全ての始まりはトラックから
神様転生ものの矛盾をどうしたら無くせるか。
それを考えていたら出来上がってしまったこのお話。
カテゴリは連載ですが、続くかどうかは他のものの進行次第です。
彼の名前は須藤佑樹。今年、高校入学したばかりの15歳。学業は普通。運動神経もそれなり。苦手はないが得意もない程度。特技と言えるかは分からないが、勘が人よりも鋭いぐらいだろう。
さて、これから語るのはそんな普通な彼の平凡な日常から一転して、とんでもない事態に巻き込まていく物語。
まずは、そのきっかけとなった――『神様による転生』のお話から。
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時期は5月。彼はその日も何時ものように学校に行き、退屈な授業中は欠伸を噛み殺しながら眠気に耐えてノートを取り、昼休みは弁当を食った後には友達連中と外でバスケをした。
午後は秒単位でキツくなっていく眠気に耐えられず沈み、気が付けばホームルームまで終わっていた。
「……奏、おれはタイムスリップしちまったようだぜ。さっきまで昼休みだったのに、もう放課後なんだ」
「ただ爆睡してただけじゃん。しかも記憶も飛んでるし」
と、呆れ気味に返したのは幼馴染の腐れ縁、遠坂奏。くせっ毛+三つ編み+そばかす+メガネと、見事に地味な感じな印象だが、性格はその逆。
世話焼きで社交性もあり、しかもこれで運動神経が良い上に合気道の達人で、着痩せするタイプでスタイルが良いと、神に二物も三物も与えられた少女である。
幼馴染などという関係は普通なら子供の頃だけであり、年が経てば廃れるものだが、この二人の縁はそうは行かないらしい。今日も今日とて、奏は彼を起こしに来た。
「ほら、馬鹿な事言ってないで、顔洗ってきなさいよ。あと、涎垂れてる」
「うおっ!? 俺の机が水浸しに!!」
とまぁ、二人はいつも通りに学校を終えた。佑樹は奏に付き合って、CDショップに行って、そして――。
彼は奏と共に信号待ちをしていた。他にも数人ばかりが青になるのを待っていた。そう、何も変なことなど無い―――無かった筈だった。
やがて信号が変わったので、彼は横断歩道を渡り始めた。
「佑ちゃん!!」
「え――?」
奏が悲鳴に近い声を上げる。佑樹は反射的に自分の左手を見ていた。赤信号の筈なのに、一台のトラックが突っ込んできている。
(クラクションが鳴らない。スピードが緩まない……ブレーキも踏んでいないのか?)
そんなどうでもいい事を思いながら、しかし彼の体は、まるでそこに縫いつけられたかのように動けなかった。
――迫る壁が鼻先に触れた。
そして、彼はずっと遠くに奏の悲鳴を聞いた。
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「っ……? ここは……?」
彼は気が付くと真っ白な世界にいた。そこは本当に真っ白で、どこまでも続いているようで、果てが全く見えない。
ぼんやりとした視界の中で、彼は考える。ここは何処だ? 自分はどうしてこんな所にいるんだ?――と。
「須藤佑樹。お前は死んだのだ。ここは……そう、天国とでも思ってくれ」
「っ……!?」
いきなり聞こえた声にびっくりして、彼は慌てて辺りを見回した。だが、何処にもそれらしい人影はない。
聞こえた声は何と言えばいいのだろう。男のようでもあるし、女の声にも聞こえ、そして若くも、年老いたようにも聞こえる。遠くにいるようで近く、そこら中にいるようで何処にもいない。まるで、幻を耳で見ているような奇妙な感覚がした。
「誰だ!? 何処にいやがる!?」
「上だ」
「うえ……?」
そう言われて見上げると、そこには何か、靄がかかったような影があった。
「あれが、さっきの声の正体? そういえばここは天国とか言ってたな……じゃあ、もしかしてあれが神様ってヤツなのか?」
距離があるせいか、それともこの白い世界のせいか、輪郭もハッキリしない。
ゆらゆらと揺れているのは髪の毛だろうか。もしそうなら随分と長い。ならばあれは女神か。
「なっ……!?」
彼がそう思った瞬間だった。いきなり靄が消えて、神の姿がハッキリと見えた。
それはやはり女神だった。長い金髪が腰ほどまであって、真っ白いワンピースを着ている。そして金色の飾りがついた長い杖と、背中にはこれまた大きな羽根。典型的な神様の姿だ。
佑樹はゆっくりと降りてくるそれに、数歩下がりながら見送る。
「そう怪しまないでほしい。私は【世界観測者】。君の存在する世界の外側にいる存在だ」
「世界……観測者? 神様じゃないのか?」
「君達の認識において、神が超常的存在であると位置付くならば、それは間違ってはいない。先程、ここを〈天国〉といったのも、君に認識をし易くしてもらう為だ」
「は?」
いきなり何を言い出したのかと、佑樹は困惑する。
「君は【観測者効果】と【シュレディンガーの猫】というものを知っているかな?」
「いや、知らない」
「観測者効果というのは、簡単にいえば【観測】という行為そのものがその対象に影響を与える事を言う。
シュレディンガーの猫とは、簡単に言えば『猫を毒ガスの発生する箱に入れ、果たして生きているかどうか。それは箱を開けるまでは分からない』というものだ。
つまり、前者は観測による影響を示し、後者は観測者による事象の確定を示している」
「……余計に分からん」
「本来、この場所は君の世界を認識する事はできない。だから君に〈天国〉という認識の指針を与え、世界を確定させる方向性を決めさせた。つまり今、この空間を確定したのは君自身ということだ」
「えっと……つまり、俺が『ここはこういう場所だって決めた』ってことか?」
「そういう事になる。元々、この世界はどのような形にでも成りうる。故に観測者としての君の認識が、そのまま世界のありように反映されるのだ。そして観測者により認識は私の存在そのものにも影響する」
「存在そのもの?」
「この姿は君の認識によって構築されたもの。今はまだそうでもないが、人格もいずれは構成されるだろう。さて、先程も名乗ったが私は世界観測者。観測するのは数多に広がる平行世界」
「平行世界? パラレルワールドってやつか?」
パラレルワールド。可能性分岐で生まれる並行世界。佑樹はうろ覚えの記憶を掘り出しながら口にした。 例えば、朝起きて朝飯を食ったか食わないか。これが可能性分岐。そしてその選択の行く先が――すなわち可能性世界だ。
「そうだ。だが、シュレディンガーの猫によれば、可能性は選択によって確定した時点で一つになる。これは矛盾しているとは思わないか?」
「ん~……選択で増える筈なのに、選択したら消えてしまうって事か?」
「そういう事だ。だが、矛盾はしていない。どうしてだと思う?」
「っ……いちいち回りくどいな。ハッキリ言ったらどうだ? いい加減、こっちは頭が痛くなってきたぜ」
佑樹がうんざりした表情でそう言うと、世界観測者はコクリと頷いた。
「その矛盾は、私が確定することで決まる。つまり、世界に大勢を示さない可能性は、選ばれた時点で消失する」
「……消失って、跡形もなくなっちまうのか?」
「そうだ。だが、それでも世界の歴史としての分岐は消せない。といっても、その分岐だけで平行世界は認識時間1秒に対して数万の展開を見せるがね」
「す、数万……!?」
唐突な数字にピンとこないまでも、しかしそれがとんでもない数だということは分かった。
観測者――そう名乗るこのは、どうでもいい選択によって生まれる世界を消す存在。例えるならば大樹の小枝を間引く剪定者――そういう存在なのだと、佑樹は理解した。
「さて、この先を話す前に一つ……君を殺したのは私よ」
「………な? はぁっ!?」
いきなり過ぎる発言に、佑樹は唖然とし……そして驚きの声を上げた。
「俺を殺したって……どういう事だよ!? なんで俺が殺……なんで俺が!?」
「殺した、というのは正確じゃないわね。君はまだ、死んでいないのだから」
「はぁ!? 殺したのに死んでないって……意味が分からねぇよ!?」
「では、君はどうして死んだか覚えているかしら?」
「どうやってって……そりぁ、トラックに轢かれて………あれ? ……いや、違う? バス? タンクローリー? いや、そもそも車だったか? 火事? 地震? 転落? いや……あれ? な、何だよこれ……何でこんな……あぁっ!?」
思い出そうとする度に佑樹の記憶には、全く違う死の瞬間――断末魔の光景が過ぎり続ける。その瞬間の恐怖。それがこの記憶は本物だと訴えている。
頭が痛い。心臓が弾けそうなほどに鼓動する。恐怖と混乱で頭がおかしくなりそうだった。
「それは全てが君の記憶であり、またそうではない記憶」
「俺の記憶であって、俺のじゃない……?」
「そう。平行世界における……全ての君の死よ」
「俺の……平行世界の俺の死? じゃあ、この記憶は……俺じゃない俺の死んだ時の記憶?」
「さて、どうしてそんな事になっているのかを説明するためにも、話を続けるわ。いいかしら?」
観測者が問いかけると、佑樹は数度頭を振ってから顔を上げた。
「あ、あぁ……。ところで、何か喋り方変わってないか?」
「これは、私の存在が確定したということよ。口調だけでなく、すぐに性格も変化するでしょうね」
「そういえば……そんな事も言っていたな」
「話を戻すわ。世界は分岐による可能性で数を増やし、しかし大勢のない世界は消えていく。それでも、数は増える一方……いずれ、世界は【可能性限界】を迎える」
「可能性限界? また小難しい言葉が出てきたな……」
「言葉通り、可能性の限界――つまり、増大した可能性を観測者が認識し切れなくなる。そうなれば、世界はその存在を確定できなくなり……確定されなくなった世界は消滅する。ただ一つさえ残さず、全ての世界がね」
「全ての世界が……消える?」
「そうなる前に、私は観測者として世界を減らす必要があった。すなわち……世界の統合」
「統合……くっつけるってことか?」
「その通り。統合された世界は歴史のバランスと、新しい可能性をそこから生み出す。だけど、世界を統合するには幾つかの条件があるわ。その一つが、『統合する世界全てにおける共通存在の、単一存在への統合』」
「また小難しいのが……いい加減、頭が痛いんだけど………ん、共通存在の統合? それってまさか……!?」
「そう。私は『須藤佑樹』という共通存在を統合したの。さっき君の記憶が無数にあったのは、その影響よ」
「じゃあ、俺が死んだあの記憶……あれは全部、パラレルワールドで起こった事なのか?」
「そういう事よ。君という単一存在を創ることで、私は世界が一つであるという認識をする。これによって、世界は安定して混ざり合い、新しい世界に生まれ変わる。今、こうしている間にも世界は新しい歴史を構成しているわ」
「………」
余りにも途方も無い話についていけず、ついに思考を停止させてしまった佑樹の――まるで魂が抜けたような顔を見て、世界観測者はクスリと笑った。
「……なんだよ」
「いいや。さて、そろそろ君も帰る時が来たようね」
「え……?」
グラリと視界が揺れる。女神が、世界が、遠ざかっていく。そして佑樹の足元が抜けて、突然の浮遊感が襲い掛かる。
「世界は君を必要としている。君が還ったその瞬間、時は再び動き出す。また会いましょう……【世界の楔】」
世界の楔――?
その意味を問う間もなく、俺の世界はホワイトアウトした。
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「……ちゃん、…うちゃん!」
「ん……?」
「佑ちゃん!? 良かったぁ、目ぇ覚ましたぁ……!」
佑樹が瞼を開ければ、そこにあったのは真っ白い天井と消毒液の臭い。そして、顔をくしゃくしゃにして泣きじゃくる奏の顔だった。
「あ~、俺はどうして?」
佑樹は痛む体を起こしながら、奏に尋ねる。
(なんというか、えらくとんでもない夢を見ていたなぁ……世界の観測者とか、世界統合とか)
佑樹は、自分には厨二病の気でもあったかと、真面目に頭を心配してしまった。
「うん。佑ちゃん昨日、トラックに轢かれて……」
「あぁ、そういえ――」
「その後、ダンプとタンクローリーとバスに撥ねられて、飛んでった先で火事に巻き込まれて、地震で崩れた瓦礫に潰されて、そうしたらガス爆発でまた跳ばされて、今度は5階から真っ逆さまに落ちて――!」
「待て待て待て待て!! 何だ、そのオーバーキルっぷりは!? 何処をとっても俺のライフはゼロじゃねぇかよ!」
「うん。でも主治医の先生の診断だと、奇跡的に頭を打った程度で外傷も打撲と擦り傷だけだって……すっごい運が強いってビックリしてたわ」
「……そりゃビックリするだろうさ。原型さえ留めてないだろう筈が、まさかの軽傷とか。命が12ぐらいあっても全然足りんぞ?」
もしもそんな事を人伝に聞けば、誰もが大嘘だと答えるだろう。とはいえ、佑樹には奏が嘘を言っているようには思えなかった。なら、一体どういう事だと思考する。
「あたし、おばさんに連絡してくるね。あ、まだ寝てなさいよ」
「おう、分かった」
奏が病室を出て行って、彼は一人考える。
奏が言ったことは明らかに異常だ。そもそも、トラックだけ取ってみても、充分に即死だった。それが奇跡的に軽傷――というならまだ納得できる話だろうが、ならばその後のオーバーキルは何なのか。
「あの様子じゃ、本当に遭ったことみたいだし……うむむ」
ひたすらに頭を捻ってみるも、全く分からないこれ以上は考えても無駄かと、佑樹はベッドに再び横になった。
「ん……?」
そうして再び向いた天井。そこに異変があった。
「天井が……歪んでる!?」
一体何だと、佑樹はその歪みを注視した。するとやがて、そこからズルリと何かが抜けてきて――。
――バコッ!
「ぶはっ!?」
真っ逆さまに落ちてきたそれは、佑樹の顔面に見事にぶち当たった。鼻の良い所に命中したせいで、佑樹は涙目になりながらベッドを転げまわっている。
「一体なんだよ……え?」
鼻を押さえて悶える彼を知り目に、それはふわりと浮き上がった。驚きとともに佑樹はそれをマジマジと見る。
それは真っ白い表紙の洋書だった。金刺繍でタイトルが書かれている。そこには【WORLD ATTENDANT】とあった。
「ワールド……アテンダント?」
「ふむ。どうやら、単一化は安定しているようね。良かった良かった」
「っ……この声! お前、あの女神か!?」
つい咲きほどまで聞いていた声を思い出し、佑樹は本を掴んだ。
「その通り。正確には外因……つまり認識者による固定存在。それを切り離したものよ」
「意味不明だし」
「つまり、あのまま存在を固定された状態だと世界認識に阻害が生まれるから、それを切り離したってことよ」
「なんだってそんな……ていうか、認識者が消えたらお前も消えたりしないのか?」
「消えないわよ。この世界でも、私には役目があるんから」
「役目……?」
「そう。まずは窓の外を見てご覧なさい?」
「……?」
佑樹は【WORLD ATTENDANT】を手に取って、ベッドから降りる。スリッパが無いのでリノリウム床の冷たさがモロに足にくるが、我慢して窓際に立った。
鍵を外して、佑樹は曇りガラスの嵌めこまれた窓を開けた。
「……………は?」
たっぷりの時間を置いて、佑樹は何とかそれだけを口から出した。
そこにあったのは町だ。しかも自分がよく知るはずの町だ。だが、驚いたのはそれではない。
その向こう――海から空を貫いて伸びる影。彼の居る所から海まで自転車でも相当の距離がある。だからといって、あんなものを見落としてきた筈もない。ならばあれは一体何なのか。
ゴゴゴ――。
「なっ……!?」
いきなり差した影。反射的に空を見上げると、巨大な何かが空に浮いていた。それはそのまま病院の上空を通り過ぎ、海の影の方へと飛んでいった。
それはまるで――金属製の鯨だ。
「俺、ああいうのどっかで見たことがあるぞ……具体的にはハリウッドのSF映画とかで!!」
「その通り。あれは宇宙船よ」
「なんだと!? 宇宙船!? まだ宇宙ステーション建設とかやってた筈だぞ!? それなのに……それをすっ飛ばして宇宙船とかおかしいだろ!?」
「この世界は、君にいた世界よりも遙かに科学が進んだ世界。宇宙に人類以外の生命があることは常識だし、外宇宙への航行手段も確立されているわ」
「……マジかよ」
「それだけじゃないわ。この世界には〈魔法〉があるの」
「魔法!?」
SFだけでもお腹いっぱいなのに、魔法間で在ると言われ、いよいよ以て佑樹の思考はオーバーヒートしかける。SFとはサイエンス&ファンタジーの略称だっただろうかと、真剣に考えてしまう。
「世界の統合する為の条件。それが『世界共通点』よ。統合前の君の世界にも実は魔法はあったの。表には出ていないけれどね。でも、見事に凄い世界になったわね~」
「自分でやっといて、他人事か!?」
「まぁまぁ。これからこの私が、この世界で生きていくためのガイドをするから、安心して?」
「全然出来ねぇよ!! つーか何だ!? 世界統合ってこんなに滅茶苦茶なのか!?
佑樹が【WORLD ATTENDANT】を鷲掴みにして詰め寄る。しかし寄られる当の本人はいけしゃあしゃあと更に言ってきた。
「あ、それと注意。まだ世界は安定してないから……死なないでね?」
「は?」
「君は【世界の楔】。世界が安定する前に君が死ぬと、世界が崩壊するから」
「何だとぉおおおおおおっ!? 俺が死ぬと世界が崩壊!? 何でそんな事になるんだよ!?」
「例えるなら、今の世界は付きの悪い接着剤を使って無理やりにくっつけた様なもの。君という重石がなくなったら、あっという間に剥がれてしまう」
佑樹が唖然としている間にも、【WORLD ATTENDANT】の言葉は続く。
「大丈夫。君にはこの世界で生き残るために、凄い力が与えられているから。それを使いこなせば何も怖くないわ。世界の案内人である私もいるしね」
「………」
何か言ってるけど、佑樹には殆ど聞いていなかった。
ただただ、彼の記憶にありながら、しかしすっかり変わってしまったこの世界に、抗いようもない絶望感を覚えていた。
彼の名前は須藤佑樹。今年、高校入学したばかりの15歳。学業は普通。運動神経もそれなり。苦手はないが得意もない程度。
故あって、神様に単一化存在に転生させられ、この『異世界』の命運を文字通りに背負わされた、ごく普通の少年である。
世界設定
神様:人類の認識の外側にいる観測者。無限に等しい並行世界の管理者でもある。これが認識できなくなると世界そのものが崩壊する。
世界の楔:重石。世界をくっつけている。死ぬと世界が崩壊する。佑樹以外にもいるが、それは別世界のこと。
魔法:誰もが使える力。でも色々と制限などがある。魔力は要らない。
宇宙船:宇宙を行く船。佑樹が見たのは、日本製月読級航行艦『三日月』。
須藤佑樹:主人公。世界単一存在。チート能力保有者。




