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今日僕は告白する

作者: モナカ

突然だが

僕は白鳥あきと高校2年生だ。

今日初めての告白をする。

もう今から心臓バックバクして心臓を吐きそうだ。

まあ冗談はさておき本当に緊張している。

告白は何回かされたことはあるが、するとなると...やばいな。

だが、ここでへたれていたらあの子は誰かに取られてしまうだろう。

頑張れ自分!


いつもは7時に起きるところを今日は4時30分に起きている。

早起きは三文の得といういいだろう。


告白には準備が必要だ。

まず身だしなみからキメていかなければならないはずだ。

髪の毛をいつもより時間をかけてセットし確認する...よしこれでいいだろう!

次にタンスから制服のワイシャツをを取り出しハンガーに通しアイロンを準備する。

じっくりワイシャツにアイロンを当てシワをなくすこれはハンガーをかけて壁でやる。

アイロン台は使わない。

理由は特にないが片付けが楽だ!

そしてズボンもアイロンをかける..よしっピシッと決まったなこれでいい。

今は暑いのでブレザーは着ないので制服はこれでOKだな。


時計を見るともう5時30分を過ぎている。

朝食は口がくさくなる物はNGだ。

告白したときに口臭かったらひくしね!

朝飯はパンでいいだろう。

パンをトースターに入れ焼くとイチゴジャムを塗りかじる。

うん、甘くてうまいな。

まったく、イチゴジャムみたいに甘い恋をしたいぜ!

うまいこと言ったつもりだがなぜかむなしくなったのでたんたんとパンをかじる。

2枚食べ食器を洗っていると時計の針は6時を指していた。


あ~緊張するなぁ。

そいえばなんであの子、竹丘愛美の事を好きになったんだっけ...


ああ、たしかあれは高校入学して2カ月くらいたったときのことだ。


僕はその時図書室で本を読んでいたら黒髪の長い目のパッチリとしたきれいな女の子が

「その本好きなんですか?」と声をかけてきてくれたんだっけ

僕が肯定すると彼女は私もなんです!と可愛らしい笑顔で微笑んでくれた。 

その後本の話題で盛り上がった。

帰宅する時刻になると彼女は

「あ!自己紹介まだでしたね。

私は竹丘愛美です。」

こちらも自己紹介を返すと彼女はいい名前ですねと微笑んでくれた。

別れ際に

「まあ本の話しましょう!」と言って帰った。


そして次の日から僕と竹丘さんはよく会話するようになった。

彼女は優しく会話するようになってから3か月ほどたったころには僕は彼女に恋愛感情を抱いているのに気付いていた。

彼女は「髪の毛にゴミついてますよ!」と笑いながら取ってくれて

プチッと髪の毛を抜いてしまってふふっと笑っていた。

天然な所もあるがそこがまた可愛い。

怪我をして軽い出血をしたときは彼女が自分のハンカチでふき取り絆創膏を貼ってくれた。

ハンカチは洗って返すよというと彼女は

「え?だ、大丈夫ですよ!

それにもった...い、いえほんとに大丈夫ですよ!」

と気遣いができて性格も優しかった。


他にも色々あるがもう学校に行く準備をしなきゃだめな時間だ。

早起きしてまで丁寧にアイロンした制服を着て今日の教科書、筆記用具をかばんに詰めた。


よし!学校いくか!

家を出て自転車に乗りコンビニで昼食用のパンを四つ買った。

竹岡さんは多いと言うが僕的にはこれでも足らない。

高校生男子は分かるよね!


そして学校につき自転車をとめて教室に向かう。

あ~緊張しっぱなしだな~。

なんか、今日はまわりが変わって見えるなぁ~。

ふぅ~。

今日は一緒に昼食を食べる約束をしているのでその時に放課後話しがあると言おう。


そして授業はぼーっとしたまま進んで行き昼休みになった。

竹岡さんとの待ち合わせ場所、中庭のベンチで待っていると来たっ!

やばいなドキがムネムネする!


「じゃあ食べましょうか!」と竹岡さんは手を合わせいただきますといいそれで本当に足りるのかと思うほど小さい弁当箱を開いた。

自分でいつも作ってるらしい!

手料理できる女子っていいよね!

竹岡さんはとしゃべりながら食べているが僕は緊張して、正直話しがあまり耳に入ってこない。

「・と君!あきと君!大丈夫?あんまり食べてないけど、体調悪い?」と彼女は自分の顔を近づけてきた。

へ...へ?き、キスか!?

コツンと彼女は自分の額に僕の額を当てた。 

ちっちちっ、近いやんけ!!

うわぁ目おっきいな肌を白くてすべすべだなぁ・・

綺麗なくちびるだなぁ・・・


て、いやいやだめだめだめ!

顔が赤くなったのが自覚できる。

僕はぱっと顔を離して

「だ、大丈夫だよ!」と赤くなった顔を俯きながら隠して言った。

彼女は「そうですか・・よかった・・・」と呟いた。


やっぱり僕はこの子の事が大好きだと思い

思い切って切り出した。

「ああああ、あのっ竹丘さんっ!」

あ、声大きすぎた。

竹丘さんをビクッとした。

「ど、どうしたました?

やっぱり体調悪いんですか?」

と、心配してくれた。

でも、今は違う。

「きょ、今日の放課後さ話があるから一緒にか、帰らない?」

噛んでしまった。

竹丘さんは、少し目を見開くと

「わかりました!

下駄箱で待ち合わせしましょう」

と微笑んでくれた。

そして昼休みが終わり午後の授業もぼーっとしたまま放課後になった。


下駄箱に行くとすでに竹丘さんがいた。

ふぅ~緊張してきたぁ。


「じゃあ、行こっか?」というと

竹丘さんは頷いた。 


そして僕は自転車を押しながら歩き竹丘さんは徒歩通学なので横に並んで歩いていた。


公園に行きベンチにすわり僕は切り出した。

「た、竹丘さんあのね話って言うのはね実はね・・

その、いつも優しく可愛らしい竹丘さんがぼ、僕は好きですっ!

僕と付き合ってもらえませんかっ!」

頭を下げ右手を差し出した。

心臓がドッドッドッドッっと早く鼓動する。

そして何秒たっただろうか竹丘さんは僕の右手を掴み

「その・・わ、私束縛するかもですよ?

誰とも付き合ったことがないのでわかりませんがそれでも構いませんか?」

と言った。

ぜっんぜん構いません構いませんよ!

むしろ重い愛ほど好ましいっ!


「大丈夫です!」と答えると

彼女はおもむろにかばんに手を突っ込んだ。

なにするのかなの思ったら、カチャンと音がした。

僕の右手と彼女の左手が手錠で繋がれてた。

「へ?」と間抜けな声を出してしまった。

「言ったじゃないですか!

私独占欲強いって!

こーゆうことです!

他の女の子と話すのは許しませんよ?

もしも話したら両手足切断して監禁しちゃうかもですよっ!」

と言った彼女の瞳は濁っていた....

どうだったでしょうか?

2人が付き合いはじめどうなって行くかはみなさんのご想像にお任せしたいと思います。

行き当たりばったりで書いたのでおかしい部分があるかもです。


お読み頂きまありがとうございました!

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