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クリスマス狂想曲

作者: 桐原まどか



若干季節外れですが、良ければ。


クリスマス。それは恋人や家族の集い。

クリスマス。それは書き入れ時だー!

そんなクリスマスに巻き起こった事件(非常にささやかですが、私にとっちゃ重大)について、書こうかと。


クリスマスにはケーキやオードブル、お寿司やワインまで注文してくださるお客様がいます。

その中にひと組…毎年揉める(盛り上がる?)常連さんがいます。

そこのお宅では話し合いをしないのか? 旦那さんが予約していくのですが、取りに来るのが奥さんと息子さんで「あの人(旦那さん)ったら!こんなに頼んだの!?」で困るのが「お寿司、ふたつもいらないわ、キャンセルして」と言われた事!

仕方ないから副店長呼びましたよね…。副店長が話して、商品持っていきましたが(お金は前払いで貰ってた)話し合ってください。お願いします。ちなみにこの常連さん、この前来店して「店長いるか! 喪中はがき50枚!」…いまの時期に受けてる訳ないでしょう…ついでに言うなら、店長はいません。休憩時間です。

説明したら、引き下がってくれたけど…はっきり言って疲れるお客様です…。


ネット予約。店頭に来ずに予約出来るので、非常に便利です。

ですがね…。

お客様「ネットでケーキ予約してあるんです」

私「お名前を伺ってもよろしいですか?」

「○○です」

冷蔵庫に走っていく。

…。

……。

………。

いや、えっ…?

駆け戻る。

「申し訳ありません、お客様、お名前が見当たらないんです。もう一度伺ってもよろしいですか?」

「あぁ!友達が予約したんで、そっちですかね?」

何故、最初からそっちを言わないんですか!ありますよ!そのお名前なら!

という、内心の絶叫を押し殺し。

「ありがとうございました!」

…疲れる。ちなみにシステムが去年から変わったので、今後はこんな事件は起きないと思われます。


ケーキが置かれている冷蔵庫。

その管理は非常に原始的で、予約表をケーキの箱に貼る、というものです。でお客様が来たら、お持ちの予約表をレジでスキャンし、発行される用紙を見て、商品をご用意する、というもの。

これは去年の事…。私は青くなっていました。手には予約表。紛れもなく当店で予約日時も間違ってない。のに。いくら探しても、見つからない…。副店長に言って、店売り分をお渡ししたんですがね…。

どこかに行ってた店長が戻ってきた。

ん?なんか見覚えある袋持ってるな?

店長「いやー、俺、発注間違えちゃってさ。ケーキ、よそで買ってきたわ」

お察しですね?

さっきのお客様のです!

なんで言っていってくれないの…。

がくっとなりましてね…。

全くもって油断も隙もありゃしない。


他にもお客様が渡した後にご自身で誤って落としたケーキを「交換してくれ」と迫ってきたり…色々あります。

今年は微妙な日並びなんですよね。クリスマスイブが日曜日。

日曜日にお客様集中するかなぁ…。

…日曜日って人いないんだよな…。

いまからひとりでわたわたする未来が見える(気がする)。


クリスマス。

なんやかんや言いましたが、嫌いじゃありません。

今年も頑張るぞ(気が早い!!)

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― 新着の感想 ―
[一言] わわわ、大変ですね〜。
2023/09/06 17:57 退会済み
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