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第996話。凶悪な空役(くうえき)。

【ワールド・コア・ルーム】。


 私はゲームマスター本部の【無限ストッカー】から【神の遺物(アーティファクト)】アイテムを取り出して【宝物庫(トレジャー・ハウス)】に回収し、容量品目数が一杯になると、(かたわら)に待機している【コンシェルジュ】達に預けます。

【無限ストッカー】から【神の遺物(アーティファクト)】を取り出す事が出来るのはゲームマスターだけなので、私は時々こうして【神の遺物(アーティファクト)】を補充していました。

 これらの【神の遺物(アーティファクト)】はミネルヴァが管理して、必要に応じて適宜適切に運用されています。


「チーフ。ヨハンナ・ラ・フォンテーヌは【ベンサレム】に到着して、魔法都市【エピカント】行きの飛空船に乗り換えました。現在までに他者と接触した形跡はありません」

 ミネルヴァが報告しました。


「わかりました。監視を継続して下さい」


「了解です」


 ヨハンナ・ラ・フォンテーヌは【エピカント】に向かっている、と。

 現状ではヨハンナ・ラ・フォンテーヌが【エピカント】に向かう理由は、私にはわかりません。

【ベンサレム】に向かった理由と同じで、単に飛空船の乗り換えの為かもしれませんしね。


 またミネルヴァがサーベイランスしている以上、【念話(テレパシー)】で誰かと連絡を取り合っている可能性もないでしょう。

念話(テレパシー)】は仕様上ゲーム会社の外部端末からアクセスしなければ個別の内容を傍受する事が出来ないので、私やミネルヴァの管理権限を以ってしてもゲーム内では完全な秘匿性が担保されていました。

 しかし、私のゲームマスター権限や、ミネルヴァの強力なサーベイランス能力であれば、監視対象から発せられる僅かな魔力反応の変化から、内容はともかく【念話(テレパシー)】を送受信している事自体はわかります。

 つまり、ミネルヴァが【念話(テレパシー)】がやり取りされている形跡を感知していないのなら、ヨハンナ・ラ・フォンテーヌは【念話(テレパシー)】を行使していないと断定出来ました。


 私がミネルヴァにヨハンナ・ラ・フォンテーヌを追尾・監視させている理由は、ヨハンナ・ラ・フォンテーヌが恋人のジョヴァンニ・カンパネルラと接触を図る可能性を考慮しての事です。

 ジョヴァンニ・カンパネルラは、グレモリー・グリモワールの()()によって、ユーザーである可能性が示唆された人物でした。


 しかし、私とミネルヴァは、ジョヴァンニ・カンパネルラがユーザーである可能性はあり得ないと推定しています。


 では何故、私はヨハンナ・ラ・フォンテーヌを監視させているのか?


 ほぼ、あり得ないとしても完全に否定されるまでは、確認したいからです。


 もしも万が一、ジョヴァンニ・カンパネルラがグレモリー・グリモワールが言うようにユーザーであった場合、単に……異世界に飛ばされて来た新たなユーザーの存在が確認される……という事実以上の意味を持つかもしれません。


 それは、つまり……ユーザー消失の謎と、現在私とグレモリー・グリモワールとノート・エインヘリヤルとシピオーネ・アポカリプトが異世界転移してしまっている謎……が解明されるヒントを得られる可能性があるからです。

 異世界転移の謎が解明されれば、私にとって最大の懸案である……日本に帰る方法……がわかるかもしません。


 もしもジョヴァンニ・カンパネルラがユーザーだと仮定した場合、1つの疑問……というか、私やグレモリー・グリモワールやノート・エインヘリヤルやシピオーネ・アポカリプトが異世界転移してしまった状況とは異なる条件が想起されます。


 私達、元同一自我の4アバターは、全員が同時に去る9月1日の午前0に異世界転移した事が判明していました。

 しかし、ジョヴァンニ・カンパネルラは、【完全記憶媒体(アカシック・レコード)】である【世界樹(ユグドラ)】によると……9年前に突如【ナープレ】に現れた……のです。


 この違いは何なのか?


 私達4アバターが、9月1日の午前0時に同時に異世界転移してしまった理由は皆目わかりませんが、しかし同時に、この日時に異世界転移が起きた()()()のようなモノは推定出来ました。

 その法則性とは、この世界(ゲーム)内のアーカイブを調べればわかる……ユーザー消失が起きた瞬間……から、世界(ゲーム)の標準時で正確に900年後に、私達4アバターの異世界転移が起きた事です。


 私達4アバターは、ジャスト900年後に異世界転移していました。


 しかしジョヴァンニ・カンパネルラが異世界転移したのは、9年前以前。


 ジョヴァンニ・カンパネルラは、ユーザーにはない年齢という概念を持っています。

 なので、それから逆算すれば、ジョヴァンニ・カンパネルラが生まれたのは、ユーザー消失時点から、およそ879年後……。


 私達4アバターの異世界転移時期である……ジャスト900年後……と比較すると、何とも半端な数字に思えます。


 もしもジョヴァンニ・カンパネルラが本当にユーザーで、彼が異世界転移の瞬間に何をしていたのか?どういう状況であったのか?などの記憶を持っているなら、それを事情聴取すれば、何か私達4アバターとの条件の違いがわかるかもしれません。

 私達4アバターの異世界転移が世界(ゲーム)内時間でジャスト900年後である理由などが全くない可能性もあり得るので、それぞれのアバターの異世界転移の時期には法則性など存在せず、完全なランダムである事も想定されます。

 なので、そもそも異世界転移時期の違いには何も意味などないのかもしれません。


 仮に何かしらの条件があるとするなら、ジョヴァンニ・カンパネルラが本当にユーザーであり、また私達4アバターとジョヴァンニ・カンパネルラの異世界転移時期の違いが何故生じたのかが解明出来れば、もしかしたら異世界転移のメカニズム自体の解明に繋がる何かしらの情報が得られる……かもしません。

 有用な情報は何も得られないかもしれませんが……。


 とにかく万が一の僅かな可能性を考慮すれば……ジョヴァンニ・カンパネルラがユーザーかもしれない……という疑いを完全に無視する事は出来ないので、一応私はミネルヴァにジョヴァンニ・カンパネルラと接触するかもしれないヨハンナ・ラ・フォンテーヌを追尾・監視させているのです。


「チーフ。アープ・パッサカリアが、そろそろ精神的に限界です。これ以上、無意味な作業をさせると自我が崩壊して廃人になるかもしれません」

 ミネルヴァが報告しました。


 アープ・パッサカリアとは、【パンゲア】東方国家【マギーア】の女王フレイヤ・パッサカリア・マギーアの娘で、()王位継承順位第一位であった()王女です。

 しかし、アープには性格的に問題があり、人種差別と奴隷制度を正しいと考える誤った思想を持ち、奴隷制を廃止するように【マギーア】のフレイヤ女王に命じたゲームマスターである私に公然と叛意を向け、【世界の(ことわり)】にも従わない姿勢を示しました。


 あ、いや、【パンゲア】各国で奴隷制を廃止させたのはシピオーネ・アポカリプトですけれどね。

 私はシピオーネ・アポカリプトから【パンゲア】の庇護者の役目を引き継いで、奴隷制の廃止の確実な履行を見守っているだけです。

 その私に公然と……奴隷制は正しい……という立場で逆らって来たのがアープ・パッサカリアでした。


 なので私は……奴隷制度が正しいと考えるなら、自分自身で奴隷の境遇を経験してみろ……と、ゲームマスター権限でアープを私の奴隷にしたのです。


 一罰百戒。

 私は、【マギーア】のお姫様という高い地位にいたアープをスケープ・ゴートにしました。

 そのおかげで、以降【パンゲア】の為政者や権力者達は下らない事で私に逆らわなくなったので、とても仕事がやり易くなっています。


 現在アープは私の奴隷として命令され……睡眠時間と食事とトイレと入浴以外の全ての時間を【ワールド・コア・ルーム】内の清掃をする……という作業に従事していました。

 その作業は【命令(コマンド・)強要(インシステンス)】により拒否したり手を抜いたりする事が出来ません。


 しかし、【ワールド・コア・ルーム】内は【汚損防止】のギミックが働いているので絶対に汚れないのです。

 つまりアープが一切手を抜かず全力で清掃を行っても、その結果は100%無意味。

 徒労でしかありません。


 このような意味がない行為を強制して延々と続けさせる拷問や刑罰が実際に存在します。


 穴を掘らせて、それを埋め戻させる作業を繰り返させる。


 溜池から水を汲み重いバケツを運んで別の場所に移すと、汲んだ水が(とい)を流れて溜池に戻る作業を繰り返させる。


 石を高く積み上げさせ、しばらくして、その石を他人が突き崩すという作業を繰り返させる。


 重量物(砂袋や鉄骨や岩など)を長距離運搬させて、また元の場所に運搬する作業を繰り返させる。


 ……などなど。


 これらは空役(くうえき)と呼ばれています。

 確か現代地球では非人道的なので、空役を拷問や刑罰に用いるのは、国際法で禁止されていた筈。

 そのくらい空役は拷問や刑罰の手法として効果覿面(てきめん)なのですよ。


 人は全く成果も状況変化も生まない無意味な作業に延々と従事させられると、強いストレスを感じる生き物なのです。


 長時間作業をしてプログラム・コードを書いて完成した後で、そのデータが飛んで1からやり直しになればイライラしますし、それが何度も続いたら私はキレるでしょうね。

 キレたところで状況が全く変わらず、何度も何度も終わりが見えずに続けなければならなければ、発狂するかもしれません。

 納期が迫って追い詰められると、時々こういう悪夢を見る事があります。


 このように人は無意味な作業を期間などを示されず終わりが見えない状況で半永久的に継続させられると、やがて強いストレスに対する耐性限界を超えて、自己防衛本能に従い自分自身で脳の働きを遮断して、自ずから精神に異常を(きた)しました。


 つまり狂ってしまうのです。


 つまりアープは狂う寸前だという事。

 もはや私に対する反発心などは消え、心が折れているでしょう。


 しかし仮にアープの心が折れていても、私の【命令(コマンド・)強要(インシステンス)】は絶対で、完全に有効な状態が永続しました。

 つまりアープは命令を拒否出来ませんし、自殺する事すら出来ないのです。

 まあ、そもそも【ワールド・コア・ルーム】内は死亡しても復活するギミックがあるので、寿命以外では死んでも死にきれませんけれどね。


「結構オチるのが早かったですね?私に対して敢然(かんぜん)と楯突いた、あの気性の強さから考えると、1か月くらいは粘るかと思いましたが?」


「アープは王族として何不自由ない生活を送って来たので、元来不遇な境遇で生きて来た恵まれない者より精神的には脆いのです。従順ではない気が強い性格というのは、実際には逆に【精神耐性】が高い訳ではありません。むしろ自分の思い通りにならないと拒絶反応が強く現れるという事なので、チーフが与えた空役が一番良く効くタイプなのです。さすがはチーフ、素晴らしい刑罰です」

 ミネルヴァが言いました。


 素晴らしい刑罰……それは褒められているのでしょうか?


「どうしましょうか?狂った後に精神を治療して、百万回くらい繰り返しましょうか?」


「それをするとアープの脳が萎縮したり、脳が壊死してしまいますよ。もはや目的は達成していますので、もう拷問を止めても差し支えないでしょう」

 ミネルヴァが言いました。


 あ、そう。


「なら、私の執務室(オフィス)にアープを連れて来て下さい」


「わかりました。しばらくお待ち下さい」


 ・・・


 ノヒト・ナカ執務室(オフィス)


「ノヒト様。お召しにより、まかり越しました」

 アープは跪いて言います。


 私がアープに空役を科してから、まだ短期間ですが、彼女の様子は酷く憔悴しきった様子ですね。


「アープ。奴隷制について、どう思いますか?」

 私は単刀直入に質問しました。


「奴隷制とは、()くも恐ろしく、非道な行いだったとは、私は愚かでした……」

 アープは全く表情のない顔で、ただ涙を流しています。


「わかればよろしい。で、あなたは、どうするべきでしょうか?」


「【マギーア】の奴隷は【(ザ・ゴッド・オブ・)(アームド・マイト)】様が解放して下さいましたので、私は【マギーア】の王族の一員として、いいえ、もはや私は王族などではなく、ノヒト様の奴隷でございますが、過去に【マギーア】の王族であった者として【マギーア】が奴隷とした全ての人達に謝罪をしなければならないと思います。謝罪だけではなく、何かしらの損害賠償をする責任もあります。現在の私はノヒト様の奴隷でございますので、損害賠償をする原資も権限も全くありませんので、ノヒト様がご許可を下さるなら、【マギーア】が奴隷とした皆様方の前に、この身を晒して、私の事を気が済むようにしてもらいたいと望みます」

 アープは言いました。


「それはリンチに遭ったり、大勢に凌辱されたり、四肢を切断され、目玉を(えぐ)られ、臓腑(ぞうふ)を引きずり出され、結果的に殺されても構わない、と?」


「はい。私は、過去【マギーア】の王族という立場にあり、それに値する罪を犯しましたので、あらゆる罰を受けたいと存じます」


「なるほど。良くわかりました。しかし【マギーア】の奴隷解放は、シピオーネの命令により、あなたの母親であるフレイヤ女王が既に行いました。また、あなたを解放奴隷の前に引き出して……好きにしろ……と言っても、きっと解放奴隷達は何もしないと思いますよ。何故なら解放奴隷は、隷属された者の辛さを知り、痛みを知るからです。解放奴隷達が、あなたに対して復讐をするという考え自体が、あなたの無知の証明ですね」


「仰せの通りです。私は愚かでした。愚かだからこそ、奴隷制を容認するなどという愚行を行いました。この上【マギーア】が奴隷とした皆様に何も贖罪が出来ないとするなら、死を(たまわ)るか、あるいは一生ノヒト様の奴隷として死ぬまで労役を行い罰を受けたいと存じます」


「つまり、今のあなたに与えられている無意味な作業を寿命が尽きるまで続けても構わない、と?」


「……致し方ありません……」

 アープは、空役が生涯続く事を考えて絶望したのか、ブルブルと震え始めます。


 あ、そう。


「奴隷制の非人道性を理解して、自らは死ぬまで奴隷として空役に服する程の覚悟があるなら結構。アープ・パッサカリア、あなたを私の奴隷という立場から解放します」

 私はゲームマスター権限で命じました。


 アープは私の奴隷ではなくなり、自由意思を回復します。

 しかし、アープは身動ぎ1つせず、跪いたままでした。


「ミネルヴァ。アープを【マギーア】に返します。フレイヤ女王に伝えて下さい」


「お待ち下さいませ」

 アープが言います。


「何か?」


「どうぞ、私めに罰をお与え下さいませ」

 アープは言いました。


 え〜と……何を言っているのですか?


「意味がわかりません。あなたは、もう私の奴隷ではありません。また罰を与えるつもりもありません。確かに【マギーア】が過去奴隷制を採用し、多くの無辜の人々を不当に隷属して来た事は、【世界の(ことわり)】の執行者であるゲームマスターとしては絶対に許せませんが、しかし、それはシピオーネによる【マギーア】の体制変更と、今後【世界の(ことわり)】が遵守される事によって、私は罰則の猶予(モラトリアム)を認めました。つまり、アープを罰する理由もありません。あなたを罰するとなると、フレイヤ女王や【マギーア】を含む奴隷制を容認していた全ての者達にも同様に罰を与えなければならなくなりますからね」


「それでは、私の気持ちが収まりません。どうか罰をお与え下さい」


 あ〜、これは空役の拷問が効き過ぎましたかね?

 何か、アープに変なスイッチが入ってしまったのではないのでしょうか?


 困りましたね。


 チーフ……ならば、アープ・パッサカリアをゲームマスター本部の職員として働かせては如何(いかが)でしょうか?……もちろん奴隷ではなく、給与を支払い事務方の正規職員として採用する訳です……現状アープのチーフに対する服従は100%です……チーフが死ねと命じれば、即自殺するレベルでアープは従順になっていますので、【契約(コントラクト)】を行えばチーフを裏切る可能性は、ほぼないと見なせます。


 ミネルヴァが【念話(テレパシー)】で言います。


 あ、そう。

 何だか、それはそれで面倒そうなのですが……。


「ならば、アープ・パッサカリアの処遇は全てミネルヴァに任せます」

 私はミネルヴァにアープの事を丸投げにしました。


「わかりました。アープ・パッサカリア、あなたには新しい仕事を与えます」

 ミネルヴァが言います。


「畏まりました」

 アープは頷きました。


 こうしてアープの身柄はミネルヴァ預かりとなったのです。

 その場でアープは、私に対する服従と、私の身内に対して危害を加えられない【契約(コントラクト)】が結ばれました。

 アープが自らの自由意思で……過去の行いと誤った考え方に対する贖罪として罰を受ける事……を望んだので、もうアープ絡みの面倒事はミネルヴァに任せて、私は関知しません。


 そうこうしていると30分が経過し集合時間となりました。

お読み頂き、ありがとうございます。

もしも宜しければ、いいね、ご感想、ご評価、レビュー、ブックマークをお願い致します。

活動報告、登場人物紹介&設定集もご確認下さると幸いでございます。


・・・


【お願い】

誤字報告をして下さる皆様、いつもありがとうございます。

心より感謝申し上げます。

誤字報告には、訂正箇所以外のご説明ご意見などは書き込まないようお願い致します。

ご意見ご質問などは、ご感想の方にお寄せ下さいませ。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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[一言] ジョヴァンニ・カンパネルラかぁ……いろいろ考えられてるけどプレイヤーではないとおもうんだよなぁ。むしろ読者をミスリードに誘ってるんじゃないかと。 シンプルに憑依や遠隔操作とかで本体は別にい…
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