第222話。ゲームマスター本部。
名前…マッシミリアーノ
種族…【オーガ】
性別…男性
年齢…42
職種…【戦士】
魔法…【闘気】
特性…【勇敢】、【規律】
レベル…48
寡黙で誇り高い【オーガ】の衛士。
執政官など【ドラゴニーア】の要人警護を担当する。
ゲームマスター本部。
「2時間、自由時間にしましょう。この【ワールド・コア】ルームの中から出なければ、どこを見て回っても構いません。食堂やレストランやカフェなどもあります。料金は原価実費分だけはもらいますが、どれも格安で美味しいですよ」
ミネルヴァと相談した結果、【ワールド・コア】ルームの店舗では、私以外からは、料金を徴収する事になりました。
ここは、ゲームマスター用の施設。
内部の商店などは、全てゲームマスターの為の福利厚生施設なのです。
「なぬーーっ!それは、片っ端から、制覇してやるのじゃ。ウルスラ、行くのじゃーーっ!」
ソフィアが、鼻息荒く宣言しました。
「おーーっ!」
ウルスラも同調します。
ソフィアは脱兎の如く駆け出して、ウルスラはピューーンッと飛行して手近なレストランに入って行きました。
オラクルとヴィクトーリアは、微笑ましげな様子で2人を追いかけます。
この【ワールド・コア】ルームは、いわば箱庭都市か、アミューズメント・パーク。
円形に並んだ各建物の1階部分には、全て飲食関係の店舗が入っており、最上階には高級レストランやバーラウンジがあります。
特に1階部分がフードコートになっている建物は、何と、一棟丸ごとがレストラン街。
その全てが、最高レベルの料理店。
正に、ソフィアにとっては、天国のような場所。
飲食店以外には、カジノ、ボウリング場、ビリヤード場、ダーツバーなどが各フロアに入った複合遊戯施設……劇場、映画館、体育館、屋上にプール、テニスコート、サッカーグラウンドがある建物もありました。
プロデューサーのフジサカさんが……ゲームマスターの福利厚生の為に……と、気合いを入れて作り込んであるのです。
900年前の私達……ゲームマスターには、味覚などありませんでしたし、遊びたければ仕事が終わった後や休日に、現実世界で行けば良い、などとは言わぬが花。
そういう無駄な心遣いが満載なのです。
ミネルヴァが製造した料理担当の【コンシェルジュ】達が作る料理が不味い訳がありません。
私の夜食にと、パパッと作られたコーヒーとサンドイッチでさえ、人生最高のコーヒーとサンドイッチでしたからね。
「あー、各ゲームマスターの個人オフィスは入室出来ませんので、悪しからず。何かあれば、ミネルヴァに話しかけて訊ねてみて下さいね。では、2時間後に、この場所に集合して下さいね」
私は、オラクルとヴィクトーリアに向かって言いました。
保護者役の、あの2人に言っておけば大丈夫。
さてと、私達も見学ツアーに向かいましょう。
・・・
私は、ファヴ、トリニティ、グレモリー・グリモワール、ディーテ・エクセルシオールを案内して、ゲームマスター本部を見て回ります。
ソフィアとウルスラを惹き付ける飲食店などは、ゲームマスター本部の、ほんの遊び心の部分。
ゲームマスター本部の真骨頂は、他にありました。
まずはゲームマスター本部のアイテム庫。
「亜空間倉庫です。比較的大きいアイテムや乗り物……魔道具や【魔法装置】などの機械系……【自動人形】などの【神の遺物】は、全て、この中にあります」
「あの、【自動人形】は特別性だよね?三種の神器持ってたし。欲しいね」
グレモリー・グリモワールが言いました。
「ユーザー向けのアイテムではありません。私達は、【コンシェルジュ】と呼びます。ゲームマスター以外に保有は不可能ですよ。因みに、見分けるポイントは、グレモリーが言うように【収納】、【鑑定】、【マッピング】を持つ事の他にもあります。それは、どこでしょう?」
「オラクルは、黒いメイド服だけれど、【コンシェルジュ】の方は白いわね。でも、あえて質問するくらいなんだから、そんな、わかりやすい部分ではないのよね」
ディーテ・エクセルシオールが言います。
「はい。【自動人形】の衣服は着せ替え可能です」
「うーん……あっ、目が違うよ。【コンシェルジュ】の方は眼球の色が黒っぽかった」
「正解です。厳密には、【コンシェルジュ】の眼球はダークブラウンになっています。ユーザー向けの方はブルーアイズです」
ふーん、というリアクションでした。
まあ、そうでしょうね。
「あのさ、武器とか防具とか小さいアイテム系は、この倉庫にはないの?」
「それは、上の階です。行きましょう」
・・・
【ストッカー】。
「ここは、【ストッカー】です。武器、防具、携帯可能な比較的小さなアイテム、そして、機械的機構を内蔵していない無垢のアイテム類を置いてあります。その手の持ち運べる【神の遺物】は、全て、ここに揃っています。コンプリート・コレクションですね」
ある意味、ユーザーにとっては、夢の場所かもしれません。
「ん?随分とスッキリとしてない?倉庫というより、展示場みたいな感じじゃん?それにさ、ゲームマスターは大勢いるでしょう?ここは、たぶん1種類1ロットずつしかアイテムがないよね?足りなくない?」
グレモリー・グリモワールが訊ねました。
「ここは、ノヒト専用の収納場所なのでは?」
ファヴが推測します。
確かに、この【ストッカー】では、ショーケース的な陳列棚に【神の遺物】が1つずつ飾られています。
「見ていて下さい。こうします」
私は、手近にあった【アルタ・キアラ】を陳列棚から、取り出しました。
すると、【アルタ・キアラ】が収まっていた場所に、新しい【アルタ・キアラ】が出現します。
「はっ?【無限ストッカー】なの?」
「はい。ゲームマスターの業務に必要ですからね」
「あ、そう……」
グレモリー・グリモワールは絶句しました。
「無限っ!なら、これ、1つもらえたり……」
ディーテ・エクセルシオールが言います。
「取ってみて下さい」
私は、陳列棚を指し示しました。
「「良いの?」ですか?」
グレモリー・グリモワールとディーテ・エクセルシオールが声を揃えて言います。
「手に取る事が出来るか、試してみて下さい」
2人は、アイテムを陳列棚が取り出そうとしましたが、アイテムはビクともしません。
「ゲームマスターにしか取り出せません」
「あ、そう……」
グレモリー・グリモワールは言いました。
「グレモリー、ディーテさん。2人がゲームマスターの業務に協力してくれる時には、必要な装備品を貸与する事は規定上可能です。また、私が、私の判断でアイテムを譲渡する事も許されています。ですが……無制限にアイテムを渡すような事は出来ません。あくまでも、必要に応じてです」
「だよね〜」
グレモリー・グリモワールは言います。
「でも、逆に言えば、【調停者】が必要と認めれば、アイテムは幾らでも……」
「ディーテ。ゲームマスターって、おっかない人達なんだよ。避けられない場合もあるけれど、なるべくなら貸し借りを作るのは、やめておきな」
グレモリー・グリモワールがディーテ・エクセルシオールを窘めました。
「そ、そうね……」
・・・
次は、工場。
「ここは、見た通り、工場ですね。現在、【コンシェルジュ】と呼ばれる【神の遺物】の【自動人形】を生産しています。基本的に、【神の遺物】の【魔法装置】は何でも製造出来ます」
「【神の遺物】って、複製不可能な設定だよね?」
「厳密には……【創造主】の魔法以外では複製出来ない……というのが、【神の遺物】の設定です。この工場の【プロトコル】として機能しているのは、【創造主】の魔法で創造された【ワールド・コア】のミネルヴァ自身。つまり、ここでは、【創造主】の魔法で新造生産されています。複製ではなく、オリジナルなのですよ」
「あ、そう」
「ここでは、機械的機構を持つ【神の遺物】を製造出来ます。巨大な物も製造可能。この工場と【ストッカー】で全ての【神の遺物】を網羅する訳ですね」
「何か、【神の遺物】を手に入れる為に、課金しまくったり、遺跡に入り浸ったりするのが馬鹿馬鹿しくなって来る話だね」
グレモリー・グリモワールは言いました。
「業務に必要なのです。遊びに使う訳ではありませんよ」
「ま、そうだろうけどもさ……」
・・・
研究所。
「ここは、諸々の研究をする部門です」
とはいえ、何か実験をして素晴らしい化学的成果を出す、というような用途では使われません。
そんな事はミネルヴァに丸っと任せれば良いのです。
ここは……人種がどういった手段で違法なモノを製造しているのか……を再現する為の部屋なのです。
人種が、世界の理に違反して、兵器や薬品・毒物など、何か、良からぬモノを作り出してしまった場合、それが、どういう経緯で、どのような工程で行われたのかを調べ、人種がした方法を再現して、それを証拠の補強材料として利用したり、魔法ギルドに情報提供して、管理・監督に役立てさせる目的でした。
「超激レア・アイテムが、あんな無造作に置かれているとか、あり得ん……」
グレモリー・グリモワールが唖然として呟きました。
研究所には、棚に【エメラルド・碑板】や【賢者の石】が大量に入っています。
まあ、ゲームマスターにとっては、【エメラルド・碑板】は、ただの端末……【賢者の石】は、消耗品扱いですからね。
・・・
訓練場。
「ここは、訓練場です」
「観客席はないけれど、雰囲気は【闘技場】に似ているわね」
ディーテ・エクセルシオールが言いました。
「そうだね。という事は、【闘技場】の死んでも復活するギミックもあるんじゃない?あっ、ほら、復活エリアの魔法陣があったよ」
グレモリー・グリモワールが言います。
「しかし、ゲームマスターは元より不死身です。必要ないのでは?」
ファヴが言いました。
「実は、この【ワールド・コア】ルーム全体が不死身エリアなのです。この訓練場で死ぬと、あそこの復活エリアで復活しますが、それ以外の【ワールド・コア】ルーム内で死ぬと、【ワールド・コア】の真下で復活します。もちろん、ファヴが言ったように、ゲームマスターは不死身ですから必要ありませんがね」
「はぁ〜……もう、何だか食傷気味だよ……。ゲームマスターはチートだっていう事を再認識しただけだね〜」
グレモリー・グリモワールは、溜息を吐きます。
グレモリー・グリモワール以外のメンバーも苦笑しました。
「では、少し早いですが昼食にしましょうか?和洋中、大概のモノはありますよ」
「本当?なら、お蕎麦が食べたい。別に蕎麦好きでもなかったんだけれど、何だか無性に蕎麦とかが恋しいんだよね。盛りそばに、鴨南蛮蕎麦が食べたいな」
グレモリー・グリモワールが言いました。
なるほど……私も日本蕎麦を久しぶりにツルッといきたい気分です。
「ソバ屋はありますよ。更科系と、挽きぐるみ系と、両方ともメニューにあったはずです」
「おしっ、両方食べてみよう」
「ソバって、水に溶いてクレープとかにする救荒穀物よね。寒かったり雨が少なかったり乾燥した土地でも育つから、ノース大陸では結構栽培している農家もあるけれど、味はポソポソして美味しくないわよ」
ディーテ・エクセルシオールが言いました。
「ふふふ……ディーテ、それは本物の蕎麦を食べた事がない者の意見だね。本物の日本蕎麦は美味しいんだよ」
グレモリー・グリモワールは言います。
「あら、そうなの?日本って、グレモリーちゃんの生まれた地球の国よね?ソバ……食べてみようかしら」
「まあ、無理強いはしないけれどね。興味があれば食べてみたら良いよ」
「とりあえず、どんなモノか見てみるわ」
「では、案内します。ファヴとトリニティは、何が食べたいですか?」
「僕は、ソフィアお姉様と合流します」
ファヴが言いました。
「私は、主人の行かれる所に、お供致します」
トリニティは言います。
私達は、ゾロゾロと、蕎麦屋に向かいました。
ソフィアと合流する、と言ったファヴは、ソフィアと【念話】で話しながら、道案内してもらっています。
やがて、【マッピング】の範囲内に入ったのか、ファヴは、飛んで行きました。
・・・
ガラガラ……。
「ごめん下さいよ、っと」
グレモリー・グリモワールが蕎麦屋の暖簾を押して、引戸を開けました。
「いらっしゃいませ」
1体の【コンシェルジュ】が微笑んで迎えてくれます。
この【コンシェルジュ】が、蕎麦屋の調理から給仕までを1人でこなしているのですね。
現在、【コンシェルジュ】の人数が足りないので、もしかしたら、複数の店舗を掛け持ちしているのかもしれません。
すると。
「何じゃ、皆も来たのか?」
座敷の方からソフィアの声がしました。
ウルスラが、ヒョッコリと、顔を覗かせます。
私達が座敷に上がると、ソフィアとウルスラとオラクルとヴィクトーリアとファヴが勢揃いしていました。
「ソフィア達もいたのですね?」
「そうじゃ。このソバなるものは、パスタやラーメンに似ておるが、似て非なる物じゃ。我は、この月見ソバが気に入ったのじゃ……ズルズル〜……」
「それは、良かったですね」
どうやら、ソフィアは、店先に置いてあったメニューを見て、親子丼を食べに蕎麦屋に入り、親子丼を堪能した後、月見蕎麦を発見したのだ、とか。
ほどなくして、水とオシボリを持って、先ほどの【コンシェルジュ】がやって来ました。
「私は、盛り3枚と、鴨南蛮蕎麦ね。盛りの2枚は更科で、1枚は挽きぐるみで」
グレモリー・グリモワールは、早速、注文しました。
「私は、盛りそばを、更科系と挽きぐるみで1枚ずつ、大盛りにして下さい。それから、コロッケ蕎麦を下さい」
「なぬーーっ!コロッケ蕎麦とは何じゃ?メニューにないのじゃ」
ソフィアが言います。
「裏メニューですよ。付け合わせのコロッケをツユに浸して、グズグズになったところを食べるのが好きなのです。少し、お行儀は悪いですけれどね」
「我も、コロッケそばを追加じゃ」
あ、そう。
「グレモリーちゃん、サラシナとかヒキグルミって何?」
ディーテ・エクセルシオールが訊ねました。
「蕎麦を粉に挽く時に、蕎麦の実の胚乳の中心部分だけを取り出した物を、更科粉って呼ぶんだよ。更科粉は白くて、味は品が良くて甘い最高級品だね。対して、蕎麦の実の食べられる部分を全部挽いて全粒粉にするのが、挽きぐるみ。コッチは黒っぽい粉になる。雑味があるけれど、風味と香りが強くて、これはこれで美味しいよ」
グレモリー・グリモワールが説明しました。
「なるほど……なら、私達がイメージするソバの粉は、挽きぐるみの方ね。じゃあ、更科粉というモノを試してみようかしら」
ディーテ・エクセルシオールが言います。
ファヴは天ぷら蕎麦と五目蕎麦。
ディーテ・エクセルシオールは、盛りそばと、肉蕎麦。
トリニティはキツネ蕎麦とタヌキ蕎麦。
・・・
皆の注文が揃いました。
ファヴの天ぷら蕎麦は、エビがデカいですね。
さすが異世界。
今度、私も天ぷら蕎麦や天丼を食べてみましょう。
ディーテ・エクセルシオールの肉蕎麦も美味しそうですね。
トリニティは表情は変わりませんが、何だか……これじゃない感……があるようです。
ああ……なるほど。
「トリニティ。キツネ蕎麦とタヌキ蕎麦には、キツネ肉とタヌキ肉は、入っていないのですよ」
「そ、そうなのですね。知りませんでした」
「私が説明するべきでした。では、それはソフィアにあげて、トリニティは、鴨南蛮蕎麦と肉蕎麦を頼みましょう」
「うむ。我が食べてやるのじゃ……ズルズル〜……」
「お手間をかけます」
「いいえ。気が付かなくて、ごめんなさい」
「いえいえ、とんでもない……」
・・・
やがて、トリニティの鴨南蛮蕎麦と肉蕎麦も出来上がり、皆、完食。
やはり、異世界の料理は美味しいですね。
人生一の蕎麦を更新しました。
「美味しかったわ〜。蕎麦が、こんなに美味しいなら、救荒作物なんて邪険にしなくても良くなるわね……。ノヒト様、レシピを頂けませんか?」
「一般的な日本蕎麦の打ち方なら、ユーザーが書いた料理本には掲載されていますよ。蕎麦は、熟練の技能は必要ですが、調理工程自体は、とても簡単ですので」
「なるほど、出版社に問い合わせてみましょう」
ディーテ・エクセルシオールが蕎麦のレシピを欲しがったのは、何も自分が食べたいからではありません。
救荒作物は、不作の時の代替食料として飢餓を防ぐ為に必要なモノですが、味が悪いモノが多く概して好まれません。
売れないので、そういう危機管理的に栽培されている救荒作物は、国が税制優遇をしたり、補助金を出して育てさせている事が普通。
平たく言えば、お金がかかるのですよ。
全て、経済原則に任せて、自由に農業をやらせてしまうと、売れる作物や商業的に効率が良い作物ばかりが栽培される事になります。
しかし、それでは万が一の時に食料自給率が著しく下がる事を危惧しなければなりません。
【ユグドラシル連邦】は大国ですから、他の地域から食料を輸入すれば飢える事はないでしょうが……。
ディーテ・エクセルシオールは、蕎麦が美味しい、という事を啓蒙して、積極的に蕎麦の作付けをしてもらい、それを日常的に食す習慣が広がれば良い、と考えているのです。
蕎麦の流通量が増え、市場価値が高まれば、それだけ税金を使わなくても良くなる、と。
つまり、為政者の視点なのでしょう。
「フェリシアとレイニールも連れて来て食べさせてあげたいよ。【サンタ・グレモリア】も食料事情は多少改善されたとはいえ、こんなに美味しい物を選びたい放題っていうレベルには程遠いからね」
グレモリー・グリモワールは、しみじみと言いました。
「わかりました。フェリシアとレイニール……グレモリーの養子の2人に関しては、ゲームマスター本部への立ち入りを許可しますよ」
「ありがとう、ノヒト」
グレモリー・グリモワールは、礼を言います。
「どう致しまして。ミネルヴァ、よろしく」
「了解です。グレモリーさん、今度、フェリシアさんと、レイニールさんを連れて来る時には、魔力反応を登録させて下さいね」
ミネルヴァが言います。
基本的に、【ワールド・コア】ルームに直接【転移】は出来ません。
転移座標を設置しておいて、外部からの直接【転移】をしようとしても、ミネルヴァに弾かれます。
ミネルヴァの許可を得て【ワールド・コア】ルームに一旦入れば、【ワールド・コア】ルーム内の転移座標に【転移】が可能。
セキュリティ上の仕様です。
「わかったよ。ありがとう、ミネルヴァ」
この【ワールド・コア】ルーム内は、どこにいても、呼びかければ、ミネルヴァが応答してくれました。
マイクは、スピーカーは、などという瑣末な疑問はナンセンスですよ。
ミネルヴァには、ほとんど不可能な事はないのですからね。
私達は、美味しい蕎麦に満足して、蕎麦屋を後にしました。
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