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浪費家だった私が、投資を始めたら貯金ができるようになった話  作者: 貴堂水樹


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10.地元企業を応援しよう【東海】

 私は生まれも育ちも愛知県の人間である。

 実家は郊外、高校と大学は名古屋市内の学校にかよった。部活は中高とバレーボールをやっていて、県内あちこちの中学、高校へ足を運び、試合をした。


 私たち愛知県民、それから岐阜県民の方にとって、名鉄(めいてつ)こと名古屋鉄道は生活の足として欠かすことのできないライフラインだ。トヨタ自動車の存在に代表される車社会と言われる愛知の街も、名鉄各線や名鉄バスを乗り継げば基本的にどこへでも行ける。私も学生時代は名鉄のお世話になりまくった。実家の最寄り駅も名鉄の駅だった。


 普段あまり意識しないことだけれど、こうして意識的に考えてみると私たちは知らず知らずのうちに地元企業に支えられて生きていることがわかる。鉄道でいえば、JR東海もそう。愛知県は名古屋駅から、食の名所として知られる岐阜県中津川市までビューンと一息に行けるのはJRが走っているおかげだ。栗きんとんが食べたくなったらJRに乗ればいい。車を持っていなくても大丈夫。東京へも大阪へも、東海道新幹線でサクッと移動できてしまう。

 鉄道に限らず、たとえばスーパーマーケットのバロー。私の自宅の近くにバローはないけれど、系列のVドラッグには毎週お世話になっている。水曜日と土曜日はポイント三倍、日曜日には十五パーセントオフのアプリクーポンがもらえ、先日もそのクーポンを利用してトイレットペーパーを買った。そんなバローホールディングスの本社は岐阜県にある。


 名古屋経済圏でいくと、やはり一番大きな影響力があるのは世界のトヨタだろう。愛知県内、どこへ行ってもトヨタ関連企業で働かれている方と必ず出会う。高校の同級生もトヨタ自動車の社員だし、大学時代に知り合った友人はデンソーの子会社で働いている。

 三河にトヨタがあるならば、尾張にはトマトジュースのカゴメがある。プリンターなどで有名なブラザー工業も名古屋だし、三河へ戻れば電動工具のマキタも愛知県の企業だ。中部電力は名古屋近郊で暮らす限り絶対にお世話になる企業で、ここが倒れると我々東海民はおそらく普通には生きていけない。


 株式投資を始めて、株価を通していろいろな企業について自分の目で見ていく日々が積み重なってくると、「どうせ株を買うなら地元企業にがんばってもらいたいな」なんてことを思うようになってきた。株の調子がいいからといって名前も知らん企業の株を買うより、地元の優良企業を応援しつつその恩恵を受けるほうが気持ちがいい。そんな気がしてならないのだ。

 幸いにして、私の暮らす愛知県には優良企業がたくさんある。成長の余地あり、財務健全、おまけに高配当とくれば、そこへ投資しない手はない。本当はもう少し元手があるとよかったのだけれど、つい最近、ほんの少しだけ、地元企業の株を買った。心はとても満足した。


 ウォーレン・バフェット氏いわく、「いい会社の株を、いいタイミングで買う」ことが大事とのこと。おそらく難しいのは「いい会社」を探すことより「いいタイミング」を見計らうことで、それについては目下勉強中である。先日も一冊、本を買った。株価チャートの見方について勉強するためのもので、とてもいい本だったのでこちらも非常に満足した。


 やはり、新しいことを始めるというのはおもしろい。平坦だった日々が少しずつ充実していくのを肌で感じる。

 気がつけば個別株を複数持つことになっていた。買いたい株が次から次へと見つかって、今は買うお金がなくても、いつか買う日を楽しみに生きられていることがすでに楽しい。

 運用実績も、TOPIXが好調のおかげでプラスを維持している。個別株が増えてきたから今後どうなるかわからないけれど、三月にははじめての配当金の権利を受け取れる。それも楽しみの一つだ。


 そうそう、書き忘れていた。

 三重県に本社のある井村屋は、いつか絶対に買いたいと思っている。理由は、肉まんとあずきバーが好きだから。以上。

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