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記憶の亡霊  作者: 片目の幽霊
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転校生


「おはよう」

「あれ…ここは…?」



あーあ、何をするにしても続かない。毎日がつまらない。一回でもいいから地球侵略を企む宇宙人とか、超能力が使えるようになるとか、刺激ある出来事が起きてほしいといつも愛莉は思っている。まぁそんなことも起こるはずもなく、今日も一日が過ぎ去った。


__翌朝

学校の教室でいつも通りに支度をしていた愛莉の耳にこんな会話が飛び込んできた。

「今日転校生が来るらしいよ!」

「聞いた聞いた!それにしても急だよね。いつもなら前もって知らされるはずなのに」

えっ転校生⁉愛莉は思わず声をあげそうになった。そこへ、いつもならもっと遅くに来るはずの先生がもう教室に入ってきた。

「はい、みんな席について!今日はみんなの新しい仲間を紹介するぞ」

その声に教室がざわめいた。まだ知らなかった人も多いらしい。

「それではどうぞ、入ってきてください」

その声に、転校生が教室に入ってきた。しかしその姿を見たとき、流石の愛莉も驚愕した。その転校生はなんというか…厨二病感があった。右目にガーゼ、左手は包帯でぐるぐる巻きだったからだ。

「それじゃ、自己紹介をお願いできるかな?」

先生に促され、その子は自己紹介を始めた。

「羽鳥萌花です。これからよろしくお願いします」

羽鳥さんのガーゼや包帯などの事に一切触れないで転校生紹介をする先生の事も不思議に思った。そんなことを考えていたら、もう先生は萌花の席の指示を出していた。


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