。
これは君の嗅覚によるものだ。
君の脳は瞬時に入ってきた情報を処理し最適解に体を導く。
ほぼ反射と言ってもいいだろう。
これは君の練習の成果だ。
何度も何度も同じ場面にかち合い、それに挑んでいく。
その中で何回か、最適解に辿り着く。
すると体はこの最適解までのショートカットキーを作ろうとする。
この鍵とは「画像」だ。
パッと見て、google画像検索のように似た状況を探して、最適解を引っ張り出す。
それが俗に言う「嗅覚」の正体だ。
〜ドーピングプレイヤーのススメ〜
まず、皆さんに理解して欲しいのは、これはスポーツ万能になるであったりだとか、プロになるでだとかの話ではない。
学生のうちだけ輝くドーピングのようなものだ。
その方法とは、考えないことだ。
練習を積み、目に状況を焼き付ける。
相手がこう来たらこうする。というのを体に染み込ませるのだ。
それも画像を意識して記憶すれば、類似パターンは脳が勝手に判断してくれる。
この方法は当然ながら全国大会クラスでは通用しない。
何故なら染み付いた、決まり事しかできないやつは対応されてしまうからだ。
だがこれが県大会となれば話は別だ。
優勝チームは無理かもしれないが、大抵の相手はなんとかなる。
何故なら、県大会レベルなら考えずに感覚でプレイする選手。それも、それは天才と呼ばれる連中ではないことが多い。
そうなれば、今まで考えずに感覚でプレイするというのを「意識的」に磨いてきた君に軍配が上がるだろう。
この方法は頭打ちになるし、高いレベルでは通用しない。
だが、学生スポーツにおいてのみ、才能なきものが「エース」になれる可能性を秘めている。
君に未来を捨ててでも、今ここで輝きたいという渇望はあるか?
自分の才能のなさを認められる強さがあるか?
君が本当に悔しいと思うならぜひ試してみて欲しい。
やるかやらないかはあなたの覚悟次第。




