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D級おっさん冒険者は、意図せぬバフで成り上がってしまった半生を振り返る

5話目です。

様々な超人を登場させましたが、本話の主人公は特別な能力を持っていません。

冒険者ギルドのクエストを細々とこなし、日銭を稼いでは酒場でひとり静かに晩酌をしている。

そんな、この世界ではありふれた普通の人間です。

俺は辺境国のしがない冒険者だ。

冒険者ギルドのクエストを受注してこなし、銭を稼いで酒場で酒を飲み、貧乏借家に帰って寝る。そんな生活を20年は続けている。


冒険者としてはベテラン。ギルドでもそのように扱われているが、実際のランクはD級上位。普通にクエストをこなして実績を上げ、腕も上げていたらとっくに通り越している。同期はさっさとC級に上がり、金を貯めて引退している。


俺には特に野心というものはない。

ロクデナシでさえ目立った問題を起こさなければ所属できるのが冒険者ギルド。孤児だった俺には、たとえば商業ギルドに所属できるような商才はないし、薬師ギルドに所属できるような教養もない。

昔から日銭を稼ぐようなこの生活を送っていて、他のやり方を知らないし、特に知るつもりもない。


「ギルドとしてはいい加減ランクを上げてほしいところなんですけどねぇ。もう少し難易度の高いクエストをやってみません?ランクが上がると基本報酬も上がりますよ?」


とは受付嬢の談。

よせやい。酒は好きだがそんなに量が飲めるわけじゃない。

住環境も今の借家が気に入っているんだ。住めば都。

メシだって分不相応にグレードを上げても仕方ないんだ。今でもちゃんと体をつくる栄養素は取れてるし、たまの贅沢ましている。下手に生活レベルを上げたら、いざという時に戻れないのは今まで調子に乗って破滅した先達の様相が語っている。

こう見えて貯蓄は出来ているんだぜ?いつ体を壊して引退するかわからないからな。

だから無理にランクを上げることにメリットがない。

こんなおっさんに嫁が来る筈もないから気楽なモンだよハハハ。ん?なんでそんな色々な感情が渦巻いているような絶妙な顔してるんだ?


・・

・・・


「あ、ギルマスからあなたに指名依頼があるようですよ?」


いつものようにギルドの掲示板でクエストを漁っていると、受付嬢から声をかけられた。

厄介ごとでなければ良いが、と思いながら羊皮紙を読むと、内容は新人育成。定められたカリキュラムに沿えばいいだけの難易度が低い内容の割に、報酬は高め。下手してもそこまで面倒ごとになりそうもないなと受注した俺が紹介されたのは、若いゴブリン族の女。


戦闘訓練については早々に終了した。

戦い方を知らないということで初日こそぎこちなかったが、二日目〜三日目には実戦さながらに打ち合えるようになり、四日目には俺を圧倒、五日目にはまるで勝てなくなった。

それまで片手剣での戦い方を教えていたのだが、六日目に本人の希望で試しにと双剣を使わせてみたら手も足も出ない。守勢に回らせてみても全ての攻撃をいとも簡単にいなす。

ゴブリン族の身体能力は俺のような人間族と大差ないとされるが、そもそもこの子はセンスが抜群に良い。


実践訓練はクエストを受注した上でのウォーベア討伐。巨体の割にすばしっこく、新人には荷が重いとされる熊型魔獣。万が一を想定して俺だけでなくCランク冒険者も同伴した。単独ではなく連携を想定した討伐となる筈がまるで問題にならず単独であっさり討伐完了。


たったの一週間で新人育成のカリキュラムを終了させた。たまにいるんだよなこういう飛び抜けすぎた天才。間違いなく将来は大物になる。

ともあれ俺は一ヶ月分の収入を一週間で得られたので、あぶく銭は貯金しつつ少し良い酒と肉を楽しんだ。


しばらくして、

ポーション精製のための薬草採集クエストに出かけていると、木の上で昼寝している奇特なやつを見つけた。寝ている姿が下から見え、一見無防備そうだが、何かあったときにすぐ対応できそうな雰囲気があった。

つい声をかけてみた。降りてきたそいつを見ると、女だがどうやらエルフのようだった。エルフは里を作り集団生活をする習性があり、他の種族に比べて見かけることは珍しく、物語の挿絵で見るような幻の存在。実は俺も会ったのは初めてだった。

長寿なエルフなので若々しく見えるが、恐らく実年齢は俺より上なんだろうな。女性にそういうのを聞くのは失礼なので話題には出さないが。


「そうさな、私は退屈なのが好きではないのと、外の世界を色々と見てみたかったんだ。こういう考え方、エルフとしては異端なんだよ」

「成程な。まぁ俺は外のことはどうでもいいから、身銭稼いで少量の酒を飲めればそれでいいって考え方かな」

「ハハっ、考え方としては私より君のほうがエルフらしいな。面白い」


早々に意気投合し、採取を手伝ってくれた。恐らくは一般に流布されていない薬草の群生地の見つけ方を教えてもらった礼に、冒険者ギルドを探しているということでギルドに案内する。

とりあえず、しばらくはここを拠点にするらしく、たまに即席でパーティを組みクエストを消化していった。

ギルドを紹介したことへの恩義かもしれないが、彼女の中央でのギルドカードのランクはB級上位とのことで俺とは雲泥の差がある。正式にパーティを組むということはなかったが、お互いのためにそれが良いのだろう。強い魔獣との戦闘だと俺は役立たずだからな。囮くらいにはなれるか?


ゴブリンの娘とエルフはギルドで頭ひとつ抜けた活躍をしていた。特にゴブリンの娘の活躍は目覚ましく、たった数ヶ月でAランクも視野にあるとのこと。エルフはそこまで顕著ではないものの、中〜高難易度のクエストを着実にこなしていっていた。

そんなゴブリンの娘の新人育成カリキュラムを担当したことや、エルフを紹介したことは実績としてカウントされ、俺のランクはCに上がらざるをえなかった。

分不相応だと思い正直気乗りしなかったが「ベテランのランクが低いことはギルドとしての体面や後進への示しに影響があるから受け入れるべきです」と嬉々とした受付嬢に言われたので、渋々受け入れた。まぁ活動方針そのものを変えろとは言われていないので、これ以上俺のランクが上がることはないだろう。


たまにゴブリンの娘とメシを食うが、奴の食う量は尋常では無い。

たまにエルフと酒を飲むが、奴の飲む量は尋常では無い。

二人とも見ていて胸焼けするが、そうした席を一緒にするくらいは交流は残っている。長寿であるエルフを若いというのは可笑しいかもしれんが、上に行った若い者に気に掛けてもらい奢ってもらえるおっさんという構図は中々こそばゆいな。まぁ武勇伝や愚痴くらいは聞くさ。中々に楽しいしな。



・・

・・・



森の中で薬草を採集していた時のこと。

二人の男が行き倒れているのをみつけた。

恐らくはオークであろう屈強な青年はともかく、ひょろひょろの少年は重傷を負っている。欠損はなさそうだし、内臓が抉れているということもないが、いくらか骨は折れているだろうし、出血量がすごい。


すぐさまポーションを少年に振りかける。傷に染みるだろうが、治癒効果で止血にはなるし、少し経てば鎮痛にもなるだろう。

ゴツい男は多少の傷を負っているが、命に支障があるような感じではない。むしろ、見立てでは魔力が枯渇して、そのため極度に疲弊して動けないといった感じだった。

運が良い。俺は魔法は使えないが用心のためマジックポーションを常備している。


「ゆっくりでいい、飲むんだ。こっちの子のほうはとりあえずポーションを振りかけたが、本格的な応急治療はいまから行う。それが終わったら可及的速やかにここから離脱。案内するから、俺とお前とでこいつを担いでギルドに行くぞ」


何とか少年をギルドに運び込む。

道中事情を聞くと、少年は記憶がない状態で森を彷徨っていたらしく、街から街へ移動する途中のオークが出会い共にすることに。

その途中、この付近ではまず見かけない魔獣デスベアーと遭遇してしまい逃亡は無理と判断して交戦。何とか動きを止めることはできたが、最中にデスベアーの鋭い爪の攻撃で少年は重傷を負い、オークは彼を抱えて撤退。治癒魔法をかけながら離れようとしていたが、魔力が尽き万事休すというところで俺が二人を見つけたという流れだとのこと。


デスベアーはウォーベアの何段階も上の上位種。発見し次第、上位ランカーが徒党を組んで討伐しなければならない極めて高い危険度を持つ。


「デスベアー!?そんな、管理職が誰もいないこの状況で・・・」


搬送を手伝ってくれた受付嬢にざっくり状況を話すと、絶望に顔を青くする。無理もない。

そして、少年を運び込んだら終わりだと思っていたが、やることが増えた。


医療班に少年の状況を伝えて治療を任せた後、ギルドのロビーに響く大声を受付嬢に向ける。


「受付嬢!さっき言った通りデスベアーが血の残り香を追って街に接近している可能性がある!管理職がいないなら、ギルドに預けている俺の貯金を使ってくれていいから、街の東周辺区域の最低三日間の警戒および発見の場合の討伐の内容で一般枠での緊急クエストを発令、ギルド職員総出で手練を集めて向かわせてくれ!」

「! わかったわ。依頼料と報酬は立て替える形で後で何としても必ずギルドから補填させます」

「頼んだ!」


説明すると、

一般クエストはともかく、緊急クエストはギルドの管理職相当の承認がなければギルドから発令できない。

何を緊急とするかの判断をギルドに一任することにより、緊急でないものを緊急としてしまわないようにする措置だ。本当に緊急なものを優先させるために。

故に、ギルドの管理職を通さない緊急クエストを一般から出すためには莫大な費用が請求される。

たまに貴族が金にモノを言わせて変な緊急クエストを発令することがあるが・・・いまの不幸はギルドの管理職がギルドにいないため、誰かが私財を投げ打って一般の立場から緊急クエストを発令さけなければならなかった。


その費用は向かう二年間はのんびり暮らせるくらいにはかかる。デスベアーは討伐しなければならないが、危険だからとロハで冒険者を働かせるわけにはいかない。俺が行く選択肢もあるが、俺じゃ間違いなく太刀打ちできない。


警戒して何もないのが一番良いが、警戒せず被害が出るのが一番マズい。

俺の貯金で被害が抑えられるなら安いもんだ。


・・

・・・


「いやぁ力は強かったし動きは速かったし、今までの討伐クエストで一番キツかったかな」

「そうだな。しかし我々や街に目立った損害が出ずに良かったよ。はっはっはっ」


デスベアーはゴブリンの娘がエルフと即席パーティを組んで討伐した。A級も視野に入ったゴブリンの娘と、既にB級のエルフ。少年や俺たちを追ってきたデスベアーだが、辺境国ギルド支部の現最強戦力と戦う羽目になったのは災難だったろう。


治療を終え、三日間寝込んで傷が癒え、血を取り戻した少年は、無事目を覚ました。

後遺症といった体の異常もなさそうで、助けられたことに感謝していた。道中、倒せる魔獣は倒していたものの、さすがにデスベアーと戦うには経験値が足りなかった。記憶喪失だと言っていたが、記憶があれば立ち回りも違っていたのかもしれないがな。


「本当にお疲れ様でした。そうそう緊急クエストが起こらないからと管理職が全員出払っていたのはギルドの落ち度として猛省しなければなりませんが、あなたの咄嗟の判断には大変助かりました」

「よせって、こそばゆい」

「いえ、実際デスベアーが街に卑近していました。あの判断がなければデスベアーによる人的・物的損害は間違いなく少なからず出ていたでしょう」


騒動が一段落して、俺は受付嬢に誘われて御用達の酒場で打ち上げのようなものを行った。

緊急クエストの出費で貯蓄が尽きそうだと断ったが、ギルド予算のうち交際費から捻出させるというので断りきれなかった。

中央の会合に出かけているというギルドマスターが戻るのは明日らしいが、他の管理職に凄い剣幕で迫り強引に承認させたらしい。すげぇな。

俺自身は少し上等なエールと野菜の酢漬け、あとは受付嬢の勧めで特別なときにしか口にしない上串焼きを堪能した。ギルドとしてはそう多くない出費ではないだろうが、俺にとっては十分な贅沢、感謝しないとな。


あ、ゴブリンの娘とエルフとオークと少年がいる。受付嬢が卓に来いと手招きしている。え、こいつらの分も経費で出す?いや、ゴブリンの娘はめっちゃ食うしエルフはめっちゃ飲むぞ?あぁやっぱり。少年は病み上がりだからか細い体の割に思った以上に食うなぁ。オークは・・・体の割に少食だな。ちょっと好感持てる。



・・

・・・



さて、

元々冒険者というオークはともかく、少年はギルドに所属していないとのことだったのでギルドカードを作らせた。ついでにギルドが発令した新人育成クエストを受注し、冒険者のイロハを叩き込んだ。

さすがにゴブリンの娘ほど規格外ではないものの、飲み込みが良く二週間でカリキュラムを終えた。口座を見ると、緊急クエスト発令でマイナスになった貯蓄が色をつけられて戻り、新人育成分も振り込まれていた。これで引退後の心配が少し減った。


そして、

どうやら、紆余曲折を経て少年とオーク、ゴブリンの娘、エルフの四人は正式にパーティを組むことになった。少年は魔法使いのジョブを選択したが、補助役を誰がやるのかと思ったらオークだった。意外にも彼はそもそも荒事が得意ではなく、ジョブも僧侶ということ。


彼らはメキメキと実力を付けて数々のクエストを達成して台頭し、中央の聖王都でも話題になるほどになっていた。

あっという間に俺とは次元の違う世界に行ってしまったが、時たま戻ってきたら俺に土産話をして酒を奢ってくれるくらいには気にかけてくれているようだ。


「気にかけているというより、恩義を感じているんじゃないですかね?」

「ハハっ、そんなことより俺は酒場でチビチビ飲んでるほうが気楽でいいぜ。若い奴らはおっさんのことを気にしないでどんどん上に行けばいいんだよ」

「言うほどおっさんって歳でもないでしょあなたは」


いつものように採集クエストを終え、報告がてら受付嬢と雑談していて悪態をついていると、ギルド職員の若者が血相を変えて外からギルドに戻ってきた。


「どうした?」

「ギルドマスターが倒れた!」



顛末を言うと、俺はギルドマスターになった。ギルドマスターは高齢だが、俺がギルドに入ったときからギルドマスターはギルドマスターだった。俺を遥かに上回る古参であり、老齢で元々体が悪くなっていたということもあり、後継者を選ぶ段だったとのこと。


そこで、俺の名が上がっていたとのこと。

俺自身はそう思ってはいないが、伝説となったパーティの裏の立役者だということ、後進の育成実績、あとデスベアー討伐の際の立ち回りが評価されたらしく、ギルドマスターのみならずギルド職員からも多数の推薦があったようだ。


ギルドマスターはギルド職員でなく冒険者から選ばれるのが一般とのこと。倒れた前ギルドマスターに会って話をしたが、彼も元はベテランの冒険者だったそうだ。もっとも彼は元Bランクと俺なんかより遥かに優秀だったが。


ランクはこれ以上にならず、平々凡々に冒険者稼業を続けていくことになるのだろうなと思っていたが、ともあれ後進と関わっていくことにより、思わぬ立身出世を果たしてしまった。



・・

・・・



・・

・・・



「わっはっは。しかしこうして30年もギルドマスターをやっているということは、存外、現役を続けるより性に合っていたんじゃないのかい?」


中央で年に一度開かれる各地のギルドマスター級の会合の打ち上げで、エールジョッキ片手に大声で笑うエルフ。

今でも伝説と謳われるパーティを解散後、エルフは流浪の旅に出たが、魔王領で四天王に抜擢されたそうだ。彼女が就いた四天王は冒険者ギルドマスターの立場も兼ねているとのことで、俺とこのエルフは年イチで顔を合わせていることになる。

30年経つとはいえ、やはりエルフなのか外見の変化はないが、幾分雰囲気が落ち着いた気がする。四天王になった影響なのかね。


「まぁ後進の管理と育成というか、つい要らん世話を焼いてしまうだけだけどな。色々と個性的な奴らを見てきたが、振り返るとお前ら四人ほどじゃなかったさ」


グラスエールをチビチビ飲みながら昔話に花を咲かせる。そういえば、こいつも四天王になって20年くらいは経っている。「飽きたらまた旅に出るまでさ」と言いながら長続きしているあたり、わざわざ茶化しはしないが今の立場や魔王領を気に入っているんだろう。


もう60を過ぎたので、俺はそろそろ後継者について考えなければならない時期に来ている。引退するとなると、こいつがわざわざ魔王領から辺境に遊びに来ない限りは、そろそろ今生の別れになるのかもしれない。


しがない冒険者からギルドマスターに、こいつら四人の影響で成り上がったというところか。

ギルドマスターになってからは色々あった。

貯めていた金で家を買い、嫁さんをもらい、子供も産まれ、ギルドで巻き起こる騒動に頭を悩ませる日々を送って。


総括には早いが、良い人生だったんじゃないかな。とりあえず、この打ち上げが終わったら辺境国に戻って、まずは嫁さんの作った野菜の酢漬けでエールを飲んで人心地つけたい。

後進の面倒を見るのはともかく、同じ職層が集まっての政治的な話は苦手だ。


さて、帰りの馬車で後任のギルドマスターに誰を指名するかの候補者を考えないとな。

悩みはあるが、後進のためと思うと不思議と負担を感じない。振り返ってみると、これが俺の天職だったのかもしれないな。



・・

・・・



「しかし、どうしてお前が一緒に馬車に乗っているのかな」

「私の部下が私の冒険者時代の地を見てみたいというのでな。ほれ、この子たちだ」

「魔人族の女の子・・・双子か?いや、それよりお前は仕事いいのか?」

「一年不在なくらいで機能しなくなるようなヤワな組織づくりはしていないさ。いざという時は連絡鳥で指示の応酬はできるし、そもそも私の下にいる4人の四天王補佐は私より優秀だからな」

「いや、だからってなぁ」

「そうだ、向こうでの滞在先だが、君の家を間借りさせてくれ。子供たちは独立したんだろ?となると、奥方と二人で使うには些か場所を腐らせているんじゃないか?我々がいれば退屈はさせないことを約束しよう」

「は!?」

「いやー、部下のお願いの付き添いだが、私としても古巣やかつての仲間と会うのが楽しみだよ。はっはっはっ」


後継者を考える筈が、嫁への説明をどうすれば良いかを考えなければならなくなり、一気に憂鬱になった。

お読みいただきありがとうございました。


次話は鋭意執筆中です。

ボツにした話もあり、どうしようかなと考えていますが、なるべく早めに投稿したいなと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。

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