帝国編キャラ設定
設定の8割くらいは執筆時の後付けなので、設定の公開というよりは備忘録に近いものです。
<当代皇帝>
父の死により幼くして帝位に就かざるを得なかった若き女帝。
帝位簒奪を企む権力者に命を脅かされる日々を送るが、折しも出席せざるをえなかった主要国サミットで精神的な後ろ盾を得て覚醒。
常軌を逸するたゆまぬ努力で文武ともに急成長し、帝位簒奪を企む勢力を根絶やしにして地位を盤石なものにする。
魔王を兄、聖王を第二の父と慕い、帝国内で善政を敷く。
権謀術数渦巻く政治の世界を飄々と渡り歩き、また魔王や竜種に及ばないものの聖王騎士団長や強力な怪異を圧倒する武力を持つ。
短期間の尋常でない努力の弊害か、週に一度、起床時に1時間ほど全く何も考えない状態になる。今はある程度コントロールできるが、昔は全くコントロールできなかった。
外見は黒髪ショートカットのスレンダー。五郎の前の世界の後輩と瓜二つ。
本来的には快活かつ小悪魔な性格で、お忍びで市井に繰り出すときは本名にちなみ「リャン」を名乗る。特にその際は知ってか知らずか周囲を振り回す。
戦闘スタイルは双剣を使った皇帝一子相伝の舞踏剣術。本来は失われた剣術だったが、文献をもとに蘇らせた。
なお、数々の暗殺に遭った経験があるが、毒殺が通用しない体質になっている。これは、文官で護身術などを教えることのできない先帝がその知識を活かし薬品や食事などで肉体改造を施した結果。皇帝の弟妹も同様。
<シアユン>
皇帝直属の近衛師団兵長。
帝国では皇帝に次ぐ実力者。
元は幼き皇帝のお世話係。
そのような役目となるため文武ともに英才教育を施されて育ったが、先帝の崩御により現皇帝を間近で守らなければならない立場になってしまう。
初期こそ守る立場だったが、めきめきと実力を伸ばす皇帝に逆に守られる立場になってしまっていることにコンプレックスを抱く。とはいえ、皇帝にとっては彼女がいるからこそ遺憾なく実力を伸ばすことができた精神的支柱となっている。
そして、そうしたコンプレックスを抱いていても彼女にとって皇帝は何よりも大切な存在。
基本的に寡黙であるが喋らないわけではない。立場を弁えているので、好意的に思っている既婚者の五郎にも原則一線引いた立場で接している。たまに積極的になる。
戦闘スタイルは2対の棍棒を両手に持ち振り回す舞棍術。舞踏剣術のデッドコピーだが、だからこそ皇帝は文献と彼女の織りなす舞棍術をもとに舞踏剣術を蘇らせることができた。
皇帝には及ばないものの上位冒険者を上回る実力を持つ。
糸目長身の美人。
<宰相>
先帝の側近。
忠臣と思われていたが、帝位簒奪のための暗躍をしており、帝国内の貴族や様々な組織を秘密裏に抱き込んでいた。
更には現皇帝の弟を傀儡とし、先帝亡きあとは側近らしい振る舞いをする裏で、幼き現皇帝に手練手管の暗殺を企てた。
その企ては本来的な忠臣やシアユンの奮闘により悉く防がれていたが、あまりに頻繁に暗殺されそうになるので皇帝も忠臣たちも疲弊していた。
現皇帝が主要国サミットから帰還後、鍛錬をはじめた影響で徐々に皇帝単独で暗殺を退けられるようになる。
証拠を残さない狡猾さと慎重さを持っていたが、皇帝が直感で宰相が黒幕と見破り、とある儀礼の場にてそれを暴露。
進退窮まった宰相はその場の全勢力を用いて皇帝を強襲するも、皇帝の舞踏剣術により失敗に終わり、叛逆の現行犯としてその場で首を刎ねられた。
裏では自分を皇帝を超えし「王」と呼ばせ、また彼の信奉者が彼の死後に地下に潜伏して再起を図るなど影響力の大きい人物ではあったが、本人自身は権謀術数に長け口が上手い以外に秀でた能力は無い。
<元「荒野の葉」リーダー>
現「乱気流」所属の剣士。
冒険者ランクB相当の実力を持つ。
増長した元仲間の性根が結局直らなかったためパーティは空中分解し、スタンピードでコンビを組んでいた「乱気流」リーダーに誘われて同パーティに移籍する。
元は高ランクパーティのリーダーだったこともあり、参謀役のようなポジションにおさまり、乱気流の名声を高めることに一役買っている。増長していなければ冷静かつ練度の高い判断力をもつ優秀な人材。
かつて各国で要職者だった者、実力者が集まってクーデターを企てていた組織を摘発した立役者に仕立てられてからのメディア対応は、彼が窓口になっている。
<「乱気流」リーダー>
Cランク上位相当の槍使いで元「荒野の葉」リーダーとは幼馴染。
お人よしで後先考えず人を放っておけない性格で、良い結果を生むこともあれば逆のこともある。スタンピードの対応に志願したり、荒野の葉リーダーをスカウトしたり、スラムの子に安易にパンをあげたり。
孤児院を開くことが夢で、その資金繰りの手段として冒険者をやっている。
帝国のクーデターを未然に防いだ功績とメディア対応により、近々パーティを解散して孤児院を開きたいと考えているが、運営計画を立てていないので剣士の説得により一時断念し、考え方を色々軌道修正しなければいけないことを自覚した段階。
<宰相の隠し子>
帝国随一の地方牧場に住み込みで働く母と一緒に暮らしていたが、母の死後は自らの意思で牧場で働くことを志願した。
覚えが早く、仕事にも慣れてきた頃にクーデターを企む一味に存在を捕捉され、素性を明らかにされた上で傀儡とされそうになるも、皇帝たちの手によって保護された。
その後も牧場で働いているが、少年の素性を隠さなくてよくなった牧場主から経営に関するノウハウを伝授され、いずれは牧場経営の後を継ぐことになる。
宰相の血を引くこともあり頭の回転が非常に早く、自身の置かれた環境を把握・分析して最適な行動を取ろうとする勇気も兼ね備えている。
<牧場主の老婆>
帝国が誇る地方畜産牧場の主。
宰相の隠し子の母は没落貴族の令嬢であり、古くから家族単位での付き合いがあった。
宰相の妾となることを止められなかったことが人生最大の後悔。宰相から逃げた彼女を匿い、素性を隠して彼女とその子供の生活の手助けをしていた。
クーデター一味から解放されたあとは、素性を隠す必要のなくなった少年に牧場経営のノウハウを教えて、後継者にしようとしている。
<亀の竜種>
太古の昔に竜の因子を取り込み進化した亀。
野心を持たず帝国内山麓で静かに暮らしていたが、退治に来た鬼、突然変異で怪異化した樹、魔獣と戦い死の淵に瀕していた狼をそれぞれ眷属化する。
「理外の理」と称する異世界の知識にアクセスする力を持ち、かつ五郎が異世界転移者であることを看過する。
人化の術の会得をはじめ、他の竜種ができない「分体制作」が可能となっており、力では竜に及ばないものの存在の練度は竜種としては最も神に近しいものになっている。
竜種であるためあらゆる能力が人智を超えたものになっているが、その中でもいかなる攻撃も無効化するパッシブスキルを備えていることが特徴。
そのため、あらゆる攻撃に貫通を付与する五郎は天敵。天敵と相対した過程で五郎のことを大変気に入り、姉を自称するようになる。
過去の賢帝との関わりで人の営みに興味を持ち、人化の術を施した分体に世界を回らせたり、世界や異世界の文化を学んだりしている。文化については自分から積極的に広めるつもりはないので、あくまで異世界の文化を広げる主体は五郎となる。
竜種としての彼女は巨大な亀だが、人化の術を施すと金髪長身の和服美人となる。
<亀の竜種の眷属たち>
竜種を退治に来た鬼、突然変異で怪異化した樹、魔獣と戦い死の淵に瀕していた狼がそれぞれ竜種により眷属化したもの。
経緯は異なれど竜種に恩義を感じていている。
竜種も3人を大切に思っているが放任主義であり、原則自由にさせている。
3人のうち2人は必ず竜種を守り、残る1人は自由にしていいというルールがあり、それをローテーションしている。
また、3人は念話で遠距離での意思疎通を行うことが可能になっている。
強さ的にはいずれもシアユンと同程度。
人化した外見は未定。
・帝国編の最初と最後
・竜種が五郎と親密な関係になる
ここだけは決まっていました。




