第270話。近接戦人種最強クラス?
本日9話目の投稿です。
【ワールド・コア】ルーム。
イタリアン・リストランテ。
レジョーネ、ファミリアーレ、ミカエル、ガブリエル、ラファエル……そして、グレモリー・グリモワール、ディーテ・エクセルシオール、グレモリーの養子のフェリシアとレイニールが、昼食を共にしていました。
「何故、グレモリー達が?」
「我が呼んだのじゃ。グレモリーをコンツェルンに引き込もうと説得中なのじゃ」
ソフィアが答えます。
「あはは、お呼ばれしちゃった」
グレモリー・グリモワールは言いました。
「なるほど。歓迎しますよ」
今回は、大勢が一つの店舗に集中した為に、複数の【コンシェルジュ】達が、このイタリアン・リストランテに集まって働いています。
【コンシェルジュ】達がメニューを配りました。
「イタリアン、って、初めてだわ。どんなモノなのかしら?」
ディーテ・エクセルシオールがメニューを開きながら言います。
「地球の料理だよ。【アルバロンガ】料理と、【ラウレンティア】料理の元となった料理だね」
グレモリー・グリモワールが説明しました。
「えっ!【アルバロンガ】料理と【ラウレンティア】料理って、元は、地球の料理だったの?」
ディーテ・エクセルシオールは、驚きます。
「そだよ。ま、こっちの世界で、最低900年、独自に進歩しているから、変わっている部分は多いだろうけれど、源流は同じだね。【ガレリア】料理は、地球のフランスってところ……【タカマガハラ】料理は、地球の日本ってところの料理を元にしているんだよ。この世界は地球を参考にして【創造主】が創っているからね」
グレモリー・グリモワールは言いました。
「グレモリーちゃんも、ノヒト様も、その日本って場所の出身なのよね?」
ディーテ・エクセルシオールは、訊ねます。
「そだよ」
「そうです」
「どんなところ?」
ディーテ・エクセルシオール訊ねました。
「我も聴いてみたかったのじゃ」
ソフィアが言います。
「うーん。水が綺麗で、主食は、お米で、とか?ノヒト、なんて説明したら良いかな?」
グレモリー・グリモワールは言いました。
「そうですね。風土も文化も国民の気質も【タカマガハラ皇国】に良く似ています。しかし、日本は島国ですので、【タカマガハラ皇国】とは違って大陸と地続きではありません。それが大きな違いです。あとは、南北に細長い島なので、北と南では気候が、相当に違います。首都は東京と言います。住む人達は、私のように、黒髪、黒い眼、顔つきは凹凸が少なく平らな顔です」
「ぷふっ、平らな顔って、確かにそうだけれど」
リントが笑います。
「ノヒトの顔は、よく言えば涼やか、身も蓋もなく言えば、平ら、じゃな」
ソフィアは頷きました。
私のアバターの見た目は、実物を3Dトレースしてあります。
まあ、かなり若返らせてはいますが……。
「グレモリーちゃんは、髪と眼は黒っぽいけれど、顔つきは、どちらかと言えば、【ドラゴニーア】風よね?」
ディーテ・エクセルシオール言いました。
「ああ、私は【創造主】の魔法で、アバター……つまり、この世界用の容姿に変えてあるからね。日本で暮らしていた時は、ノヒトみたいな薄い顔だよ」
みたいな、というか、私の顔そのものですけれどね。
「なるほど。我ら守護竜の人化した姿が【創造主】からもらった設計図に則ったモノになるのと同じ理屈じゃな?」
ソフィアが言いました。
「そだね。そう思っておいてもらって良いよ」
グレモリー・グリモワールは答えます。
「つまり、日本なる国は、概ね【タカマガハラ皇国】をイメージすれば良いのじゃな?」
ソフィアが言いました。
「【タカマガハラ皇国】の文明を進歩させたイメージでしょうか?日本では、成人のほとんど全員がスマホを持ちます」
「凄っ!先進技術国なのね?」
ディーテ・エクセルシオールが言います。
「成人識字率は100%と云われていましたね」
「ふむふむ、教育にも力を入れておるのじゃな?」
ソフィアが言いました。
「まあ、統計データなどは、興味があればゲームマスター本部の図書館で確認してみて下さい。日本に対する印象は、受け取り方の個人差があるでしょうから、私からは断定的な事は言えません。私の個人的な意見を言えば、長所短所はあるにせよ、総合的に判断して、世界で一番暮らしやすい国だと思います」
「私も、世界のどこにでも住めるとしても、日本を選ぶだろうね」
グレモリー・グリモワールが言います。
「ノヒトも、グレモリーも、日本に帰りたいのか?」
ソフィアが真面目な顔で訊ねました。
「私は、別に帰りたくないね。もう、こっちの世界が、私の居るべき世界だよ」
即座にグレモリー・グリモワールが言います。
グレモリー・グリモワールの2人の養子が嬉しそうに顔を見合わせて笑い合いました。
「私は、日本に仕事がありますので帰りたいですね。ただ、こちらに不満はありませんし。二度と日本に帰れなくても、それは致し方ない、と思っていますよ」
「帰りたいのじゃな?」
ソフィアは訊ねます。
「郷愁や愛着という事ではありませんね。単純に仕事の責任を果たしたいだけです。仕事を解雇されているなどしていたら、こちらに戻ろうと思うでしょう」
「職責とな?ノヒトは、【調停者】として十二分に働いておるではないか?一月そこそこで、セントラル大陸の孤児全員に明るい未来を与えた。1億を超える【超位】の魔物を屠ってサウス大陸を平定し、人種の手に取り戻した。【シエーロ】の思い上がった3億の反乱者どもを鎮圧した。非道な【ウトピーア法皇国】を滅ぼした。これだけの業績を積み上げても、まだ仕事に満足せぬのか?」
ソフィアは、呆れたように言いました。
「それは、褒められる事ではありませんよ。この世界に何事も問題を起こさせないのがゲームマスターの理想。問題が起きてから、それを解決するのは、ゲームマスターとしてはプランB。望ましい状態とは言えませんね」
「ノヒトは、他人には過保護なくせに、自分には厳し過ぎるのじゃ。息が詰まってしまうぞ」
ソフィアは言います。
皆、頷いていました。
「あくまでも理想の話です。現実が、ままならないのは理解していますよ。まあ、それに給料がもらえていません。タダ働きですから、そもそも私のやっている事を仕事と定義出来るのか、という問題はあります」
「ふむ、確かにの。では、【ドラゴニーア】から……いや、セントラル大陸から、ノヒトに報酬を出そう。金貨か、領土か、欲しいモノを申してみよ」
ソフィアが言います。
「ゲームマスターは、1党1派1国には属さないのです。ゲームマスターとして他者から報酬を受け取れば、私は傭兵となってしまいます。それは、よろしくありませんね」
「ふむ。それは道理じゃが……。まあ、ノヒトが望めばセントラル大陸は、報酬を出す腹積もりがある、という事は覚えておくのじゃ」
ソフィアは、言いました。
「ウエスト大陸もですわ」
即座にリントが言います。
「サウス大陸もです」
ファヴも言いました。
「ウチは……とりあえず、【エルフヘイム】は報酬を出す用意はございます」
ディーテ・エクセルシオールも言います。
「みんな、ノヒトを買収しようとなんかしない方が良いよ。私的に付き合うのは良いけれど、公的な立場のノヒトとは関わらない状況が、個人にとっても国にとっても一番平和だよ。仕事中のゲームマスターは掛け値なしに、おっかないからね」
グレモリー・グリモワールが言いました。
「そうじゃな」
ソフィアは言います。
「真理ね」
リントは頷きました。
「わかりました」
ファヴも言います。
「神で在られる【調停者】様に対して、私ごときが、ご無礼を申しました」
ディーテ・エクセルシオールは謝罪しました。
「ねえ、お母さん。ピッツァがあるよ!パスタも!」
グレモリー・グリモワールの養子のレイニールがメニューを指差して言います。
大人達の気まずい雰囲気を敏感に察知して、強引に話を変えようとしたのかもしれません。
存外に子供は鋭いですからね。
しかし、【サンタ・グレモリア】は識字率が低い、と聞いていましたが、グレモリー・グリモワールの養子達は字が読めるのですね。
「グレモリー。子供に読み書きを教えているのですか?」
「ああ、学校でね。まあ、【ブリリア王国】では、孤児院育ちの子供達は、元から簡単な読み書き計算は出来るんだよ。逆に一般家庭の子供達は、ほとんど読み書き計算は出来ないね。親が出来ないから。教える大人が誰もいない」
グレモリー・グリモワールは、メニューから目を離さず、平易な態度で答えました。
「【ブリリア王国】は義務教育ではないので、教育がデコボコで歪なのよ。マクシミリアンには、改善を要求しておいたわ。【ウトピーア】からの賠償金で、【ドラゴニーア】を真似て義務教育制度や国民健康保険や年金制度を導入させる。ミネルヴァからも詳しくアドバイスをもらったの」
リントが言います。
「うむ。教育は、国にとって最も有望な投資じゃからの」
ソフィアが言いました。
「さてと、注文しましょうか」
私は、【コンシェルジュ】の給仕係を呼びます。
私は、日本時代からのイタリアンでのド定番コースを注文しました。
インサラータ・カプレーゼ(ナポリ料理)。
サルティン・ボッカ(ローマ料理)。
ペシェ・アッラックア・パッツァ(ナポリ料理)。
タリアテッレ・アッラ・ボロネーゼ(ボローニャ料理)。
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ料理)。
地域がごちゃ混ぜで無節操かもしれませんが……好きなものを好きなだけ好きなように……が、私のスタイル。
お店の人達や同席者を不愉快な気分にさせないように最低限の配慮はしますが、それ以外はフリーダム。
それが私の食事の流儀です。
グレモリー・グリモワールも、偶然にも私と注文が、被っていました。
アクアパッツァが、真鯛のカルパッチョに変わっていましたが、それ以外は丸被り。
まあ、私とグレモリー・グリモワールは、元同一自我ですから当然ですね。
カプレーゼ。
日本ではフルーツトマトとモッツァレラが綺麗に並べられた上品なカプレーゼが散見されますが、ここのカプレーゼは、ナポリのマンマ・スタイル。
トマトと水牛のモッツァレラとバジリコを塩コショウを振ってオリーブオイルで豪快に混ぜてあり、ボリュームがあります。
うん、美味い。
サルティン・ボッカ。
仔牛肉と生ハムとセージを重ねて、クルクルと巻いたモノ。
ポイ、ポイ、と口に放り込んでしまいました。
スプマンテ(スパークリングワイン)で流し込みます。
美味い。
アクアパッツァ。
今日は、カサゴのアクアパッツァですか……。
カサゴは、最高の出汁が出ます。
カサゴの旬は春と思われていますが、脂が乗るのは、実は秋。
今の時期のカサゴは最高なのです。
まあ、味覚の好みは人それぞれですが……。
ボロネーゼ。
ラグー・アッラ・ボロネーゼは、いわゆるミートソース。
私は、味覚が、お子様なのか、パスタはボロネーゼが一番好きですね。
美味い。
この味が嫌いな人っているのでしょうか?
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナは、いわゆるTボーン・ステーキです。
1kgぐらいは、ありますね。
美味い。
不味い訳がない。
ご馳走様でした。
満足です。
「やはり、このイタリアン・リストランテをモデルとするべきじゃろうな……。皆の意見を聴きたい」
ソフィアは訊ねました。
「私は、賛成〜」
ウルスラが言います。
「はい。万民に好まれるでしょう。寿司などは、生魚を食べる習慣がなければ忌避される事も考えられると思います」
オラクルは言いました。
「良い考えだと思います」
ヴィクトーリアが言います。
ソフィア、ウルスラ、オラクル、ヴィクトーリアが何やらヒソヒソと相談していました。
どうやら、ソフィア・フード・コンツェルンのレストラン街の看板店として、このイタリアン・リストランテをモデルとした店舗を展開するつもりのようです。
「ソフィア。レシピをあげようか?」
「なぬーーっ!く、くれるのか?」
「良いですよ。ここは、商売の為の店ではありません。ゲームマスターの社員食堂ですからね。その代わり、美味しくて安全な料理を作って下さいね」
「ありがたいのじゃ。頼んでも無理じゃと思っておったから、必死に味を盗もうとしておったのじゃ」
ソフィアは言いました。
「ノヒト。私もレシピが欲しい。ウチの料理長は【アルバロンガ】料理が専門なんだよ。こんな超一流の味を出せるイタリアン料理のレシピなんかあげたら、感激すると思う」
グレモリー・グリモワールが言います。
「どうぞ」
「あ、あのう私もレシピが欲しいです」
ラファエルが言いました。
「こら、ラフ」
ミカエルがラファエルを制します。
「だって〜。こんなに美味しいモノ、食べた事がないんだもの……。ミッキも、美味しい、美味しいって、いっぱい食べていたじゃない〜」
ラファエルがミカエルにすがるようにして言いました。
「し、しかし、神の御技を、ねだるなど、無礼ではないか……」
ミカエルは、ラファエルを窘めます。
「構いませんよ」
「ほ、本当ですか?!」
ミカエルは言いました。
「どうぞ」
【ワールド・コア】ルームの飲食店は、どこも、オーソドックスでクラシカルなレシピで、特段の秘伝や秘訣や隠し味がある訳ではありません。
あえて、そのようにしているのです。
なので、実はユーザーが書いた料理本などには、似たようなレシピは幾らでも載っていました。
【ワールド・コア】ルームの料理が特別なのは、調理をする【コンシェルジュ】達の調理ステータスがカンストしているから。
真似出来るモノなら、真似してみろ……というのが、私の考えです。
むしろ、見よう見まねで適当な料理を作られるくらいなら、レシピは全て公開しますよ。
・・・
食後。
エスプレッソを飲みながら、ミカエルの話を聴きます。
そもそもミカエルをランチに招待したのは、ミカエルから話がある、と聞いたからでした。
「実は、兵達が【魔界】への侵攻を望んでおります」
ミカエルは言います。
「ミカエル。あなた達は、反省していないのですか?」
私は目を細めて訊ねました。
「違います。侵攻とは、つまり、スタンピードを止める為に、決死隊に志願する者が多いのです。ノヒト様とルシフェルの役に立ちたい、と」
ミカエルは言います。
あー、【天使】は、全人口が魔法戦闘職。
ゴリゴリの戦闘種族なんですよね。
「許可しません。【魔界】での、あなた達の役割は、中央大陸と東大陸の防衛、そして【魔界】の人種文明の発展に尽力する事です。あなた達ごときがスタンピードを止める?万や億の単位で【超位】の魔物が跳梁跋扈する大陸が3つ。あなた達が行って、どうにか出来るとは思えません」
「そうじゃ。スタンピードは、レジョーネの出番なのじゃ。足手まといじゃ」
ソフィアが言いました。
「はい。私共、首脳陣は、もちろん理解しております。ですが、それを理解しない愚かな者もおりまして……」
ミカエルは、下を向きます。
「ならば、こうしようではないか。特別武道大会を開くのじゃ。来たる【魔界】平定戦への従軍を希望する【天使】は、予選会を戦い、最強の8人を選べ。我らレジョーネと1対1の星取り団体戦を行うのじゃ。レジョーネに【天使】選抜が勝ち越せば、従軍を許す」
ソフィアは言いました。
武道大会?
【魔界】平定戦?
私は、そんな話は聞いていないのですが?
ソフィアは、勝手に話を進めてしまいました。
「あのー、ソフィア様?」
ガブリエルが挙手しました。
「なんじゃ?」
「星取り団体戦で、8対8だと引き分ける可能性があります」
「ほーう、我らから4勝出来ると?」
「あ、いや、あくまでもレギュレーション上の可能性です、はい」
「うむ。ならば勝ち抜き戦にするか?」
「あ、いや、それだと、ノヒト様かソフィア様が出た時点で、こっちに勝ち目はありません」
「では、妾やファヴになら、勝てると?」
リントが剣呑な雰囲気を漂わせます。
「あ、いや、言葉のあやです。つまり偶数ではなく奇数にすれば、と。例えば7対7とか、9対9とか」
「うむ。ならばウルスラは、お休みじゃな。7対7でやるのじゃ」
「え〜、アタシもやりたいよ〜」
ウルスラが抗議しました。
ウルスラ……あなたは攻撃威力値が子猫のじゃれつきより低い癖に、参加する気なのですか?
「ならば、9対9で、やるのじゃ。グレモリーよ、レジョーネ側として参加せよ」
「私はパス。武道大会は趣味じゃない」
グレモリー・グリモワールはデザートのジェラートを食べながら言いました。
「ならば、ディーテ」
「私も、ご遠慮申し上げますわ」
ディーテ・エクセルシオールは食後酒にグラッパを飲みながら言います。
「ぬぐぐ。1人足りないのじゃ」
「ソフィアお姉様。不戦敗で、1勝を相手側にあげたらどうですか?そのくらいならハンデにもなりません」
ファヴが提案しました。
「ならぬ。仮に試合とは言え、戦わずして、勝ちを譲るなど守護竜道精神にもとるのじゃ」
守護竜道精神?
騎士道精神みたいなモノでしょうか?
よくわかりません。
「むー、こうなったらアルフォンシーナに出場させるしかないか」
ソフィアは言いました。
「ソフィア。幾ら何でも、【回復・治癒職】のアルフォンシーナさんを試合に出すとか……」
「ノヒトよ。アルフォンシーナは、近接戦に限れば人種最強クラスじゃぞ」
え?
そうなの?
「初めて聞きました」
「うむ。あやつは、【治癒】の応用で、相手の脳血管を破裂させたり、心臓麻痺を起こさせたり、骨を溶かしたり、と相当エゲツない戦い方をするのじゃ」
ソフィアは言いました。
「そうですわ。人種を癒す方法を極める者は、人種を壊す方法も知る……と言うのがアルフォンシーナちゃんの口癖なんです。あの子は、好戦的な性格ですわ」
ディーテ・エクセルシオールも言います。
その場で、ソフィアがアルフォンシーナさんに出場要請をして快諾されていました。
こうして、レジョーネ・アルフォンシーナさんVS【天使】選抜の9対9団体星取り戦が、1週間後の10月15日に【ドラゴニーア】の【闘技場】で行われる事が決まったのです。
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・・・
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